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英会話を週1で続けて効果はある?理想の学習回数を紹介

英会話を週1で続けて効果はある?理想の学習回数を紹介
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英会話のレッスンを週1で続けているけれど、これって効果はあるのかな?どれくらいの学習回数が理想なのだろう…?
Imai
Imai
ライターのImaiです。大学時代に4年間、学習塾で英語講師として働いた経験があります。現在は起業をして、ライター、ライティングセミナー講師、編集者、校閲者として活動中です。

英会話を週1の頻度で学習している方も少なくはないかと思いますが、忙しいとなかなか勉強時間も取れませんよね。学習頻度が週1だと、「これで効果はあるのかな…」と不安になることもあるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、週1で英会話を続けても効果はあるのかをEnglish With編集部がリサーチしたので解説いたします。

英会話学習に理想とされる頻度や、忙しくても学習時間を作るおすすめの方法も記載したので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

英会話を週1で続けて効果はあるのか?【結論】

英会話スクールに週1で通う、通信教育で英会話を週1のみレッスンを受講するのは、本当に効果はあるのだろうか…と気になる方も多いですよね。

結論からお伝えすると、英会話は週1のみの学習でも効果を実感できることが期待できます。

確かに英会話の学習時間として週1は頻度が高いとは言えません。しかし、1週間全く英会話を勉強していない状況と比べれば、週1でも十分効果を得ることはできるのです。

英会話スクールのレッスンに週1しか通えないからと言って、効果はないだろうと諦めることはせずに継続しましょう。

次で、大人の英語学習と子供の英語学習で週1のレッスンを行う効果を説明していきます。

週1で大人が英語学習をした場合

週一の英語学習大人の英会話学習の場合、仕事、家事、育児などで忙しくてなかなか学習時間を確保できない方も少なくはありません。本当はもっと学習したいのに、多忙からレッスンが週1になることもあり得るでしょう。

大人が週1の頻度で英会話を続けても、十分に効果を期待することが可能です。その理由は、英語の基礎知識にあります。

大人であれば、中学、高校などを通じて既に英語を学んできた経験があります。社会人になり一切英語を使っていない方でも、英単語をある程度知っている、基本的な文法のルール(5文型など)を理解している、よく使う英会話フレーズを知っている状態と言えます。

学習頻度が週1でも、学生時代に学習した内容を思い出すこともあるため、学習効果は期待できるでしょう。

ウェクスラー記憶検査と呼ばれる記憶障害の有無やその程度を評価するための検査によると、20代から30代の年齢層で最も高い言語系の記憶力があるとされているのです。

単なる暗記ではなく、言語能力を必要とする暗記であれば、20代から30代の大人は他の年齢層と比べて有利と考えられ、特に週1でも効果が期待できます。

週1で子供が英語学習をした場合

週一で英語学習する子ども子供の場合も、週1で英会話の学習効果を得ることはもちろん可能です。

子供の場合は、習い事を複数している可能性もあり、週1でしか英会話を学習できないこともあるでしょう。

「子供は大人と比べて脳がまっさらな状態なので、新しいことでもどんどん吸収する」と言われてます。大人のように「英語は難しい」という先入観を持たない好奇心旺盛な子供は、英語学習を楽しむ傾向があり、大人と比べて吸収もスピードも速いと言って良いでしょう。

しかし、英語を習得するには脳の臨界期(7歳前後)を意識する必要があります。一般的には7歳までは非常に高い言語習得能力があるとされていますが、それ以降は低下してしまいます。

ただ、7歳以上の子供でも、全く英会話を学習しない状況と比べれば週1でも効果は期待できるので早めのスタートが肝心です。

英会話を何回続けるのが効果的?週1回の回数は?推奨回数について

英会話は何回続けるのが効果的なのか、気になる方も多いでしょう。

学習効果には個人差があるため、一概に言うことはできませんが、一般的には週1程度の少ない頻度よりも「週2~3回の頻度でレッスンを受けて自習をすること」が推奨されています。

では、次も大人と子供に分けて英会話の推奨回数を解説いたします。

大人の英会話レッスンの推奨回数

英語を学習するおとな大人の英語学習の推奨回数は、週3です。

英語習得のためには、頻度が高いほうが良いに越したことはありません。本気で英会話を学んで、英語習得をしたい方であれば、週3ではなく毎日学習する必要があります。

しかし、大人の場合は毎日学習するのは、あまり現実的ではないですよね。仕事や家事、育児などがあると、学習時間の確保は難しいもの。頑張りすぎてしまうと、途中で挫折する可能性も大いに考えられます。

仕事などで忙しい大人の場合は、無理をしすぎずに自分が継続できる回数で学習することがポイントです。

また、場合によっては「金・土・日」と3日連続学習するのではなく、「月・水・金」と間隔を空けて学習することをおすすめします。

英語学習が連続すると、理解が追いつかない可能性もあり得ます。学習間隔を空けることで、次のレッスンまでに前回学習して理解できたこと、理解しきれなかったことが把握しやすくなるので、なるべく適度な間隔を空けて学習しましょう。

子供の英会話レッスンの推奨回数

英語を勉強する子ども子供の英会話学習の推奨回数は、週2です。

2020年度から小学校でも外国語(英語)が必修化され、子供は学校で英語を学んでいます。そのため、学校で学習した内容をレッスンで補足するようなスタイルで週2で英語を学べば、効果がしっかりと得られる可能性があるのです。

週3以上の頻度で英会話を学習するのも、おすすめしないわけではありません。頻度が高いほうがより効果が得られやすいでしょう。しかし、子供の場合は英会話以外にも習い事をしていることがあり、週3以上の頻度で英会話を学習するのはあまり現実的ではないかもしれません。

また、子供は大人と比べて集中力が低いとされています。個人差はありますが、一般的には子供の場合は15分から30分、大人は40分から50分ほど、集中力が持続すると言われているのです。

学習時間は長い方が理想的ですが、子供が飽きてしまう可能性も…。飽きてしまうと「英語=つまらない」と認識することもあるので、子供が飽きにくい学習時間、学習頻度を意識してください。

子供の場合は、学習時間は短時間でも良いので、週2はしっかりと学習すると家庭でルール決めすることをおすすめします。英会話の学習を習慣化させることも大切です。習慣化のためには、周囲の大人のサポートもかかせません。

子供が幼い場合は、以下のように英語学習ルールを決めましょう。

学習ルール(例)
  • 〇曜日と〇曜日は英会話の勉強をする
  • 〇時になったら、英会話の予習をする
  • まずは英会話レッスンを〇月まで続ける

上記のように家庭で学習ルールを決めると、習慣化しやすいです。ひとりでスケジューリングが難しい年齢であれば、大人がサポートをして一緒に計画を立てましょう。

また、子供がなかなか集中しない、途中で飽きてしまう場合は、学習タイマーがおすすめです。

学習タイマーとは、受験勉強や通常学習のために作られたタイマーのことで、キッチンタイマーとは異なり、カウントアップ(加算)することができるのが特徴です。学習に集中しやすいようにアラームが鳴らないものもあります。

学習時間の最初の15分は復習、一旦10分休憩を挟んで、15分を予習に充てることも簡単にできます。これなら大人と比較して集中力が短い子供でも学習しやすいですよね。

子供が英会話の学習に飽きてしまったときも、タイマーを見て「あと10分ならもう少し頑張ろうかな」という気持ちになるでしょう。

学習タイマーはネットで売られているので、興味のある方は探してみませんか。

中学生や高校生であれば、スタディプランナーの利用がおすすめです。スタディプランナーとは、1日の学習目標、ゴール、学習時間などを書き込めるノートのこと。1日のスケジュールを書き込めるものもあるので、利用することで規則正しい生活習慣作りにも役立ちます。

スタディプランナーは100円ショップでも売られているので、使ってみるのも良いでしょう。アプリタイプのスタディプランナーはスマホで手軽に使えるのでおすすめです。

iPadやスマホなどで使えるアプリ「GoodNotes」で学習計画を立てる学生もたくさんいます。学校のオンライン学習のためにiPadなどを持っている方はぜひ利用してみましょう。学習計画に役立つ無料アプリは他にもあるので、探してみてくださいね。

ここまで週2~3の頻度を推奨しましたが、英語学習は継続することも重要です。

次の二人の学習効果を比べてみましょう。

二人の学習効果
  • Aさん:週3の頻度で英語学習をするものの、半年で辞めてしまう
  • Bさん:週1の頻度での英語学習を1年半続けている

AさんとBさんではどちらが学習効果を得ているでしょうか。多くの方は、Bさんのほうが英語を習得していると答えるはずです。

このように英語学習は頻度だけでなく、継続することも学習効果を得るためには大切。継続できなければ効果は得られにくいので、自分にとって続けやすい頻度を心がけてください。

週1以上に英会話の学習時間を増やす方法

ここまで読んできている方の中には、大人であれば仕事や家事、育児などで忙しく週1でしか英会話スクールに通えないという方も多いでしょう。

子供の場合も、学校や他の習い事があって週1のみ英会話スクールに通っている状況の方も少なくはないはずです。

そこでここでは、忙しい人向けに英会話の学習時間を増やす方法をご紹介します。

おすすめの学習時間の増やし方は次の4つです。

学習時間の増やし方
  1. 通学型からオンライン英会話レッスンに変更する
  2. 隙間時間を利用する
  3. 英会話学習アプリを利用する
  4. 1日の行動を見直す

1.通学型からオンライン英会話レッスンに変更する

オンライン英会話レッスンを受ける人英会話スクールに通学している方は、オンライン英会話レッスンに変更するのがおすすめです。

オンライン英会話は、ネット環境さえあればどこでもレッスンを受けることができます。自宅で気軽に受けることも可能です。オンライン英会話は、時間の有効活用になるため、忙しい方にも受講しやすく、無駄なく英語学習できるでしょう。

空いた時間は予習、復習など英会話学習に時間を割くことで学習時間が増えれば、効果もより期待できます。

通学タイプの英会話スクールだと週1だった方も、オンライン英会話であれば週2でレッスンが受けられるかもしれません。

以下では予約不要で通えるオンライン英会話スクールの情報をまとめています。

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2.隙間時間を利用する

隙間時間に英語を学ぶ人隙間時間を見つけて、英会話学習に充てるのもおすすめです。

なかなか隙間時間が見つからないと感じる方は次を参考にしてみてください。

隙間時間での英語学習(例)
  • 電車やバスなどの待ち時間
  • 電車やバスなどの移動時間
  • 病院や銀行での待ち時間
  • 寝る前の15分
  • 歯磨き中の3分
  • 仕事の休憩時間

わずかな隙間時間でも、積み重ねることで効果に繋がります。

隙間時間に英会話の学習ができるように、学習ツールを持ち歩いておくと良いですよ。テキストを持ち運びたくない方は、電子書籍にしてスマホで隙間時間に閲覧することをおすすめします。

紙のテキストの方は、内容をカメラで撮影して隙間時間を利用して画像で学習すると良いでしょう。

3.英会話学習アプリを利用する

アプリで英会話学習する人英会話学習アプリを利用するのもおすすめです。

アプリを起動をすれば、好きな場所でいつでも英会話を学習することができるため、忙しい人でも学習時間を増やすことができるでしょう。

英会話スクールによっては自習用のアプリを提供していることもあるので、利用してみてください。有料英会話学習アプリだけでなく、無料のアプリもあります。興味があれば探してみてくださいね。

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4.1日の行動を見直す

一日の行動をかき出す学習時間がなかなか取れないと感じている方は、自分の1日の行動を見直してみましょう。

1日の行動を見直して、学習時間を増やすコツをご紹介します。

まず1日の行動をリストアップしてみましょう。

起きる、トイレに行く、顔を洗う、歯磨きをする、テレビを見る、スマホを見る…など箇条書きで良いのでリスト化し、行動を次の3つに分類します。

3つの分類方法
  • 絶対にやめられない行動(生活において欠かせない行動)
  • やめていい行動
  • やめたくない行動(気持ち次第でやめられる行動)

たとえば、トイレ、洗顔、歯磨きは、「絶対にやめられない行動」に分類されるはずです。「やめていい行動」と「やめたくない行動」は個人差があります。行動を3つに分類したら、「やめていい行動」を英会話の学習時間に充てましょう。これで1日あたりの学習時間が増えます。

「やめたくない行動」をやめて、その時間に英会話学習をすれば、さらに1日の学習時間が伸ばせます。しかし、これでは継続ができない可能性も…。

繰り返しますが、英会話学習には継続がとても大切です。英会話のために急に生活を変えてしまうと、負担になることもあります。楽しみが減ってしまうこともあるでしょう。

無理をせずに、少しずつ学習時間を増やすことをおすすめします。

まとめ:週1でも英会話は効果あり!しかし理想は週2~3回の頻度

英会話学習は週1でも効果は期待できますが、学習頻度は高いに越したことはありません。推奨されているのは、週2~3回でさらに自習をすること。

仕事、育児、家事などで忙しい大人や、学校や習い事で忙しい子供は、ここで紹介した学習時間を増やす方法を試してみてください。

英会話はやった分だけ伸びるはずです。工夫をして時間を作って、英語を学習していきましょう。

ついつい学習頻度ばかりに意識が向いてしまうこともありますが、英会話は継続することも大切です。無理をしすぎずに、自分が継続しやすい頻度で英会話を学習していくことをおすすめします。

その他、オンライン英会話をより効果的に受講する際に読んでおきたい記事を以下でまとめています。気になる方はチェックしてみてください!

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執筆者
Imai
Imaiです。大学時代に4年間、進学塾で英語講師をしていました。異文化について興味があり、ボランティアで国内案内をしたことも。現在は起業をしてライター、編集者、校閲者として活動中。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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