今回の記事では、英語のニュースに関連する単語と学習アプリを紹介します。
英語を使いこなすためには、たくさんの単語を知っておく必要がありますよね。単語の習得には色々な方法がありますが、おすすめなのが英語のニュースで単語を学ぶこと。また、ニュース関連の単語が学べるアプリの活用も効果的です。
アプリでの勉強は、スマホで学習を進められるので続けやすく、スキマ時間も有効活用できるというメリットがあります。
また、英語のニュースを読むことで、文中で使用される単語の意味や使い方を覚えられるというメリットも。
そこで今回は、ニュースに関連する単語とおすすめの学習アプリを紹介します。英語のニュースを読むときの参考にしてみてくださいね!
▼English With編集部がまとめた「英単語がニュースから学べるおすすめのアプリ」を紹介!先にチェックしたい方は以下を参考にしてください!
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目次
- 英語のニュースに出てくる単語まとめ
- 1.government:政府
- 2.prime minister:総理大臣
- 3.administration:政権
- 4.the Diet:国会
- 5.bill:法案
- 6.poll:世論調査
- 7.politics:政治
- 8.economy:経済
- 9.statistics:統計
- 10.diplomacy:外交
- 11.alliance:同盟
- 12.court:裁判、裁判所
- 13.attack:攻撃
- 14.accident:事故
- 15.outbreak:(突発的な)発生
- 16.circumstances:状況
- 17.consequence:結果
- 18.environment:環境
- 19.climate:気候
- 20.evacuation:避難
- 英語のニュースから単語が学べるおすすめアプリ【5選】
- まとめ:英語ニュースが読めるアプリを活用して英単語を勉強しよう!
英語のニュースに出てくる単語まとめ
ここでは、英語のニュースによく出てくる単語を紹介します。
覚えるまで、単語を何度も口に出して練習してみましょう!
- government(政府)
- prime minister(総理大臣)
- administration(政権)
- the Diet(国会)
- bill(法案)
- poll(世論調査)
- politics(政治)
- economy(経済)
- statistics(統計)
- diplomacy(外交)
- alliance(同盟)
- court(裁判、裁判所)
- attack(攻撃)
- accident(事故)
- pandemic(発生)
- circumstances(状況)
- consequence(結果)
- environment(環境)
- climate(気候)
- evacuation(避難)
1.government:政府
「government」は政府という意味の単語です。ニュースでほとんど毎日見かける単語なので、しっかり覚えておきましょう。
政府機関は「government agency」、官僚などの国家公務員は「government officials」と言います。
2.prime minister:総理大臣
「Prime minister」は総理大臣を意味します。新聞のヘッドラインでは、「PM」と略されることもしばしば。
一方、大統領は「President」です。大統領制を採択しているアメリカの国のトップは「President」ですが、議員内閣制の日本のトップは「Prime minister」となります。間違えやすいので気をつけましょう。
3.administration:政権
「administration」は政権を意味する単語です。「The Biden Administration」で「バイデン政権」となります。
ニュースの主に政治に関する記事では、ほとんどの場合「administration」は政権を意味しますが、文脈によっては「管理」「執行」「運営」などを意味することもあるので、しっかりと文脈を把握して意味をとらえるようにしましょう。
4.the Diet:国会
「the Diet」は日本の国会を意味します。国会議員は「a member of the Diet」で、衆議院は「the House of Representatives」、参議院は「the House of Councilors」と表現されます。
日本以外の国の国会に当たる議会は、別の表現となることもあるので注意が必要です。アメリカ連邦議会は「Congress」、英国議会は「Parliament」となります。
5.bill:法案
「bill」は政治的文脈で使用される場合、「法案」を意味します。法案が議会で可決されると「law」(法律)となります。
なお、日常において「bill」は紙幣や会計を意味する場合が多いです。文脈によって全く違った意味となるので、注意しましょう。
6.poll:世論調査
「poll」は世論調査を意味する単語です。選挙前にどの候補が有力か、などを各新聞社等が調査するケースも多いため、選挙が近づくと目にする機会も多くなります。また世論調査に限らず、単純に意見を募る調査も「poll」と表現することが可能です。
「poll」は人々の意見を調査するものである一方、「census」は人口や年齢、性別などを調査する国勢調査を意味します。同じ「調査」であっても、その目的や文脈によって表現が異なるので注意が必要です。
7.politics:政治
「politics」は政治を意味します。ニュースの見出しで頻出する単語なので、英語でニュースを読む際はぜひ覚えておきましょう。
政治家は「politician」です。「political」は「政治的な」という意味になるので、「political issues」で政治問題、「political reform」で政治改革を意味します。
8.economy:経済
「economy」は経済を意味する単語です。「economic situation」は経済状況を意味し、「world economic situation」で「世界の経済状況」となります。ニュースの政治経済面に頻出する単語なので、ぜひ覚えておきましょう。
また、「経済学」と表現したい場合は、「economics」となり、「経済学部」は「Department of Economics」です。
9.statistics:統計
「statistics」は統計を意味します。「trade statistics」(貿易統計)や「vital statistics」(人口統計)など、様々なニュース記事で統計データを示す際に頻繁に使用される単語なので、ぜひ覚えておきましょう。
なお、「Statistics Bureau of Japan」(総務省統計局)のホームページでは、日本における様々な統計データを英語でも公開しているので、日本の統計データについて英語で表現したい時に活用してみてください。
10.diplomacy:外交
「diplomacy」は外交を意味する単語です。外交官は「diplomat」、「diplomatic issues」で外交問題となります。これらの単語も、国際問題に関するニュース記事でよく使用されるので、覚えておきましょう。
国外で外交の拠点となるのが「embassy」(大使館)です。日本大使館は「Embassy of Japan」と表現されます。
11.alliance:同盟
「alliance」は同盟を意味する単語です。「military alliance」で軍事同盟、「international alliance」で国際同盟となります。
また、ビジネスにおける企業同士の連盟を表現する際に「alliance」が使用されることも。政治的文脈でもビジネス的文脈でも使われる単語なので、しっかり覚えておきましょう。
12.court:裁判、裁判所
「court」は裁判や裁判所を意味します。地方裁判所は「District Court」、家庭裁判所は「Domestic Relations Court」、高等裁判所は「High Court」、最高裁判所は「Supreme Court」と表現されます。
また、民事裁判は「civil trial」、刑事裁判は「criminal trial」です。裁判に関することもよくニュース記事になるので、裁判に関連した単語もチェックしておきましょう。
13.attack:攻撃
「attack」は攻撃を意味し、「under attack」で攻撃下にあるという表現になります。「war」(戦争)、「invasion」(侵略)などの単語も、あわせて覚えておきましょう。
また、近年では「cyber attack」(サイバー攻撃)に関するニュースも頻繁に報じられています。ハッキング被害に実際に遭ったことがある方も、多いのではないでしょうか。「SNSアカウントが乗っ取られた」は「My SNS account was hacked.」と表現できます。
14.accident:事故
「accident」は事故という意味です。事故に関するニュースは、日々取り扱われていますよね。「traffic accident」で交通事故を意味し、車が激しく衝突した事故は「car crush」と表現されることもあります。
死亡事故は「fatal acccident」と言います。同じ事故でも使用される単語や表現の違いで、事故の大きさを推測することができるのです。
15.outbreak:(突発的な)発生
「outbreak」は、病気や戦争などの突発的な発生を意味する単語です。近年では、感染症関連のニュースでよく見かけますよね。
「disease outbreak」は局地的な病気の発生を意味しますが、それが国や大陸を越えて世界的に広がると「pandemic」(パンデミック、世界的流行)と呼ばれるようになります。
16.circumstances:状況
「circumstances」は状況を意味する単語で、通常複数形で使用されます。「suspicious circumstances」で不審な状況、「unusual circumstances」で異常な状況など、ニュースでは事件の状況を伝える際に使われることが多いです。
「situation」も同様に状況を意味しますが、「circumstances」は特に自分で変えることが難しい状況を指します。
17.consequence:結果
「consequence」は結果を意味します。特に、先行する行動や状況の影響を受けた結果を表現する時に使われ、あまり良くない結果というニュアンスを含みます。
「A faces the consequences of smoking.」で、「Aは喫煙の結果に直面する」という意味ですが、喫煙という行動の影響を受けたネガティブな結果という意味合いとなります。
18.environment:環境
「environment」は環境を意味します。「environmental issue」で環境問題という意味となり、ニュース記事でもよく見かける単語です。
「Air pollution」(空気汚染)や「water pollution」(水質汚染)、「Deforestation」(森林破壊)など様々な環境問題について日々ニュースで語られているので、チェックしてみましょう。
19.climate:気候
「climate」は気候を意味します。最近では、気候変動を意味する「climate change」という単語が頻繁にニュースで取り上げられているので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
気候変動に関連して「global warming」(地球温暖化)や「greenhouse gas」(温室効果ガス)なども、頻繁にニューストピックとして扱われます。英語の知識としてはもちろん、教養として必ずおさえておきましょう。
20.evacuation:避難
「evacuation」は避難を意味します。避難勧告は「evacuation advisory」、強制力を伴う避難命令は「evacuation order」です。
警報は「warning」という単語を使用するので、例えば津波警報であれば「tsunami warning」となります。ちなみに、津波は日本語がそのまま国際的に「tsunami」として認知されています。興味深いですね!
英語のニュースから単語が学べるおすすめアプリ【5選】
次に、英語のニュースから単語が学べるおすすめのアプリを紹介していきます。
気になるアプリがあれば、ぜひ公式サイトをチェックしてみましょう!
- ENGLISH COMPANY MOBILE
- レシピー
- ざっくり英語ニュース!StudyNow
- News in Levels
- BBC Learning English
1.ENGLISH COMPANY MOBILE
対応OS | iPhone/Android |
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価格 | 無料 |
有料課金 | 4,378円(税込)~/月 |
ENGLISH COMPANY MOBILEは、英語コーチングスクールのENGLISH COMPANYが提供するカリキュラムを完全に再現した英語学習アプリです。
こちらのアプリの単語学習は、定着が確認できるチェック機能がついているため、覚えるまで繰り返し練習ができます。
さらに覚えた単語をもとに、リーディングのトレーニングが可能です。速読力アップに欠かせない、英文を頭から読むクセをつけることができます。音声もついてくるので、リスニングやシャドーイング練習もできるのがうれしいポイントですね。
また、アプリを利用するとNikkei Asiaの購読もでき、最新の英語ニュースを読むことが可能です。Nikkei Asiaでは政治経済を中心に、幅広いトピックをカバーしています。色々な英語記事から単語や表現を学べるのが魅力です。
1日15分から学習可能なので、忙しい方でも英語学習を続けることができます。毎日こつこつ英語学習をして、着実に英語力をつけたい方におすすめのアプリです。
2.レシピー
対応OS | iPhone/Android |
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価格 | 無料 |
有料課金 | 480円(税込)~/月 |
レシピ―は、読む・聞く・話す・書くをはじめとした全部のスキルが学べるアプリです。
リーディング学習では、興味のあるニュースを選んで読むことができ、日本語訳つきの記事もありますので初心者の方でも安心ですね。
ニュースの中で分からない単語があれば、タップして発音や意味のチェックができます。調べた単語は単語帳に保存することができるので、復習に役立てることも可能です。
また、リスニング・スピーキング・ライティング、TOEIC対策など幅広い学習コンテンツを提供していますので、リーディングだけでなく総合的に英語力を高めたい方におすすめできるアプリです。
3.ざっくり英語ニュース!StudyNow
対応OS | iPhone/Android |
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価格 | 無料 |
有料課金 | 360円(税込)~/月 |
StudyNowは、国内外のニュースを短い文章で読むことができる英語学習アプリです。
それぞれのニュース記事のページでは、記事に出てきた単語や熟語の意味を確認することができます。単語の解説や使い方、豆知識なども日本語で説明されているので、1つの記事から多くが学べるアプリです。
ニュースは音声もついていますので、リスニング練習に役立てることが可能。音声の早さも0.5倍速から2倍速まで調整ができるので、自分のレベルに合わせて学習を進めることができるのはうれしいですね。
ニュースから単語を学びながら、使い方や意味を詳しく学びたい方におすすめのアプリです。
4.News in Levels
対応OS | iPhone/Android |
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価格 | 無料 |
有料課金 | 550円(税込)/月 |
News in Levelsは、ニュース記事を無料で読める英語学習アプリです。
こちらのアプリでは、同じニュース記事の中でもレベルが3段階に分かれており、使われる表現や単語が異なります。表記は全て英語ですが、自分のレベルに合わせて記事を読んでいくことが可能です。
文章に出る難易度が高い単語は、英語で説明が書かれています。英単語を英語で理解する練習がしたい中~上級者の方に特におすすめできるアプリです。
ニュースを読み上げる音声や、記事の元になったオリジナルのニュースをYouTubeで見ることもできますので、単語を学びながらリスニングの練習に役立てることもできますね。
5.BBC Learning English
対応OS | iPhone/Android |
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価格 | 無料 |
有料課金 | なし |
BBC Learning Englishは、イギリスの国営放送局BBCが提供している英語学習アプリで、無料で利用可能です。
こちらのアプリでは、ニュース動画を視聴でき、さらに、字幕やスクリプト、ニュースの概要なども見ることができます。
ニュース内の重要単語は英語で意味や例文が書かれているので、英語で単語を学びたい中~上級者の方におすすめ。
単語をどれだけ覚えたかのミニクイズもありますので、クイズを通して復習をすることも可能です。
アプリからBBCのサイトにアクセスすれば、長文の英語ニュースを読むこともできます。アプリを使いながら、英文にたくさん触れることができるのでおすすめです。
まとめ:英語ニュースが読めるアプリを活用して英単語を勉強しよう!
今回の記事では、英語ニュースに関連する単語をはじめ、おすすめの英語学習アプリを紹介しました。
Nikkei Asiaを購読できる!ENGLISH COMPANY MOBILE
スキマ時間を有効に使って、ニュースを読みながら単語を学ぶと覚えやすいですね。
また、ニュースによく出る英単語も一緒に紹介しましたが、知らなかった単語はありましたか?
アプリで英語ニュースを読む時に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
その他、English Withでは英語ニュースを活用した英語学習に関する記事を多数用意!気になる記事があれば以下も読んでみてくださいね。
また、英語ニュースを通して学んだ単語を実際に使用することで、知識をしっかりと吸収することができます。オンライン英会話でニュースを話題にすれば、会話も弾むはず。ぜひアウトプットの機会として、オンライン英会話を検討してみましょう。