英語でスピーチをする時に、中身と同じくらい大切なのが最後の「締め方」になります。聞き手に内容を印象付けたり、感謝の気持ちを伝えたりするために、最後の締めの言葉はとても重要です。
しかし、「英語のスピーチでの締め方が分からない」「どのようなフレーズを使えばいいの?」とお悩みの方も少なくないはず。
そこで今回の記事では、英語スピーチで使える締めの言葉を紹介していきます。使い方やニュアンスを含めて詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
- 英語スピーチの締めの言葉・フレーズ【全11選】
- 1. I would like to conclude my talk(これで私の話を終わります)
- 2. In conclusion, 〜(まとめると、〜)
- 3. As I close, I want to leave you with this final thought 〜(結びに際して、特にお伝えしたいのは〜)
- 4. I hope my presentation is helpful to you.(このプレゼンがあなたにとって役立つことを願っています。)
- 5. Does anyone have any questions?(何か質問はありますか?)
- 6. I’d be happy to take any questions you may have.(質問があれば喜んでお受けします。)
- 7. Thank you for your attention.(ご清聴ありがとうございました。)
- 8. I appreciate your time.(お時間をありがとうございます。)
- 9. I am grateful for the opportunity to speak to you today.(今日ここで話す機会をいただけたことに感謝します。)
- 10. Let us work together to create a brighter future.(一緒に協力して、より明るい未来を創りましょう。)
- 11. I’d like to leave you with the words of ◯◯, who once said, 〜(最後に、◯◯が述べた言葉をお伝えしたいと思います。)
- 英語スピーチの締め方を学ぶには英語コーチングがおすすめ!
- まとめ:英語スピーチは締め方が重要!締めのフレーズを使ってスピーチをブラッシュアップしよう!
英語スピーチの締めの言葉・フレーズ【全11選】
早速、英語スピーチで使える締めの言葉を紹介していきます。
各フレーズの日本語訳と使い方について解説していくので、ぜひ英語スピーチの参考にしてみてください。
- I would like to conclude my talk(これで私の話を終わります)
- In conclusion, 〜(まとめると、〜)
- I hope my presentation is helpful to you.(このプレゼンがあなたにとって役立つことを願っています。)
- As I close, I want to leave you with this final thought 〜(結びに際して、特にお伝えしたいのは〜)
- Does anyone have any questions?(何か質問はありますか?)
- I’d be happy to take any questions you may have.(質問があれば喜んでお受けします。)
- Thank you for your attention.(ご清聴ありがとうございました。)
- I appreciate your time.(お時間をありがとうございます。)
- I am grateful for the opportunity to speak to you today.(今日ここで話す機会をいただけたことに感謝します。)
- Let us work together to create a brighter future.(一緒に協力して、より明るい未来を創りましょう。)
- I’d like to leave you with the words of ◯◯, who once said, 〜(最後に、◯◯が述べた言葉をお伝えしたいと思います。).
1. I would like to conclude my talk(これで私の話を終わります)
「 I would like to conclude my talk(これで私の話を終わります)」は、スピーチの締めの言葉として使われる一般的な結びのフレーズです。
後ろに「by 〜」や「with〜」をつけてスピーチで最も強調したいメッセージを伝えることもできます。
例えば、「I would like to conclude my talk by expressing the hope 〜 (〜を願って、結びとさせていただきます。)」「I would like to conclude my talk with a message of gratitude.(スピーチを締めくくるにあたり、感謝の意を表したいと思います。)」など、最後に伝えたいメッセージでスピーチを締めくくりたい時に使えるフレーズです。
2. In conclusion, 〜(まとめると、〜)
「In conclusion, 〜(まとめると、〜)」は、スピーチの最後に要点や総括について述べる時に使える表現です。
聞き手の注目を集め、重要な点を明確に伝えたい時に使えます。
スピーチの締めの言葉として使える他、エッセイなどライティングの際にも使える便利なフレーズです。「結論として」と重要な点をまとめたい時に幅広く使えるので、ぜひ覚えておきましょう。
3. As I close, I want to leave you with this final thought 〜(結びに際して、特にお伝えしたいのは〜)
「As I close, I want to leave you with this final thought 〜(結びに際して、特にお伝えしたいのは〜)」も、最後にスピーチの重要な点を伝えたい時に前置きとして使えるフレーズです。
「thought」の後に強調したいメッセージが続きます。
4. I hope my presentation is helpful to you.(このプレゼンがあなたにとって役立つことを願っています。)
「I hope my speech is helpful to you.(私のスピーチが役立つことを願っています。)」も、スピーチの最後に使えるフレーズです。
日本語の「お役に立てば幸いです。」というニュアンスに似ており、聞き手に感謝の意を伝えるとともに、自分のスピーチが役立つことを願う表現です。
5. Does anyone have any questions?(何か質問はありますか?)
スピーチやプレゼンの最後に質疑応答を受け付ける際に使えるフレーズが「Does anyone have any questions?(何か質問はありますか?)」です。
質問だけでなくコメントも受け付ける場合は、「Does anyone have any questions or comment to share?(何か質問や意見はありますか?)」と伝えると良いでしょう。
6. I’d be happy to take any questions you may have.(質問があれば喜んでお受けします。)
「I’d be happy to take any questions you may have.(質問があれば喜んでお受けします。)」も、質疑応答の際に使える一般的なフレーズです。
「I’d be happy to」で「喜んで」というニュアンスを表し、気兼ねなく質問できる印象を聞き手に与えることができます。
7. Thank you for your attention.(ご清聴ありがとうございました。)
「Thank you for your attention.(ご清聴ありがとうございました。)」は、スピーチの最後に聞き手に感謝を伝える定番フレーズです。
「your attention」の他にも、「Thank you for listening.(ご清聴ありがとうございました。)」「Thank you for your time.(お時間いただき、ありがとうございました。)」といった表現も一般的です。
8. I appreciate your time.(お時間をありがとうございます。)
「I appreciate your time.(お時間をありがとうございます。)」も、スピーチの最後で聞き手に感謝を伝える一般的なフレーズです。
「appreciate」で「〜に感謝する」を意味し、後ろに感謝の対象となるもの(「your time」など)がきます。他動詞なので前置詞は必要ありません。「I appreciate for your time」としないように注意しましょう。
9. I am grateful for the opportunity to speak to you today.(今日ここで話す機会をいただけたことに感謝します。)
「I am grateful for the opportunity to speak to you today.(今日ここで話す機会をいただけたことに感謝します。)」も、スピーチの最後に感謝の意を伝えるフレーズです。
「I am grateful for」で「〜に感謝します」という意味になり、「for」の後ろには名詞がきます。
前項で解説したフレーズを入れ替えて、「I am grateful for your time.(お時間をいただき感謝しています。)「I appreciate the opportunity to speak.(話す機会をいただきありがとうございます。)」といった表現も可能です。ぜひ場面や雰囲気にあわせながら使ってみてくださいね。
10. Let us work together to create a brighter future.(一緒に協力して、より明るい未来を創りましょう。)
「Let us work together to create a brighter future.(一緒に協力して、より明るい未来を創りましょう。)」のように、ポジティブな呼びかけでスピーチを締めることも一般的です。
「Let us work together」で「一緒に〜しましょう」というニュアンスを伝えられます。聞き手に行動を促したい時や、「頑張りましょう」といった励ましの気持ちを伝えたい時に使えるフレーズです。
11. I’d like to leave you with the words of ◯◯, who once said, 〜(最後に、◯◯が述べた言葉をお伝えしたいと思います。)
スピーチの最後で著名人の言葉を引用して伝えたい時に使えるフレーズが、「I’d like to leave you with the words of ◯◯, who once said, 〜(最後に、◯◯が述べた言葉をお伝えしたいと思います。)」です。
◯◯には著名人の名前、「said, 」の後には名言など引用したい言葉が続きます。
英語でのスピーチでは最後に著名人の名言を伝えて締める場合も多いです。シンプルに伝えたい場合は「(著名人の名前)once said: (引用メッセージ)」でも代用可能。
例えば、「Abraham Lincoln once said: The best way to predict your future is to create it.(アブラハム・リンカーンは”未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ。”と言いました。)」といったように表現もできます。
英語のスピーチに活用できる英語の名言についてはこちらの記事でまとめているので、ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
英語スピーチの締め方を学ぶには英語コーチングがおすすめ!
聞き手の心に残るスピーチをするには、最後の言葉がとても大切です。ぜひ今回紹介したフレーズを参考に、スピーチをブラッシュアップしてみてくださいね。
「英語で上手にスピーチできるようになりたい」「聞き手の心を惹きつける英語のスピーチ術を学びたい」とさらなるレベルアップを目指す方には、英語コーチングの活用がおすすめです。
英語コーチングとは、スポーツ選手につくコーチのように、専属コーチが受講者の目標・レベル・生活スタイルに合わせたパーソナル学習計画を提案するサービスのこと。また、日々の課題チェックやチャットサポート、面談など細やかな学習サポートを通して、二人三脚で目標達成に導きます。
自分に合わせたパーソナルカリキュラムで取り組むので無駄がなく、忙しい社会人の方でも効果的に英語力を伸ばせるのがポイントです。
英語コーチングについて詳しく知りたい方向けにこちらの記事も用意しているので、ぜひこちらもあわせてチェックしてみてくださいね。
まとめ:英語スピーチは締め方が重要!締めのフレーズを使ってスピーチをブラッシュアップしよう!
今回の記事では、英語スピーチで使える締めの言葉を紹介しました。
聞き手にスピーチの内容を印象づけるためにも、最後の「締め方」は重要です。ぜひ今回紹介したフレーズを効果的に使いながら、スピーチをブラッシュアップしてみてくださいね。
「英語のスピーチ力を上げたい!」「上手に英語でスピーチができるようになりたい」という方には、英語コーチングの活用がおすすめです。
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English Withでは英語コーチングやスピーチに関する記事を他にも多数ご用意しています。ぜひこちらもあわせて参考にしてみてくださいね。