今回は、「フィリピン留学で気になる虫事情」をテーマに、「虫の種類」や「遭遇した際の対処法」についてまとめてみました。
フィリピンは1年を通して温度・湿度の高い「熱帯モンスーン気候」に属し、そこに住む生き物の生態も日本とは異なります。
「暑いところには虫が多い」ということもあり、現地で暮らしていると虫との遭遇率はかなり高めです。虫が苦手な方なら「どんな虫がいるんだろう…自分でも耐えられるかな」と不安になってしまいますよね。
この記事は、フィリピン留学経験者として1年以上フィリピンに滞在していた経験がある私が、フィリピン留学でよく見かける虫の種類を「嫌な順」にご紹介し、現地で私が実際に行っていた対処法についても説明します。
対処法が分かれば、虫嫌いの方でも、フィリピン留学生活のハードルがかなり下がるはず。
ぜひ最後まで読んで、フィリピン生活に向けた心の準備を万全に整えましょう。
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目次
フィリピン留学中で見るであろう虫【嫌な順】
ここからは、フィリピン留学で遭遇率の高い「よくいる虫」と「その他の生き物」をご紹介します。
個人的に感じた「嫌な順」でご紹介するのですが、正直本当に「嫌」なのは最初の3つほどで、あとの生き物に関しては「少し注意が必要」なレベルです。
現地にいる「嫌な虫」の存在を知っておくことで、実際に遭遇した時の衝撃が半減するので、虫が苦手な方もぜひこのまま読み進めてみてくださいね。
(本当に嫌な虫に関しては写真をつけていないので、ご安心ください。)
- ゴキブリ
- 蚊
- ダニ
- アリ
- ハエ
- ヤモリ
- 野犬
1.ゴキブリ
「この名前を見るのも嫌!」という方、すみません…。
しかし、フィリピンで見かけるゴキブリの多くは日本のものとは異なるため、こちらでどのように違うのかを少しだけ説明しますね。
まず、フィリピンのゴキブリは日本のものに比べてとにかく大きいです。
私が留学中に遭遇したゴキブリの中で、最大のサイズは「親指よりひとまわり大きいくらい」でした。
動き方も日本のものに比べると若干ゆっくりしています。もちろん危険を感じた時には素早い動きで逃げるのですが、基本的にはじっとして動かないか、「道端をのそのそ歩いている」ようなイメージです。
気になるその遭遇率ですが、残念ながらフィリピン留学中は「ほぼ毎日、どこででも出会う可能性がある」と思っておいた方が良いでしょう。
幸いなことに、私の留学中は寮の自室でゴキブリに遭遇したことはないものの、道を歩いていると毎日2〜3匹は見かけていました。あまりにも当たり前のように歩いているため、留学の後半からは特になにも感じなくなったほどです。
苦手な方には受け入れ難い事実ですが、現地生活でゴキブリに出会う可能性を0にすることはほぼ不可能です。留学中はその存在を受け入れ、ゴキブリがいることに慣れてしまう方が楽に生活できます。
記事の最後には現地のゴキブリ対策として使えるアイテムをご紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
2.蚊
日本でも厄介な生き物として嫌われている「蚊」ですが、フィリピンの蚊は「鬱陶しい」だけではなく、病気を運ぶ危険な存在として注意が必要です。
フィリピンを含む東南アジアの蚊に刺されると、「デング熱」や「マラリア」などの恐ろしい病気に感染する恐れがあります。
「刺されたら必ず感染する」という訳ではないので過剰に心配する必要はないのですが、やはり普段から「蚊に刺され対策」をしっかりと行うようにしましょう。寮の部屋の窓は開けっぱなしにしない、虫除けを使用するなどして蚊の侵入を防ぐことができます。
さらに、フィリピンの蚊は日本のものよりもやや大きめで、動きもゆっくりなので見つけやすいです。感染リスクが潜むフィリピンの蚊については、「見つけたら即除去」を心がけたいですね。
記事の最後にはおすすめの除去アイテムをご紹介しているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
3.ダニ
日本にも存在する害虫として知られる「ダニ」ですが、フィリピンにも存在します。
ダニは大きいものでも1mmと目に見える大きさではないので、見た目ではその存在に気づきません。しかし、寮のベッドやソファに発生してしまうと、肌が赤くなって腫れたり、場合によってはアレルギーを引き起こしてしまう可能性もあるので非常に厄介です。
特にフィリピンは日本に比べて気温が高く、寝ている間にも汗をかきやすいため、日本よりもダニが発生しやすいと言われています。
ダニの発生を予防するにも、「ベッドカバーを3日に1回は洗う」「枕をこまめに干す」「マットレスを掃除機で吸う」など、日常的な対策を心がけましょう。
4.アリ
フィリピンでは室内でもアリを見かけることは珍しくなく、建物の割れ目などの隙間から行列で侵入してくることも日常茶飯事。
蚊やダニのように噛んでくることはほとんどないため、基本的には無害です。
しかし、一度室内に発生してしまうと除去が大変なので、なるべく侵入されないように注意しましょう。
アリが部屋の中に入ってくる原因は主に「食べ物を袋に入れずに置きっぱなしにしていること」。食べかけのパンやお菓子など、「後で食べよう」と思って袋の口を縛らずに放置していると、一瞬でアリの餌食になってしまいます。
日頃から「食べたらしまう」ことを徹底し、捨てようと思っている食べ物はなるべく早く室内から出すように気をつけてください。
5.ハエ
フィリピンの屋外レストランや屋台に入ると、必ずと言っていいほどハエが数匹飛んでいます。「有害な」生き物ではないので、そこまで神経質になる必要がありませんが、食事中に頭の周りを飛び回られるとかなり気になってしまいます。
ハエについてはゴキブリと同様「どこにでもいる」ので、基本的には対策のすべがありません。「屋外での食事にはハエがつきものなんだな」とハエの存在を受け入れて生活すると良いでしょう。
フィリピンのハエは基本的には「無害」ですが、まれに病気を運んでいる可能性があるので注意が必要です。食べ物に止まった際は、ハエが触れた部分を食べないようにし、接触を極力控えるようにしてください。
6ヤモリ
ヤモリはフィリピンの屋内でまれに見かけるのですが、噛んだり毒を持っているわけではないので完全に無害です。
人によっては「かわいい」と感じる生き物ですが、爬虫類が苦手な方や、初めて見る方は少し驚いてしまうかもしれません。
ヤモリは基本的に室内にいるハエ、アリ、蚊などを食べてくれるので、現地の人の間では「なるべく除去せずにそのままにしておくのが良い」と言われています。
私たちにとってありがたい存在でもあるヤモリですが、部屋にいることに気づかず、踏み潰してしまう人もいるようなので注意が必要です。外から寮に帰って来たら、部屋の中に入る前にイモリらしき影がないかよく確認してから入室するようにしましょう。
7.野犬
「虫」ではないのですが、「野犬」も場合によっては要注意な生き物なのでご紹介しますね。
日本ではほとんど見かけることのない野犬ですが、フィリピンでは道端や店の前、屋外のレストランに当たり前のように存在します。
ちなみに私の留学中は、寮の近くの道に常に4〜5匹ほど野犬がおり、よく利用するコンビニのドアの真正面には常に2匹寝ている、というほど野犬に囲まれた生活でした。
常に一定の距離を保っていたので、トラブルになったことはないのですが、コンビニに入る時は「野犬が起きてしまうのではないか」と毎回ドキドキしていましたね。
野犬は、普通にしていれば私たちにとって害はなく、そこまで気にする必要はありません。
しかし、稀に「留学生が野犬に噛まれて狂犬病を発症してしまった」というニュースも見かけるので、完全に油断するのは危険です。
こちらから触りにいったり追いかけたりせず、基本的には一定の距離を保って生活するようにしましょう。心配な方は、野犬の少ない整備されたエリアを選んで滞在すると良いかもしれませんね。
フィリピン留学で虫を除去するのに必要なアイテム【3選】
ここまでフィリピン留学で遭遇する可能性のある「嫌な虫」や「生き物」をご紹介しました。
虫の中には無害なものも存在するものの、「虫刺され」や「病気の感染」などのトラブルは極力避けたいですよね。
ここからは、フィリピン留学で虫を除去するのにおすすめなアイテムを3つご紹介します。
現地でも手に入るものをご紹介するので、気になる方はぜひこのまま読み進めてください。
- 長袖の服
- 虫除けスプレー
- 殺虫剤
1.長袖の服
長袖の服は、日焼け対策や温度調整だけではなく、虫刺され予防としても非常に重宝します。
一枚羽織っているだけで蚊などの害虫に刺されるリスクがかなり下がるので、心配な方は日本から一枚長袖の羽織を持っていくようにしましょう。
ちなみに、私の留学中に出会った、蚊が大嫌いな友人はいつも羽音対策として「ノイズキャンセリング」のイヤホンをし、長袖の服にフードを被って生活していました。周りからは「とっつきにくい人」のように見られてしまうリスクはありますが、「蚊の羽音が気になって生活に支障がでそう…」という方は、ぜひ真似してみると良いかもしれません。
2.虫除けスプレー
虫除けスプレーは「体用」と「空間用」で成分が異なります。
体用のスプレーをすると、蚊などの虫が体に寄ってきづらくなるので、毎日出かける前に使用すると良いでしょう。
現地の虫除けスプレーは日本製の虫除けスプレーと比べると少し「ベタベタしている」と感じるため、使い心地が気になる方は日本から持参するのをおすすめします。(航空会社によっては、スプレー缶の機内持ち込みに制限を設けています。公式サイトなどで条件を確認しておきましょう。)
空間用の虫除けは、「置くだけ」で虫の除去が可能なものがおすすめです。
現地のスーパーマーケットにはいろいろな種類の屋内用虫除けが売っているので、用途や成分を確認しながら購入するようにしましょう。
ちなみに「虫除け」は英語で「insect repellent」。スーパーで購入する際は、店員さんに欲しい虫除けの機能や除去したい虫の種類を伝え、選ぶのを手伝ってもらうとスムーズです。
3.殺虫剤
殺虫剤は人間の体にも害があるためなるべく使用を避けたいところですが、どうしても虫が苦手な方は現地で購入しておくと良いでしょう。
特にゴキブリの多いフィリピンでは、スーパーマーケットに行くとゴキブリ専用の殺虫剤が多く販売されています。
スプレータイプは虫に直接噴射して使うのが基本ですが、「床に撒いておく」だけで数日間虫を寄せ付けなくなる効果があるので、「虫除け」としても使用可能です。
「虫に直接振りかけるのには抵抗がある…」という方は、週に数回床に向けて散布しておくと良いでしょう。
まとめ:フィリピン留学には虫はつきもの!慣れてしまえば怖くない!
この記事では、フィリピン留学でよく見かける虫や生き物をまとめてご紹介しました。
フィリピン留学経験者である私も、留学の最初の頃は毎日「今日はいつどこに虫が現れるんだろうか…」とビクビクしながら生活していました。
しかし、現地で生活していく中で、徐々に生活空間に虫がいることに慣れ始め、最終的には「ゴキブリが視界に入っても感情が揺れ動かない」までの強靭なメンタルを身につけることができました。
日本では「虫が苦手…」と思っている方でも、留学が始まってしまえば自然と虫のいる生活に慣れていきます。すべての虫を排除することは不可能なので、一度留学を決めたら「虫と共存する」くらいの覚悟を持って留学に望むのがおすすめです。
蚊やダニなどの有害な虫に関しては「虫除けを使用する」「布団をこまめに洗濯する」などの対策をとり、被害を受けないように十分注意してくださいね。
なお、フィリピンに留学するなら現地情報に詳しい留学エージェントを利用することをおすすめします。
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リッシュ留学について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
みなさんが素敵なフィリピン留学ライフを送ることができますように!
その他、English Withではフィリピン・セブ島留学に関する記事を多数用意。以下も参考にして、留学準備を進めていきましょう。
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