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フィリピンの言語について詳しく解説!公用語は?【全部で100以上もある】

フィリピンの言語について詳しく解説!公用語は?【全部で100以上もある】


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フィリピンに留学しようと思っているけど、現地ではどんな言語が話されているんだろう?使われている公用語について知りたいな!
Ryo
Ryo
こんにちは!大学時代にアイルランドで1年間のワーキングホリデー留学をしていました、English WithライターのRyoです。大学卒業後はフィリピンの首都マニラに滞在し、日本語教師として約1年半働いていた経験があります。

今回はフィリピンで話されている言語・公用語について詳しく解説していきます。

物価が安いことから近年、英語留学の留学先として注目を浴びているフィリピンですが、英語だけでなく様々な言語が存在しています。

そこでフィリピンに行かれる方は現地の方へのリスペクトも込めて、この記事では、現地語で簡単な表現を紹介。挨拶程度はできるようにしておきましょう!

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フィリピンの言語は大きく分けて2つ【英語・フィリピン語】

フィリピンの言語は大きく分けて2つ【英語・フィリピン語】それではまず、フィリピンで最もよく使われている言語について紹介します。

フィリピンでは、主に「英語」と「フィリピン語」が公用語として使用されています。

このうち第一言語はフィリピン語で、英語は第二言語といった位置付けになっていますが、フォーマルな場面では英語が話されることが一般的。逆に家族や友達とカジュアルに話す場面ではフィリピン語が話されています。

なお、ある一説では国民のうち約9割が英語を話せるといったものもあり、フィリピンはアジア諸国において最も英語が堪能な国として有名。そのため、毎年多くの留学生が英語を学びにフィリピンを訪れます。

フィリピン各地で使われている言語について

フィリピン各地で使われている言語についてここまででフィリピンの公用語について解説しましたが、実はフィリピン全土には合計100以上の言語があるとされています。

そこで以下ではいくつか有名な言語のみを紹介していきます。

フィリピンで使用される3つの言語
  1. タガログ語
  2. セブアノ語(ビサヤ語)
  3. イロカノ語
Ryo
Ryo
フィリピンで生活する上で、英語ができれば困ることはないかもしれませんが、現地の言葉ができると非常に喜ばれます。そのため、自分が行くエリアで話されている言語で挨拶ができるぐらいにはなっておくと良いでしょう。

1. タガログ語

まず1つ目は、タガログ語です。

タガログ語はフィリピンの首都マニラを含むルソン島南部を中心に使用されており、ウィキペディアの情報によると第一言語として使用している方が約2,200万人、第二言語として使用している方が約5,000万人となっています。
参考:ウィキペディア

この言語は現在の「フィリピン語」のベースとなっている言語で、「F」と「P」の区別がない点が特徴的。そのため、「F」を含む英単語を発音するのが苦手な方が多いようです。

Ryo
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実際に現地に滞在していた際、「フィリピン」のことを「ピリピン」と発音する年配の方が多かったように感じました。ただし、語学学校などで英語を教えている講師の方や若い世代の方は綺麗な発音をされる方が多いです。

なお、以下は日常会話に出てくるタガログ語の例になります。タガログ語でコミュニケーションを取ると現地の方に喜ばれるので、日常会話でよく使う言葉をいくつか覚えておくと良いでしょう。

日常会話に出てくるタガログ語
  • Magandang umaga(マガンダン ウマガ):おはよう
  • Magandang araw(マガンダン アラウ) : こんにちは
  • Magandang gabi(マガンダン ガビ) : こんばんは
  • Salamat(サラマット) :ありがとう
  • Kumusta ka?(コムスタ カ) : お元気ですか?

2. セブアノ語(ビサヤ語)

2つ目は、セブアノ語です。

セブアノ語は日本人にも人気の留学先となっているセブ島を含むビサヤ諸島やミンダナオ島の一部で話されている言語で、第一言語として使用している方は約1,800万人、第二言語として使用している方が約1,000万人となっています。
参考:ウィキペディア

この言語は、タガログ語と比べると抑揚が大きく、アクセントが強いのが特徴。また、疑問詞や挨拶の言葉などが異なるので、セブに滞在される予定の方はこちらを覚えておく方が良いでしょう。

なお、セブアノ語は「セブ周辺で話される言葉」を表す際に使用される言葉で、より広いエリアではビサヤ語と呼ばれます。ただし、言語そのものは同じものを指すようです。

Ryo
Ryo
日本で言う「大阪弁」と「関西弁」の違いと考えると良いでしょう。
日常会話に出てくるセブアノ語
  • Maayong buntag(マヨーン ブンタ) :おはよう
  • Maayo’ng udto(マヨーン オッド): こんにちは(主に12〜15時に使用)
  • Maayong hapon(マヨーン ハポーン): こんにちは(主に15時〜夕方に使用)
  • Maayong gabii(マヨーン ガビイ): こんばんは
  • Salamat(サラマット): ありがとう
  • Kumusta ka?(コムスタ カ): お元気ですか?

3. イロカノ語

3つ目は、イロカノ語です。

イロカノ語はタガログ語、セブアノ語に次いで3番目に最もよく話される言語で、ルソン島北部のエリアを中心に約700万人の話者が存在します。
参考:ウィキペディア

この言語では、1から9まで数えるために伝統的な数字を使い、10以上はスペイン語の数字で数えるのが特徴。また、こちらも様々な単語がセブアノ語やタガログ語と異なるため、「タガログ語ができてもイロカノ語は理解できない」といったフィリピン人が多くいます。

フィリピン北部の「バギオ」という街などではイロカノ語が使用されているので、今後旅行や留学などでそちらに行く予定がある方は、いくつか言葉を覚えておくと良いでしょう。

日常会話に出てくるイロカノ語
  • Naimbag nga bigat, yo(発音不明): おはよう
  • Naimbag nga aldaw, yo(発音不明): こんにちは
  • Naimbag nga rabii, yo(発音不明): こんばんは
  • Agyamanak(アギャマナック): ありがとう
  • Kumusta ka?(コムスタ カ): お元気ですか?

フィリピンで英語が言語として主流な理由

ここまででフィリピンで話される言語について分かって頂けたと思いますが、「どうして英語を話せる人が多いんだろう?」と思われた方もいるのではないでしょうか?

そこで以下ではフィリピンで英語が主流になった理由を詳しく解説します。

フィリピンで英語が主流な理由
  1. かつてアメリカの植民地下にあったため
  2. 英語で学ぶ教育が行われているため
  3. 実生活でも使用する場面が頻繁にある

1. かつてアメリカの植民地だったため

1. かつてアメリカの植民地だったためまず1つ目は、かつてアメリカの植民地だったという理由です。

フィリピンは1898年から約40年間、アメリカの植民地下にあったという歴史的背景があり、その間は教育機関での授業がすべて英語で行われていました。

そういった理由から、フィリピンで英語を話す文化が根付いたのではないかと考えられます。

2. 英語で学ぶ教育が行われているため

2. 英語で学ぶ教育が行われているため2つ目は、英語で学ぶ教育が行われているという理由です。

日本では英語以外のクラスは全て日本語で学んでいますが、フィリピンでは国語や歴史以外の授業を英語で学ぶ教育が行われています。

そのため、クラスで置いてけぼりにならないよう、必然的に英語スキルが身につくようです。

3. 実生活でも使用する場面が頻繁にある

3. 実生活でも使用する場面が頻繁にある3つ目は、実生活でも使用する場面が頻繁にあるという理由です。

フィリピンにはフィリピン語と英語という公用語がありますが、ビジネスシーンのようなフォーマルな場面では英語が使用されています。

そのため、大学を卒業した後も英語を忘れてしまわないのだと考えられます。

フィリピンの言語を学ぶにはオンライン英会話がおすすめ

フィリピンの言語を学ぶにはオンライン英会話がおすすめ先述したように、フィリピンでは公用語として英語やフィリピン語が使用されているため、現地に行かれる予定のある方はどちらかの言語を覚えておく必要があります。

ただし、フィリピン語であればフィリピン国内でしか使えないため、長期滞在する方以外は英語を学んだ方がおすすめ。そこで、以下ではフィリピンに留学などで行かれる方におすすめのオンライン英会話を紹介します。

なお、日本国内には非常に多くのオンライン英会話が存在するため、各校の特徴を把握した上で自分に合ったものを選ぶのがおすすめ。例えば、これからフィリピンへ留学される予定の方なら、フィリピン人講師が在籍しているオンライン英会話を選択されるなどすると良いでしょう。

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フィリピンにビジネスや仕事の関係でいく予定の方は、こちらの記事で紹介しているスクールがおすすめです。オンライン英会話の中では職業別のコースを開講しているところもあるので、こう言った点もチェックするようにしましょう。

まとめ:フィリピンで最も話されている言語はフィリピン語と英語!フィリピン留学前の英語学習ならオンライン英会話がおすすめ!

今回は、フィリピンの公用語やその他主要言語をいくつか紹介しました。

先述したようにフィリピンでは公用語としてフィリピン語と英語が話されるため、英語が話せれば日常生活をする上で問題はありません。

ただし、現地の言葉である「タガログ語」や「セブアノ語」、「イロカノ語」といった言語も話せるようになっておくと、現地の方に非常に喜ばれ、打ち解けるきっかけにもなります。

そのほか、言語に関する記事はこちら。

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そのため、オンライン英会話で英語力を身につけつつ、現地の方へのリスペクトも込めて挨拶やお礼の仕方といった最低限の現地語ができるようになっておくと良いでしょう。

なお、フィリピン留学におすすめの地域や語学学校について知りたい方は留学エージェントに相談するのがおすすめ。

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執筆者
Ryo
大学時代にアイルランドで1年間のワーキングホリデー留学をしていました。大学卒業後はフィリピンで日本語教師としてのキャリアを始め、現在はフリーランスWebデザイナー・ライターとして活動しながらジョージア(旧グルジア)に滞在中。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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