体験・取材記事

【ストレイル体験連載最終】確実に英語力は上達。学びの多い2ヶ月だった。



※記事内にプロモーションを含みます。

English WithのYoshi(@kazushiyoshidaa)です。ストレイルの受講を開始し、2ヶ月のコースが終了しました。

率直な感想でいうと、「2ヶ月という期間は意外とあっという間に過ぎ去り、英語上達をした感覚はありつつ、もう少し伸ばせたな…。」と感じています。

僕自身は留学経験があり、日常英会話レベルである程度話せてしまうため、そこからあまり勉強というものにこれまで取り組んでいませんでした。

ただ、「もう少し英語を伸ばしたいな〜」という思いはあって、今回ストレイルの受講を決めたのですが、2ヶ月コースを終えて本当にやってよかったなと思ってます。

受講の経緯や受講中に関する内容は、以下の連載記事にしていますが、この記事では実際に受講してみて「自習型英語コーチングサービスのストレイルはおすすめ出来るのか?」「どんな人に最適なサービスなのか?」を受講した僕が解説していきたいと思います。

実際に今回受講してみて英語の伸びが感じられる部分やもう少しここを集中的にやりたかったと感じた部分もあったのでそれを踏まえてまとめていきます。

公式サイト:自習型英語コーチングSTRAIL(ストレイル)

ストレイルの受講コースと学習内容

ストレイルの受講コースと学習内容

僕が今回受講したプランは2ヶ月プラン。基本は3ヶ月プランを選ばれる方が多いみたいですが、現実的に2ヶ月ぐらいの受講なら久しぶりの英語学習に取り組めるかなと思って選択。

プログラムとして含まれている内容は以下です。

ストレイルのプログラム内容
  • 課題発見アセスメント
  • 対面コンサルティング
  • 学習プランニング
  • 学習コンテンツと環境
  • オンライン学習サポート

レベルに合わせて、最適な学習方法を組み合わせていき、英語力上達を目指していく自習型サービス。そのため、外国人講師などと英会話レッスンを受講するスタイルではないため、「英語の知識力を増やしながら最終的に正しく使える力に変えていく」という流れでプログラムが進行します。

学習内容
  • 英単語学習
  • シャドーイング
  • 速読リーディング
  • ディクテーション&オーバーラッピング
  • 文法学習
    etc…

「学習量を圧倒的に増やす」というスタイルではなく、1日1時間〜1時間30分ぐらいの学習時間を確保していきながら「トレーニングの密度を上げていく」というスタイル。

僕がストレイルの受講を決めた理由も「トレーニングの量を増やすのではなく、密度を上げていく」というところに惹かれたからです。

僕自身のライフスタイル的にも1日1時間〜ぐらいであれば、英語の勉強に時間捻出が出来るためストレイルの受講を決めました。

2ヶ月ストレイルで受講した英語力の上達具合

2ヶ月ストレイルで受講した英語力の上達具合

僕自身の受講前の学習歴と英語力はざっくり以下の感じでした。

  • オーストラリア留学経験
  • フィリピン・セブ島留学、在住経験
  • 海外の人と仕事することも
  • TOEICは6年前に700点ぐらい

本当はTOEICを受けてからストレイルを受講して前後で点数を測りたかったのですが、コロナの影響で試験中止になり、、、定量的な英語力の伸びが提示が出来ないですが、「英語力が伸びた実感はある」というのが個人的な感想です。

https://platform.twitter.com/widgets.js
ストレイルでは毎回のセッション前にアセスメントテストを解くため、そこでも大体の英語力の上達度をチェックしていくことができます。

プログラムの初回と最終には、TOEICの試験問題(ハーフ)を活用して効果測定を測るのですが、初期測定 (4/15時点) 730点から、修了測定 (6/4時点) 835点と100点以上はアップしていました。

TOEICテストの場合、スコアで目に見えて上達度が分かるのが良いですね

コンサルタントの方のフィードバック

コンサルタントの方のフィードバック

受講期間中は毎週のようにテストを実施した上で、「何が出来ていてどこが苦手なのか?」というのを明確に担当のコンサルタントの方が提示してくれるため、成長実感を感じながら学び進めることが出来ました。

2ヶ月間終了した上でのフィードバックは以下のような感じでした。

STRAILチャット※チャットでフィードバックが届きます

全8回のセッション、お疲れ様でした!
2ヶ月という短い期間ではありましたが、吉田様とのセッションをご担当できてとても楽しかったです。

実にお忙しい中でしたが、「適切なフォーム」で取り組まれたことでご実力を着実に伸ばされましたね。

具体的に吉田様のご成長を振り返ってみますと、初期測定(4/15時点)から最終測定(6/4時点)まででトータルの正答率が 68%から 77%に上昇しました。
リーディングパートでは、特に語彙・文法知識が問われる Part5 で 50%から 78%へと、大幅に正答率を上げておられます。

リスニングに関しては、5/13時点と6/3時点との効果測定でそれぞれ 88%の正答率をキープ出来ていますので、安定してこれだけのパフォーマンスが発揮できるだけのご実力を身に付けられたことが伺えます。

実感としてはリスニングスキルは前よりも英語が自然に聞こえるようになってきて、集中できていない環境下でもスラスラ聞けるようになったのは効果を感じている点です。

また、「語彙・文法」などの知識面での課題も大幅に上がった感覚はないですが、知識量は増えた感覚があります。

「語彙数」が増えてくると「表現の幅」が広がるので会話でも活かせるイメージが出てきました。

公式サイト:自習型英語コーチングSTRAIL(ストレイル)

ストレイルの受講を終えた感想

STRAILの学習教材※今回の学習で取り組んだ教材の一部

ストレイルは2〜3ヶ月の受講で約22〜30万円ほどの料金が掛かります。一般的に考えると受講料金としては高いですし、「英語学習に本気な人」でないと入会を検討しないサービスだと思います。

それを踏まえてストレイルの良かった点と残念な点(他のサービスがおすすめ)だと感じた点をまとめていきます。

ストレイルが良かった点

ストレイルが良かった点結論としてはストレイルの受講は個人的には満足していておすすめできるサービスだと感じています。短期間で効果的に英語上達を目指したい人にとっては最適なサービスではないかなと。

具体的に感じたストレイルの良かった点としては次の3つの点です。

  • 英語学習の最適な勉強方法を知れる
  • オンラインで受講できるので無駄がない
  • 続けられる習慣化形成の仕組みがある

英語学習の最適な勉強方法を知れる

英語学習のコンサルタントがサポートしてくれるスタイルはストレイルの特徴の1つでもあるのですが、「最適な勉強方法」を知れたのが今回の受講の大きな収穫でした。

英語を学べるサービスは世の中に数え切れないほどあるのにも関わらず、「英語を話せる日本人が圧倒的に少ない」というのは、「最適な勉強方法」を知らないというのに尽きるのだなと今回改めて感じました。

https://platform.twitter.com/widgets.js

受講期間中の前半は、自学習方法をコンサルティングや動画教材で教えられた内容を忠実に再現することに集中していて、後半ぐらいからは勉強法をしっかり理解した上で取り組めるので習熟度が段々と上がっていきました。

シンプルに今回の受講で僕の英語力は上達しましたし、2ヶ月で英語上達に必要な勉強方法を知ることができたので、継続することでもっと上達が出来る気がしています。

オンラインで受講できるので無駄がない

ストレイルは複数の場所に通学型のスタジオがあるのですが、僕はオンライン受講を選択しました。

オンラインコンサルティング※Zoomを活用してコンサルティングを受講できます。

通学することに時間を掛けたくないのが理由の1つで、自宅や仕事場などからスクールへの通学を往復で1時間程度掛かるのって完全に無駄だなと。

近いエリアにあればスタジオの方が集中できそうな感じもしますが、オンラインでも全く問題ありませんでした。

プログラムは自習で完結するため、効率よく学習に取り組むことが可能。

トレーニング方法・学習コンテンツも動画化されているので、理解度も上げやすく受講しやすかったです。

続けられる習慣化形成の仕組みがある

今回受講して感じたのが2ヶ月という期間で英語上達をした実感はあるけど、まだまだ伸ばしていけるということ。

ストレイルは「自習型サービス」のため、受講後も自分で続けられるようにプログラムが設計されているなと思いました。

https://platform.twitter.com/widgets.js
学習管理を自ら行いながら積極的に勉強に取り組めたのが、僕に取っては収穫が大きかったです。

最終コンサルティングでは、受講後の学習の取り組み方について詳細に説明をしていただけましたし、同じペースで続けていけば良い感覚が持てたのが良かったです。

ストレイルの残念な点

ストレイルの残念な点

ストレイルを今回受講した上で、概ね満足はしているのですが、サービスがマッチしない人もいるなと思って残念な点も書いていこうと思います。

  • 1回30分のコンサルティングでは時間が足りない
  • 英語学習初心者にはキツイ
  • 学習時間管理などのサポートはない

1回30分のセッションでは時間が足りない

ストレイルの受講は週1回1時間のコンサルティングが設けられているのですが、そのうちの30分間は進捗確認のためのアセスメントテストを解く時間に設定されています。

そのため、実際のコンサルティング時間は30分程度。

細かな英語力分析や苦手部分のスキルについて、コンサルティングの中で解説してもらうには30分という時間では足りなくなる時も多々ありました。

個人的な感想としては、丁度良い時間設定だったのですが、僕自身がカリキュラムに関する前提知識がある程度あったためかなと。英語学習をこれまであまり取り組んでこなかった人であれば、30分という時間では少し物足りないと感じる部分もあると思います。

ストレイルは自習型サービスなので、その物足りなさも計算の内なのかも知れませんが、そこは受講前に理解しておくべきです。

より詳細なトレーニング内容や文法知識の解説等は、動画でも見れるのでそれを自分で効果的に活用する必要が出てくるかなと思います。

英語学習初心者にはキツイ

ストレイルの受講はまったくの英語初心者にはハードルが高めだなと思います。

解説動画はありますが、英語上達のトレーニングは自身で行っていく必要があるので、まったくの初心者の人には少し難易度が高いイメージ。初心者でも受講はありだと思いますが、「短期間で集中的に英語を取り組む覚悟がある人」でないと厳しいと思います。

僕は2週間程度でペースを掴んで学習する感覚を掴めたのですが、ある程度ベースの英語知識が合ったからだと思っています。

https://platform.twitter.com/widgets.js

分からない点はチャットで送れるためサポートは受けられますが、それでもリアルタイムで返答が来るわけでもないので、そこでペースを崩すと継続が難しくなるかなと思います。

学習時間管理などのサポートはアプリのみ

英語学習トレーナー、英語学習コンサルタントを付けて学ぶ英語コーチングサービスのイメージは人それぞれだと思いますが、徹底的に生活に介入して学習をサポートしてくれると思っている人も多いと思います。

その点、ストレイルの場合は、学習管理を敢えて受講生に委ねています。これは、コンサルタントがあまりにも介入すると、いなくなったときに続かないという状態になることを避けるためだそう。自学習時間の確保に対してコントロール出来ていなくても自己責任というイメージ。

受講期間中は、スタディプラスのアプリを活用していきながらのサポートがメイン。(※For Schoolと呼ばれる学校が導入する有料プラン)

https://platform.twitter.com/widgets.js

受講期間中に最終目標に到達するレベルの英語上達が出来ればいいですが、今後も継続することを考えると自走出来なければ意味がありません。

逆に言えば、介入によって強制的に学習量を確保するのではなく、行動科学という学問に基づいて「習慣化」をサポートしてくれることがストレイルの強みであり、コンサルタントがいなくても出来るスタイルを取っている印象でした。

受講生が一人で自走が出来るようにドライな感じはあるかなと思いました。(※コンサルタントの方は丁寧で親身になってくれます。)

公式サイト:自習型英語コーチングSTRAIL(ストレイル)

ストレイルの受講がおすすめな人

自習型サービスでコンサルタントのサポートがある

ストレイルの受講をしてみて感じたのが、初級者レベルを超えている人や英語学習歴があって、もっと効率よく上達を目指したい人におすすめなサービスだと感じました。

例えば、語彙文法が圧倒的に足りていない人や英語の4技能がそこまで高くない人だとストレイルの自学習内容を一人で取り組むのは大変かなと思います。

そのため、トレーニング内容を伴走してもらいながら学習に取り組みたいという方はストレイルの姉妹サービスであるENGLISH COMPANYを受講したほうが良いかなと。

RIZAP ENGLISHの体験レッスンまとめ【口コミ・評判】
RIZAP ENGLISHで体験レッスン&取材【口コミ・評判を徹底調査】今回の記事では、English With編集部がライザップが英語事業として展開している短期間英語コーチングスクール「RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)」の体験レッスンとインタビュー記事をまとめています。RIZAP ENGLISHを検討している方はぜひ参考にしてみてください。...

少し料金は上がりますが、週2回トレーナーと学習に取り組んでいけるスタイルのため徹底的サポートを受けながら学習に取り組めると思います。

実際にプログラムとして実施する内容は、ストレイル・ENGLISH COMPANYでそこまで大差はないので、「自学習型」か「トレーナーのサポート型」かで比較してみると良いかなと思います。

また、ストレイルの2ヶ月受講を終えて僕が感じたのは「英会話をしたい」ということです。基本的には自学習の効率を上げるサービスなので、ストレイルのサービス内で英語を誰かと話すということはありません。

ただ、基礎のないまま英語をただ話しても、効率がわるいことは事実。ストレイルでの学習を通して英語を話すための土台はある程度整った気がするので、ここからオンライン英会話などを活用していこうと思います。

最後に:継続することが大事。ここからが勝負。

ストレイル受講の連載記事として、記事を書いてきましたがこれで最終です。

2ヶ月受講してみて「本当に受講してみて良かった」と感じています。

受講期間中、学習のペースが乱れてしまうこともありましたが、何を勉強すれば明確で「学習量を圧倒的に取る」というスタイルではなく、「時短で結果を出せる」というのは個人的にはぴったりでした。

短期間で英語力を上げるにはそれなりに学習時間は必要ですが、無理のない範囲でトレーニングの密度を上げていけるため本当におすすめできるサービスだと思います。

僕の英語力はまだまだ発展途上のため、ストレイルで受講した内容を振り返りながら継続していければなと。

受講期間中にこんなツイートをしましたが、「英語学習者の8割以上は学習に挫折した経験がある」と答えているリサーチ結果があります。

https://platform.twitter.com/widgets.js

挫折しやすい英語学習をサポートしてもらいながら習慣化形成が出来るのはストレイルの強みの1つでもあるので本当に受講はおすすめ。

2〜3ヶ月取り組むだけで見える景色が変わるので、英語力を短期間で伸ばしたいと考えている方はストレイルを受講してみてください。

公式サイト:自習型英語コーチングSTRAIL(ストレイル)

執筆者
吉田 和史
LISH株式会社代表取締役CEO。留学カウンセラー・語学カウンセラーとして500名以上のカウンセリングを経験。また、オンライン英会話・英語コーチングサービスの事業責任者として英語教育業界で経験を積み、LISH株式会社創業。コンテンツ責任者としてメディア全体の運営を行っています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
オンライン英会話

English With編集部が実際にオンライン英会話各社でレッスン受講をして、おすすめをランキング!

オンライン英会話比較

好きな場所・好きなタイミングで低価格の英会話レッスンを受講できるオンライン英会話を始めてみよう!まずは無料体験から!