TOEFL試験で高得点を取るための秘訣のひとつに、「メモの取り方」が挙げられます。
英語試験によってはメモが禁止されている場合がありますが、TOEFLの場合は試験中にメモを取ることが許可されているのが特徴です。効果的にメモを取り、それを有効に活用することがスコアアップの鍵となります。
そこで、この記事ではTOEFLで高スコアをとるためのメモの取り方について詳しく解説していきます。TOEFLでメモを取る際の注意点とあわせて詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
TOEFL試験でメモを取るメリット
まず最初にTOEFL試験でメモを取るメリットについてお伝えしていきます。
TOEFLでメモを活用できるのは、リスニングセクションとスピーキングセクションです。
長い文章を聞き取るリスニングセクションと、聞き取った内容を踏まえて解答しなければならないスピーキングセクションのIntegrated Taskでは、情報を素早く正確に処理することが求められます。
そこで自分の記憶だけに頼ってしまうと、後半になるにつれて前半の情報を忘れてしまったり、聞いているうちに疲れてきて聞き逃してしまったりと、正答率が下がってしまうリスクがあります。
そのため、要所でメモを取りリスニングに集中することで、情報を正確に把握し解答ミスを減らすことができ、スコアアップに繋げることが可能です。
TOEFL試験でメモを取る際の注意点【禁止事項など】
次に、TOEFL試験でメモを取る際の注意点についてお伝えしていきます。
TOEFLではメモ用の用紙と鉛筆が用意されているため、筆記用具を持参する必要はありません。試験会場には自分の筆記用具を持ち込むことはできないので注意しましょう。
途中でメモ用紙がなくなった場合や鉛筆を交換したい場合は、その旨を試験官に伝えればいつでも交換してもらえます。
また、試験中のメモは許可されていますが、休憩時間中にメモ用紙を使用することは禁止されています。違反すると失格になってしまう場合もあるので注意が必要です。
TOEFL試験でおすすめのメモの取り方【5つのコツ】
TOEFL試験でメモを取る際の注意点を踏まえた上で、ここからはスコアアップに繋げるための具体的なメモの取り方をご紹介していきます。
TOEFLで高得点を取るためには、以下の5つのポイントを意識してメモを取ることが大切です。
- メモの要点を絞る
- 記号やマークを使う
- 話し手ごとにメモする
- 声のトーンをメモする
- スペルミスは気にしない
1.メモの要点を絞る
まず1番重要な点が、要点を絞ってメモを取ることです。
聞き取ったこと全てをメモしようとすると、書くことに注意が向いてしまい大事な点を聞き逃してしまうリスクがあります。
そのため、「後で問題に出そうなキーワード」にフォーカスしてメモを取ることがポイントです。
具体的な例を挙げると、「何について話しているのか」といったメインアイデアとその付随情報、固有名詞や数値、時間や日時、具体的な例や反対意見とその理由といったことが後で問題を解く際に重要となりやすい情報です。
そうした「問題に出そう」といったポイントに絞ってメモを取り、メリハリをつけながらリスニングをすることで聞き逃しを防ぎ正答率を上げることができます。
2.記号やマークを使う
次に、メモを取る際は記号やマークを使うことがおすすめです。
メモを取る際に重要なのが「時間をかけない」こと。書きとることに時間を使ってしまうと、どうしても聞き逃してしまう可能性が高まります。
そのため、記号やマークを活用して時短しながらメモを取ることがポイントです。
記号やマークは自分だけがわかればいいので、簡易的なもので構いません。
以下はメモに使える記号の一例ですので参考にしてみましょう。
- 「+」→positive, also, as well
- 「×」→negative, stop, not
- 「=」→the same as, is equal, similar to
- 「≠」→not the same as, not equal to
- 「?」→quetion
- 「↑」→rising, increase, improve
- 「↓」→going down, decreasing
- 「→」→leads to, result in, follows
- 「>」→better than, greater than
- 「<」→smaller than, worse than
このように、記号を効果的に使うことで書き取りにかかる時間を節約し、リスニングに集中することができます。
3.話し手ごとにメモする
次に、会話形式の問題の場合は「誰の発言か」を明確にするために話し手ごとにメモをすることがポイントです。
例えば、「P(professer:教授)」「S(student:生徒)」を表で区切って分けてみたり、台本形式にまとめたりすると見やすくなります。
このように、誰がどのような発言をしたかが分かるようにメモをしておくと、後で情報が整理しやすくなり、解答の際に役立てることができます。
4.声のトーンをメモする
そして、話し手の声のトーンもあわせてメモをすることもおすすめです。
ポジティブな反応なのか、またはネガティブな反応なのか、どのような感情で話しているかに着目することで、話し手の意図が汲み取りやすくなります。
嬉しそう・残念そう・疑問を持っていそう・不満がありそうなど、どのような姿勢・立場で発言しているかをメモしておくと、後々の設問にも答えやすくなるでしょう。
5.スペルミスは気にしない
最後に、スペルミスなど細かいことは気にせずにメモを取ることが大切です。
メモを見るのは自分だけなので、見返した時に自分で意味が分かればOKですので、スペルミスがあっても問題ありません。
また、時短のためにスペルを省略して書くこともおすすめです。
例えば、「lecture」を「lctr」と言ったように母音を省略して書いたり、「example」を「ex」と最初だけを書き残したりといったことが挙げられます。
以下はスペルを省略する際の書き方の一例です。
- 「b/c」→because
- 「w/」→with
- 「w/o」→without
- 「aka」→also known as
- 「stu」→student
- 「prof」→professor」
聞き逃しを防ぐためにも、素早くメモを取ることが大切です。自分なりにメモのルールをあらかじめ決めておき、少ない時間で書き取りを行うことを意識してみましょう。
理想のTOEFLスコアを目指すならオンライン英会話の受講がおすすめ!
ポイントを押さえてメモを取ればリスニングがしやすくなり、正答率を上げることができます。ぜひ上記で紹介した5つのポイントを意識してメモをとってみてくださいね。
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出典:https://berkeleyhouse.co.jp/
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まとめ:TOEFLではメモの取り方が高スコア取得の鍵!しっかり対策して高スコアを目指そう
今回の記事では、TOEFLでスコアアップするためのメモの取り方についてお伝えしました。
メモを取る際のポイントは、重要そうな点に見当をつけてメモすること、そして時間をかけずにメモをする工夫をすることです。ここで紹介した解答に役立ちそうなキーワードや話し手の声のトーンなどに着目しメモを取り、書く際は記号やマークを活用してみましょう。
また、記事の後半では高スコア取得を目指す方向けのTOEFL対策スクールをご紹介しました。
「Liberty English Academy」と「バークレーハウス」はどちらも高品質なTOEFL対策レッスンを提供しており、ハイスコアを目指す方や短期間でのスコアアップを目指す方にピッタリなスクールです。
どちらのスクールも無料カウンセリングや体験レッスンを実施しているので、まずは一度お試し受講をしてみることをおすすめします。
今回の記事がTOEFL対策について詳しく知りたい方の参考になれば幸いです。
English Withでは他にもTOEFL対策に関する記事を多数ご用意しています。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
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