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カナダ留学で使える奨学金は?種類や条件を徹底解説

カナダ留学で使える奨学金は?種類や条件を徹底解説


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カナダ留学に行きたいけど費用面で躊躇しているので、留学に使える奨学金が知りたい。また、奨学金の種類や利用できる条件についても詳しく教えてほしい。
Minami
Minami
こんにちは!English WithでWebライターをしているMinamiです!これまで様々な英会話スクールに通ったり、英検やTOEICなどの英語資格を取得してきました。現在はカナダ留学中で現地で英語の勉強をしています。

今回の記事ではカナダ留学で使える奨学金について徹底解説していきます!

「カナダに留学したいけれど費用がたくさんかかりそう」と思い、とどまっている方も多いのではないでしょうか?

確かに、留学にあたっては学校の授業費や滞在費に加え、食費や渡航費などがかかりて決して安くはない金額が必要になります。

だからといってせっかくの留学の機会を逃したくないですよね。そんな時に奨学金があれば費用の面で大きな助けとなります。

そこで今回はカナダ留学中に使える奨学金を種類別に分けて紹介。利用できる条件についても詳しく解説するので、ぜひご一読ください。

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カナダ留学で使える奨学金の種類

まず初めにカナダ留学に使える奨学金の種類を見ていきましょう。奨学金のタイプは大きく「給付型」と「貸与型」の2つに分けられ、提供元も民間と公的機関の2種類があります。

ここでは、その違いを詳しく説明していきますね。

給付型・貸与型からの奨学金

給付型・貸与型からの奨学金冒頭でも触れたように奨学金は大きく分けて、給付型と貸与型の2種類に分けられます。

給付型は返済する必要のない奨学金です。

一般的に給付にあたっての審査は厳しく、学校の成績や家庭の収入、英語力が一定のレベル以上に達しているかなど複数の条件が課されます。また、返済不要な分、とても人気が高く、応募しても利用できないことも少なくありません。

一方で、貸与型は借りたお金を返済する必要のある奨学金のこと。

貸与期間終了後には毎月少しずつお金を返済していくことになりますが、利用できる人数が多く、条件もそれほど厳しくありません。そのため、給付型に比べて利用しやすいのがメリットだと言えるでしょう。

民間企業・公的機関からの奨学金

次に、奨学金を支給する機関について見ていきましょう。機関は大きく分けると、民間企業と公的機関の2つに分けられます。

民間企業の奨学金とは企業、または個人が提供しているもののこと。企業ごとに応募条件が異なることが多く、給付型・貸与型の両方があります。ただし、募集数が比較的多いので、手軽に利用しやすいです。

また、奨学金には政府などの公的機関が提供しているものもあります。

公的機関の奨学金は授業料の他にも渡航にかかる費用など金銭面で幅広くサポートしてくれることが特徴で、その分人気も高いです。場合によっては返済が不要なケースもあり、費用面の負担を大きく軽減してくれるでしょう。ただし、募集人数が少ない場合も多く、応募に通らない可能性もあります。

カナダ留学で使える奨学金の条件とは?

奨学金の種類を上記項目で確認したところで、ここからは応募するにあたってどのような条件を満たしておく必要があるのかを確認しておきましょう。せっかくの奨学金獲得のチャンスを逃さないためにもしっかりと条件を把握したうえで応募してくださいね。

条件は奨学金によって異なりますが、主に問われる項目は以下です。

奨学金の4つの条件
  1. 年齢
  2. 成績
  3. 収入
  4. 英語力

1.年齢

1.年齢ほとんどの奨学金の応募条件には年齢が問われます。「〇歳以下」や「〇歳~〇歳の間の候補者」など数字で年齢が表示されてある場合もあれば、「大学〇生以下」などと学年で表してあるケースも存在しますね。

「大学生以下」の表記では社会人は残念ながら応募できないので注意が必要です。一般的に19歳以上を対象とした奨学金が多い印象ですね。

2.成績

2.成績成績も必ずといっていいほど聞かれる項目です。応募者が現在所属している大学や高校の成績の提出が求められ、一定の基準を満たしていないと審査すらしてもらえないこともあります。

また、求められるの基準は基本的に高いことが多く、平均以上の成績が必要になるでしょう。しかし、奨学金のタイプや組織によっては低めの基準を設定しているところもあるので、奨学金の利用を諦める必要はありません。

3.収入

3.収入家計の収入が条件となることも多いでしょう。奨学金はあくまでも「金銭的に余裕はないが熱意のある優秀な人物を応援したい」という目的で財政面をサポートするものです。

そのため、家計収入を条件に設定している奨学金がとても多いです。基準以上の収入がある場合には奨学金を利用できないケースがあるので注意しましょう。

4.英語力

4.英語力カナダへの留学であれば英語力のレベルが条件となっている奨学金もあります。英語力はTOEFLやIELTSなど英語の資格で測られることが多いです。

必要になるスコアは高めに設定されていることが多く、ある程度の英語力が求められます。あくまで目安ですが、TOEFL iBT80・IELTS6以上のスコアが必要になるでしょう。

今までこういった英語の資格を受験したことがなければ、奨学金応募のために勉強しなければなりません。

カナダ留学でおすすめの奨学金【3つのカテゴリー】

前項まででは、奨学金の応募条件を簡単に確認しました。

ここからは、カナダ留学におすすめの奨学金を1つずつ紹介。また応募できる奨学金の種類も高校生、大学生、社会人によって異なってくるので、それぞれ分けて取り上げていきたいと思います。

高校生向けの奨学金

高校生を対象にした、カナダ留学におすすめの奨学金は以下の2つです。

高校生向けの奨学金【2選】
  1. トビタテ!留学JAPAN
  2. ロータリー青少年交換プログラム

1.トビタテ!留学JAPAN

1.トビタテ!留学JAPANトビタテ!留学JAPANは民間企業と国が協同して提供している奨学金です。

支給額は留学する地域や期間によっても異なりますが、長期の場合月々10万~14万円となっています。また、この奨学金は返済が不要なので、留学後の金銭的負担を大きく軽減してくれるでしょう。加えて留学計画も14日間~1年の期間の間で自分で自由に作成できるとので、手軽に利用しやすいです。

その他、トビタテ!留学JAPANでは、勉強ができるかどうかよりも、留学やその先の未来に対して熱意があるかを重視。そのため、成績や語学力の有無は応募条件に含まれておらず、日本の高校に在籍する生徒であれば誰でも応募することが可能です。

トビタテ!留学JAPANの公式サイトをチェック!

2.ロータリー青少年交換プログラム

2.ロータリー青少年交換プログラムロータリー青少年交換プログラムは、国際的な社会奉仕連合団体であるロータリークラブが提供する奨学金です。

ロータリー青少年交換プログラムは短期~長期の留学を対象としており、自分の目標に合わせて期間を設定することができます。

また、ロータリークラブによって支給される費用は、宿泊代と食事代、そして学費になります。留学にかかるほとんどの費用をまかなってくれるのもメリットだと言えるでしょう。

また、応募に際して小論文などの提出が必要となり15歳~19歳の人しか利用できませんが、その他の条件はほとんどありません。カナダ留学に興味のある方はぜひ応募してみてください。

ロータリー青少年交換プログラムの公式サイトをチェック!

大学生向けの奨学金

次は大学生に向けた奨学金のご紹介です。大学生を対象とした奨学金は多く、ここではその中でも特におすすめのものをピックアップしました。

大学生向けの奨学金【3選】
  1. 高円宮記念クイーンズ大学留学奨学金
  2. 日本学生支援機構(JASSO)
  3. トビタテ!留学JAPAN

1. 高円宮記念クイーンズ大学留学奨学金

1. 高円宮記念クイーンズ大学留学奨学金

高円宮記念クイーンズ大学留学奨学金は、カナダ政府による日本人学生を対象とした奨学金です。こちらは、オンタリオ州にあるクイーンズ大学に留学する学生がを対象となります。

対象となる学校は限られていますが、支給額は1年間で約300万円で、返済不要で利用可能です。金銭的負担を大きく軽減してくれるため、クイーンズ大学に留学する方はぜひ応募してほしい奨学金です。

ただし、応募には日本の大学に在籍しており、2年または3年生の生徒であることに加え、一定の英語能力の基準を満たすことが必要になります。

高円宮記念クイーンズ大学留学奨学金の公式サイトをチェック!

2.日本学生支援機構(JASSO)

2.日本学生支援機構(JASSO)日本学生支援機構、通称JASSOは文部科学省が管轄する独立行政法人で、様々な種類の奨学金を提供しています。

JASSOが提供する奨学金の中に「海外留学支援制度」というものがあり、これがカナダ留学で使えるものとなります。支給される額は月6~10万円です。

応募には「受け入れ先の入学が許可されている」「留学後は所属大学に戻り学位を取得する」など複数の条件が課されますが、それほど審査は厳しくありません。

また、海外留学支援制度は給付型の奨学金なので返済は不要です。留学後の金銭的負担が軽い奨学金だと言えるでしょう。

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3.トビタテ!留学JAPAN

3.トビタテ!留学JAPAN高校生に向けた奨学金で紹介したトビタテ!留学JAPANは大学生も対象としています。

カナダに渡航する場合、支給される額は1ヶ月12万円~16万円ほど。支給額がかなり多いので、金銭的負担を大きく軽減してくれるでしょう。また、大学生の場合も奨学金を返済する必要がないので、手軽に利用することができます。

ただし、人気が高い奨学金になので審査には通りづらい可能性があることは念頭に入れておきましょう。

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社会人向けの奨学金

最後は社会人向けの奨学金の紹介です。社会人向けのものの多くは海外の大学院進学を目指している方を対象としています。もしカナダの大学院への留学を検討中であれば、下記の奨学金をチェックしてみてください。

社会人向けの奨学金【2選】
  1. 日本学生支援機構(JASSO)
  2. ヴァニエ・カナダ大学院奨学金

1.日本学生支援機構(JASSO)

1.日本学生支援機構(JASSO)JASSOは海外大学院への進学を目指す社会人に対して奨学金を給付しています。

支給額は月9万~15万円ほどで、これに加えて授業料も年間で最大250万円支給されるのが特徴です。

ただし、修士号取得を目指す場合であれば35歳未満、博士号であれば40歳未満という年齢制限があるので応募の際は注意しましょう。加えて、英語資格のスコアも応募条件として課されるので前もって学習を積んでおくことが重要です。

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2.ヴァニエ・カナダ大学院奨学金

2.ヴァニエ・カナダ大学院奨学金ヴァニエ・カナダ大学院奨学金は、カナダの大学院で学位の取得を目指すカナダ人または外国人学生に向けた奨学金。

採用されれば給付型の奨学金が年間で約450万円程度、最長3年間支給されます。学費や現地での生活費を十分にまかなえる金額だと言えるでしょう。

ただし、応募に当たっては学ぶ予定のカナダの大学院から推薦を受ける必要があります。そのため、早めにカナダの大学院へ連絡を取り、申し込み時期を逃さないようにしましょう。

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まとめ:奨学金を活用して費用を抑えながらカナダ留学に挑戦してみよう

今回の記事ではカナダ留学に当たって応募できる奨学金を種類や条件と合わせてご紹介しました。

給付型の奨学金は返済不要の分応募条件が厳しく、採用人数もごくわずか。反対に貸与型であれば返済は必要ですが条件は緩く応募しやすいです。また、企業から提供される奨学金は応募条件はバラバラですが、応募人数が手軽に利用できます。

一方、政府から支給される奨学金は審査が厳しいことがありますが、返済不要のものが多いのが特徴です。

加えて、記事内では実際に利用できる奨学金について解説しました。紹介した奨学金を対象学年別にまとめると、以下の通りでしたね。

大学生向けの奨学金【3選】
  1. 高円宮記念クイーンズ大学留学奨学金
  2. 日本学生支援機構(JASSO)
  3. トビタテ!留学JAPAN
大学生向けの奨学金【3選】
  1. 高円宮記念クイーンズ大学留学奨学金
  2. 日本学生支援機構(JASSO)
  3. トビタテ!留学JAPAN
社会人向けの奨学金【2選】
  1. 日本学生支援機構(JASSO)
  2. ヴァニエ・カナダ大学院奨学金

応募条件こそありますが、奨学金は留学の費用面での負担を大きく軽減してくれるのでぜひ積極的に応募してみてください。

その他、カナダ留学に関する記事はこちら!

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執筆者
Minami
大学在学中に約一年間、ニュージーランドで語学留学を経験しました。その後英検1級やTOEIC950点などを取得。現在はカナダでウェブ開発の勉強をしています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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