今回は約1年半マニラに住んでいた私が、フィリピン・マニラの治安事情やマニラでトラブルに巻き込まれない対策方法などを詳しく解説します。
先進国に比べて物価が安く、日常的に英語が使用されていることから英語留学の留学先として人気を集めているフィリピン。
中でも首都マニラには多くの語学学校が存在しているため、毎年多くの留学生が英語を学びにやってきます。
ただし、治安面ではいくつか気を付けるべき点があり、これらを抑えていないと留学生活がほろ苦いものになってしまうかもしれません。
そこでこの記事では、前半でマニラの治安事情や実際にあった犯罪例を紹介し、後半で治安が悪いエリア、トラブルに巻き込まれないための対策方法などを詳しく解説していきます。
フィリピン・マニラへの留学を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
フィリピン・マニラの治安事情について
まずは、フィリピン・マニラの治安事情を簡単に紹介します。
以下は、外務省が発表しているフィリピン全域の危険情報ですが、マニラやマニラの周辺地域は「危険レベル1」と指定されています。
レベル1 | 十分注意してください。 |
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レベル2 | 不要不急の渡航は止めてください。 |
レベル3 | 渡航は止めてください。(渡航中止勧告) |
レベル4 | 退避してください。(退避感覚) |
こうして見ると最も低いレベルなので安心した方もいるかもしれません。
しかし、実際のところは同じマニラでも、エリアによって治安レベルが異なり、一部では、現地人でも立ち寄らないような場所がいくつか存在します。
そのため、マニラを訪れる際は、こういったエリアを避けたり、トラブルを避けるための対策をするのが大切です。
フィリピン・マニラの治安を悪化させている犯罪例
フィリピン・マニラの治安事情が分かったら、次に過去に起こった犯罪例をいくつか紹介します。
過去の事例を知り、同じ被害に合わないよう気を付けましょう。
- スリ・置き引き
- ひったくり
- ぼったくり
- 睡眠強盗
- 性犯罪
1. スリ・置き引き
1つ目は、スリ・置き引きです。
マニラでは、毎年多くの日本人がスリ・置き引きの被害にあっています。
スリ・置き引きに関しては、治安が良いとされるエリアでも多発しているため、ショッピングモールで買い物している際や電車に乗っている際でも注意が必要です。
- ショッピングモール
- 電車やジープニーなどの交通機関の中
- カジノ
- レストラン など
また、複数の子どもが近づいてきて、対応に慌てふためいている間に、後ろから財布や貴重品を盗まれる「集団スリ」も起こり得るので知っておきましょう。。
2. ひったくり
2つ目は、ひったくりです。
マニラの路上では、スマホを操作したままや、安易なカバンの持ち方をして歩いていると、オートバイに乗った2人組からひったくりにあう事件が発生しています。
また、ジプニーの中でスマホを操作していると、窓の外から手を伸ばして盗難にあうこともあるようです。
3. ぼったくり
3つ目は、ぼったくりです。
フィリピン・マニラでは、相手が外国人だと分かると、相場よりも高い価格を請求してくることがあります。
特に多いのが流しのタクシーを利用する際で、経験則で言うと、5回に3〜4回は相場より高い金額を提示されるといった印象です。
また、バーやナイトクラブなどでカードでの支払いをすると、カードのスキミング被害にあい、後から不正利用をされていることが発覚したという事件もあります。
4. 睡眠強盗
4つ目は、睡眠強盗です。
フィリピン人はフレンドリーな方が多いためバーやレストラン、道を歩いている時でさえ、人に話しかけられることがあります。
ただし、こうした人の中には、頃合いをはかってレストランや自宅と称する家などに連れて行き、睡眠薬を飲ませた後で貴重品を盗む窃盗犯もいるようです。
実際、睡眠強盗事件の件数は多いようで、以前は毎月のように被害届けが出されていたとの報告がされています。
睡眠薬強盗事件の被害報告は、新型コロナウイルスの流行前は、ほぼ毎月のように大使館に寄せられていました。金銭的な被害にとどまらず、睡眠薬や精神安定剤等は、摂取量や体調によっては身体に重大な影響を及ぼすおそれがあります。旅行者に限らず、長期滞在者も十分に注意してください。
5. 性犯罪
5つ目は、性犯罪です。
フィリピンでは、毎年マニラを始めとする全てのエリアで年間約8,000件(日本の約6倍)の性的暴行事件が発生しています。
この中には、日本人留学生で性犯罪の被害にあっている方もいるようなので、特に女性の方は、1人で夜道を歩かないなどの対策が必要です。
フィリピン・マニラで治安が悪いエリア
フィリピン・マニラの治安はエリアによって異なります。
一般的にフィリピン・マニラで治安が悪いと言われているエリアは以下の3つです。
- トンド地区
- マラテ・エルミタ地区
- ケソン地区
1. トンド地区
1つ目は、トンド地区です。
トンド地区は、フィリピンで最も訪れる人の多い教会の1つである「サントニーニョ教会」があるエリアで、マニラの北西部に位置しています。
このエリアは、マニラの中で最も危険な地域として知られており、現地の人でも訪れたことがない方が多いです。
フィリピンの有名なスラム街「スモーキーマウンテン」や現地の激安ローカルマーケット「ディビゾリア」もトンド地区に属しています。
2. マラテ・エルミタ地区
2つ目は、マラテ・エルミタ地区です。
マラテ・エルミタ地区は、マニラ西部に位置しており、マニラ湾が堪能できる「マニラ・ベイウォーク」などがあります。
このエリアは、マニラの中でも最も大きな繁華街として知られており、地元民向けの飲み屋・飲食店があるのが有名です。
しかし、ゴーゴーバーやナイトクラブなどが多いことから、スリやぼったくり、恐喝といった事件も多発しており、犯罪の起こりやすいエリアと言えます。
3. ケソン地区
3つ目は、ケソン地区です。
ケソン地区は、フィリピンの旧首都として知られており、マニラの北東部に位置しています。
このエリアは、メトロマニラで最も人口密度が高く、アテネオ大学やフィリピン大学といった名門大学が集まっている地域として有名です。
しかし、一歩道を外れると、見るからに治安が悪そうなスラムも存在するため、訪れる際はこういったエリアに近寄らないようにしましょう。
フィリピン・マニラでトラブルに巻き込まれないための対策方法
ここまでフィリピン・マニラの犯罪例などを紹介してきましたが、あらかじめ対策をしておくことでトラブルを回避することができます。
以下では、マニラでトラブルに巻き込まれないための対策方法をいくつかまとめました。
マニラを訪れる予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 簡単に人を信用しない
- 大金を持ち歩かない
- 常に持ち物に意識を向けておく
- 移動の際は配車アプリを利用する
- 治安が悪いとされているエリアには近寄らない
1. 簡単に人を信用しない
1つ目は、簡単に人を信用しないということです。
フィリピン人はフレンドリーで人懐っこいことで知られており、現に私自身もたくさんの明るく気さくな方に出会いました。
ただし、知り合って間もない方をすぐに信用してしまうと、前述したような「強盗睡眠事件」などに巻き込まれてしまう可能性があります。
そのため、どれだけ親切そうに見えても、信用できる人かどうか分かるまでは、自宅などについていかないようにしましょう。
2. 大金を持ち歩かない
2つ目は、大金を持ち歩かないということです。
フィリピンでは、日本人や外国人はお金を持っていると見られやすく、スリ・置き引きのターゲットにされてしまいます。
そのため、あらかじめ大金を持ち歩かないことで、万が一スリ・置き引きの被害にあったとしても、最小限の被害に抑えられるようにすることがおすすめです。
また、派手な服やアクセサリーを身に付けるのも控えると良いでしょう。
3. 常に持ち物に意識を向けておく
3つ目は、常に持ち物に意識を向けておくということです。
フィリピン・マニラには治安の良いエリアも存在しますが、基本どこでもスリ・置き引きの被害は起こります。
そのため、ショッピングモールで買い物をしている時や、電車に乗っている時でも、常に持ち物に意識を向けておきましょう。
4. 移動の際は配車アプリを利用する
4つ目は、移動の際は配車アプリを利用するということです。
フィリピンでは、日本ほど鉄道網が広範囲に広がっていないため、移動の際にタクシーを利用することが多いですが、流しのタクシーを使うと高確率でぼったくりにあいます。
ぼったくり被害だけであればマシですが、そこから口論に発展し暴行被害を受ける可能性も考えられるので、極力配車アプリを利用するのがおすすめです。
なお、フィリピンの配車アプリには以下のようなものがあります。
- Grab(タクシーが呼べる配車アプリ)
- Angkas(バイクタクシーが呼べる配車アプリ)
5. 治安が悪いとされているエリアには近寄らない
5つ目は、治安が悪いとされているエリアには近寄らないということです。
フィリピン・マニラには、治安が悪いエリアがいくつか存在します。
- トンド地区
- マラテ・エルミタ地区
- ケソン地区
好奇心からあえて訪れたくなる方もいるかもしれませんが、銃規制が緩いフィリピンでは命を落とす可能性もないとは言えません。
そのため、興味本位でこれらのエリアを訪れないようにしましょう。
フィリピン・マニラの治安を知る上でも留学する際はエージェントを経由するのがおすすめ
前述したように、フィリピン・マニラの治安の良し悪しはエリアによってまちまちです。
また、訪れる時期によっても治安の良し悪しが変わっている可能性があります。
そのため、フィリピン・マニラへの英語留学を考えている方は、必ず現地の最新情報を抑えてから渡航するのが良いでしょう。
なお、「フィリピン・マニラの最新の治安情報が知りたい」「現地でおすすめの語学学校が知りたい」といった方は、フィリピン留学を熟知している留学エージェントで相談してみるのがおすすめです。
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まとめ:フィリピン・マニラに留学するなら治安の悪いエリアには近寄らないようにしよう!
今回は、フィリピン・マニラの治安事情や治安が悪いとされているエリアなどについて詳しく紹介しました。
フィリピン・マニラと聞くと、治安が悪いといったイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、実際には治安の悪いエリアはほんの一部で、それ以外のエリアでは最低限の注意をしておくと快適に生活できます。
そのため、これからフィリピン・マニラへの留学を考えている方は、治安の悪いエリアがどこなのかを把握し、トラブルを回避するための対策方法を覚えておくと良いでしょう。
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