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この記事では、フィリピン留学のお金事情について徹底的にまとめてみました。
フィリピンは日本に比べて物価が安く、現地での生活も日本とは全く異なります。
留学を検討している方の中には、「現金はいくらくらい持っていったら良いんだろう…」「寮の中でどのようにお金を保管したら良いのかな…」と疑問に思っている方も多いのでは無いでしょうか。
今回は、フィリピン留学経験者の私が、「フィリピン留学に持っていくべきお金」について細かく解説していきます。私自身の失敗談も合わせてご紹介しているので、これから留学に行く予定のある方の参考になれば幸いです。
お金以外にも必要な持ち物が知りたい！という方はこちらの記事もチェック！
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目次
フィリピン留学でそもそも現金は持っていくべきか？
「そもそも、フィリピン留学に現金は持っていくべきなのかな？」と疑問に持っている方も多いと思いますが、フィリピン留学経験者の私は「現金を持っていく」ことを強くおすすめします。
日本に比べてキャッシュレス文化が進んでいないフィリピン国内は、クレジットカードが使えるお店が限られています。
ショッピングモールやチェーンのレストランなど、都市部にあるお店ではクレジットカードでの支払いが可能ですが、ローカルのレストランやコンビニなどは基本的に「Cash Only（現金のみ受け付け）」。フィリピンで生活する上では、現金がないとかなり不便です。
もちろん「クレジットカードの海外キャッシング」や「国際キャッシュカード」を使えば現地での現金の引き出しが可能になるのですが、ここで気をつけたいのがATMでの磁気不良のリスク。
フィリピン留学でよくあるトラブルのひとつとして、日本のクレジットカードをフィリピンのATMに挿入した際に、時期不良を起こして使えなくなってしまうことがあるので、あらかじめ注意が必要です。
ちなみに私も留学中に、カードの磁気不良のせいで現金を引き出すことができず、「もっと現金を持ってきていればよかった…」と後悔しました。
このようなトラブルを想定し、クレジットカードや国際キャッシュカード以外にも、日本円の現金を持っていくと安心です。
フィリピン留学で現金はどの程度必要なのか？
ここからは、「フィリピン留学で必要な現金の目安」についてお話します。
もちろん、必要な金額はそれぞれの留学期間や生活スタイルによって変わってきますが、「3万円×留学月数」あると安心です。
これは、「基本的に平日は学校や寮で勉強し、金曜日の夜や土日に友人と出かける」というライフスタイルを想定した場合に必要な金額の目安で、1週間あたり5,000円〜1万円を使う計算。さらに、ショッピングモールや映画館など、お店によってはクレジットカードが使えるケースもあるので、状況に応じて支払い方法を分散させると安心ですね。
参考までに、現地での1週間の支払い費用をまとめるとこのような感じになります。
- ランチ代：400円×7日＝2,800円ほど
- ナイトアウトなどの娯楽費：4000円ほど
- 交通費：1,000円ほど
これに加えて、留学中に旅行やアイランドホッピングに行く予定のある方は、1回の旅行ごとに2万円ほど用意しておくと良いですね。
「SSP申請代」や「ビザ延長代」も現金での支払いが必要になります。
多くの場合、入学初日に支払うことになるので、留学中に使う生活費とは分けて用意しておくようにしましょう。
現地で必要なビザやその他の申請に関する費用をまとめた記事はこちらをチェックしてください。
その気になれば現地で使うお金を限りなく節約することも可能です。
「なるべく費用を抑えて生活したい！」という方は、「外食は控え、なるべく学校で食事する」「友人と遊びに行くのは週に1回程度にする」「スーパーで食材をまとめ買いし、週末は自炊する」などと工夫すると良いでしょう。
フィリピン留学でおすすめのお金管理方法【現金・クレカなど】
ここからは、フィリピン留学中の「お金の管理方法」についてお話します。
フィリピン留学でのお金の管理にはちょっとした工夫が必要で、スリやひったくりなどの犯罪やクレジットカードの磁気不良、ATMでのトラブルに関しては特に注意が必要です。
以下では、「現金の持ち運び方法」や「寮での保管方法」「支払い時に気を付けること」など、私が留学中に実践していたコツをご紹介しています。みなさんのフィリピン留学生活に役立てば幸いです。
- 現金の持ち歩きは最小限にする
- 鍵付きのセキュリティポーチを利用する
- お金を分散して管理する
1.現金の持ち歩きは最小限にする
留学中の外出の際は、「現金の持ち歩きは最小限」にするように意識しましょう。
残念ながら、フィリピンは日本に比べて治安が悪く、セブ島やマニラなどの都市部ではスリやひったくりなどの犯罪も珍しくありません。
外を歩く際は「一人で歩かない」「バッグは前に抱えて持つ」ことを大前提に、万が一このような犯罪に遭ってしまった場合でも被害額が少なく済むように、「持ち歩く現金は2,000ペソまで」とルールを決めておくと安心です。
さらに、現金は基本的に管理しやすい「日本円」で行い、2週間に1度くらいのペースで両替を行うのがおすすめ。大金を一度に両替するのは盗難リスクもあり危険なので、くれぐれも現金の持ち歩きには注意してください。
留学中は「携行品損害保険」付きの保険に加入することで、スマホやパソコンなどの高価な持ち物が盗難された場合でも補償を受けることができます。持ち物の盗難が心配な方は、保険選びの際にこれらの補償が付いているかどうかを確認しておくようにしましょう。
「携行品損害保険」が含まれているフィリピン留学におすすめの保険はこちらの記事にまとめています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
2.鍵付きのセキュリティポーチを利用する
まとまった額の現金を現地で保管する方法としておすすめなのが、「鍵付きのセキュリティポーチ」を利用すること。
フィリピン留学では、滞在先の寮は24時間ガードマンによって守られているため、外部からの侵入リスクは基本的に心配ありません。しかし、寮の部屋をシェアメイトと共同で使う予定の方であれば、特に貴重品の管理には気をつけたいですよね。
小型の「セキュリティポーチ」は、軽量のポーチに鍵がついており、中で現金やクレジットカード、パスポートなどの貴重品を安全に保管することができます。大切なものは常にポーチに入れておき、さらにスーツケースなどの大きな入れ物に入れておくことで、寮の部屋の中でも安全に保管しておくことができます。
セキュリティポーチはAmazonなどで購入できますが、100円ショップでポーチと鍵を購入すれば200円ほどで自作可能です。共同部屋に滞在する予定のある方や、週末に旅行に出かける予定のある方はぜひ用意しておくと良いでしょう。
3.お金を分散して管理する
フィリピン留学でお金を管理する上で最も大切なのは、「お金を分けて保管し、支払いを分散させる」ことです。
記事の最初でもご紹介したように、フィリピン留学にいく際は「3万円×留学月数」の現金があると安心です。とはいえ、長期の留学を予定している方であればその分大きな金額が必要になるため、「すべてを現金で持っていっても大丈夫かな…」と不安に感じますよね。
そこで、フィリピン留学で使うお金は「現金の日本円」「現地ATMで引き落としできるクレジットカードや国際キャッシュカード」「現地で支払いするためのクレジットカード」の3つに分散させて管理するようにしましょう。
例えば、4ヶ月間の留学を検討している方であれば、留学に必要な現金12万円を3ヶ所に分散させます。「7万円は日本円の現金で持っていく」「5万円は国際キャッシュカードで引き出す」「その他の必要な支払いはクレジットカードで行う」というように、分けて管理できるようにすると安心です。
さらに大切なのが、普段から現金をなるべく減らさないように、可能な場合はなるべくキャッシュレス決済を行うように心がけること。
「日本から持ってきた現金が底をついたタイミングで、クレジットカードが磁気不良を起こしてしまった…」というパターンも想定し、留学序盤で現金の使いすぎないように注意しましょう。
フィリピン留学経験者（筆者）の場合【いくら現金で持っていった？】
私が2ヶ月間のフィリピン留学に持っていった現金は5万円です。
この金額が多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれですが、私の場合は「2ヶ月間の留学生活には足りなかった」と感じます。
最大の失敗は「現金が少なくなってきたら、ATMでお金を下ろせるので大丈夫！」と考えて、留学の序盤に手持ちの現金をほとんど使ってしまったこと。現金がほとんど手元に残っていない時に、クレジットカードが磁気不良を起こしてしまったため「これからどうしよう…」と途方に暮れたのを覚えています。
前項で紹介したような「支払いの分散」や「なるべく現金を減らさないように工夫する」などの情報を知っていればこのような事態にはならずに済んだので、これから留学を検討している方にはぜひこれらのことを頭に入れておいていただきたいですね。
現金をなるべく減らさないためのコツとして、私が留学後半で実践していたのは、「カード支払いが可能なサービスを選ぶ」こと。
例えば、路上で拾えるタクシーの代わりに配車アプリの「Grab」を使うことで、現金を使わずアプリ上で決済を完了することができ、現金が節約できます。他にも、フィリピンで主流の携帯キャリア「Globe」が提供している決済アプリ「Gcash」は、日本のPayPay支払いのようにスムーズなキャッシュレス決済が可能になり、非常に便利でした。
このように、こまめにキャッシュレス決済を取り入れ、現金での支払いと上手くバランスを取るのもお金の管理に失敗しないための方法のひとつです。
支払いを分散させていると使った金額がわかりにくくなってしまいやすいので、長期留学を予定している方は家計簿アプリなどで「どの決済手段でいくら使ったのか」を管理できると安心ですね。
まとめ：フィリピン留学では現金とキャッシュレスのバランスが大事！支払いを分散させて、あらゆるリスクに備えよう！
この記事では、フィリピン留学のお金事情について「持っていくべき現金の金額」や「お金の管理方法」など詳しくまとめて解説しました。
留学中のお金の管理の中で最も大切なのは、「お金の管理を分散させること」。さらに、キャッシュレス決済可能なお店ではなるべくクレジットカードやアプリ決済を使用し、現金が減らないように気をつけながら生活するのがおすすめです。
クレジットカードの準備をするなら次の3つのいずれかを発行しておくと良いかなと思います。
現金の用意は、記事の最初にご紹介した「3万円×留学月数」を基本に旅行費やビザ代を上乗せして準備し、持ち歩かない分の現金はセキュリティポーチに入れて寮で保管すると安心ですね。くれぐれも貴重品の管理には気をつけて、むやみに大金を持ち歩かないようにしましょう。
心配な方は、日本からフィリピンへの送金サービスを調べておき、万が一の場合は家族から送金してもらうなど、準備をしておくと安心です。
なお、フィリピンに留学の不安を軽減したいなら留学エージェントを利用することをおすすめします。
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リッシュ留学について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
みなさんが素敵なフィリピン留学ライフを送れますように！
その他、English Withではフィリピン・セブ島留学に関する記事を多数用意。以下も参考にして、留学準備を進めていきましょう。
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