今回は、オンライン英会話で英語が分からない時に役立つフレーズをいくつか紹介していきます。
オンライン英会話を受講していると、誰しもが1度は相手の言ったことが聞き取れないといった経験をされたことがあるのではないでしょうか?
聞き取れないことが多いと楽しく会話を続けることができず、英語の上達に繋がりませんよね?
そのため、相手が言ったことをもう一度くり返して言ってもらえるように「聞き返す英語のフレーズ」を知っておくことは継続的に英語学習をする上でとても大切です。
そこで今回は、相手の言ったことがわからない時にもう1度聞き返す表現方法を詳しく紹介していきますのでしっかり使えるようにしていきましょう!
目次
分からない時に英語で聞き返す時に使える7つのフレーズ
早速、ここでは「英語が分からない時に聞き返すフレーズ」をいくつか紹介していきます。
日本語と同じく英語にも、友人と話す際に使用するようなカジュアルな表現やあまり知らない人・目上の人に話す際に使用するような表現があります。
そこでここからは「わからない時に英語で聞き返す時のフレーズ」をカジュアルなものから、丁寧な表現のものへと順に並べてみたので使いこなせるように繰り返し覚えていきましょう!
- Say that again?(もう1回言ってくれない?)
- What did you just say?(今なんて言いましたか?)
- Sorry?(すみません)
- What does it mean?(どういう意味ですか?)
- I couldn’t catch what you said.(なんて言ったか聞き取れませんでした。)
- Could you say it again?(もう1回言ってもらえませんか?)
- Would you mind saying that again?(もう1回言ってもらうことはできないでしょうか?)
1. Say that again?(もう1回言ってくれない?)
友達や親しい人を相手にカジュアルにもう1回言ってもらえるように聞き返す英語フレーズです。
こちらは英語の命令形を使用しているので、基本的には知らない人や目上の人を相手には使わない方が良いでしょう。
2. What did you just say?(今なんて言いましたか?)
このフレーズもカジュアルな表現ですがよく使用される表現です。
「just」はあってもなくても良いですが、たった今言ったことを聞き返したい場合は、あった方が相手もどの部分をくり返せば良いのかが分かりやすいので付け加えると良いです。
3. Sorry?(すみません)
1単語だけで使えて比較的丁寧に聞き返すことができる英語フレーズです。
ただしこちらはイントネーションに注意が必要で、「Sorry?」の語尾を上げて発音するようにしましょう。語尾を下げてしまうと「すみません。」といった別の意味で受け取られてしまいます。
なお似たような単語で「Pardon?」という表現もありますが、こちらは少し古い英語フレーズで若者はあまり使っていないので、外国人が使用していると笑われてしまうこともあるかもしれません。
4. What does it mean?(どういう意味ですか?)
こちらは言われた言葉の意味が分からず説明して欲しい場合に使用する英語フレーズです。
言われた言葉は聞き取れてもその意味が分からない場合などはこちらの単語を使って聞くと良いでしょう。
5. I couldn’t catch what you said.(なんて言ったか聞き取れませんでした。)
こちらはダイレクトにもう1度くり返して言ってもらうようにお願いする表現ではないのですが、聞き取れなかったということを相手に伝える表現です。
これを言うと勘の良い人であれば、すぐにもう1度言ったことをくり返してくれるはずです。
6. Could you say it again?(もう1回言ってもらえませんか?)
こちらの表現は英語の丁寧型を使用した丁寧に聞き返す時に使用する英語フレーズです。
まだよく知らない相手や目上の方に対して聞き返したい場合はこちらを使用すると良いでしょう。
また、最後に「Could you say it again, please?」のように「please」を付けることで、より丁寧なお願いにすることが可能です。
7. Would you mind saying that again?(もう1回言ってもらうことはできないでしょうか?)
こちらは今回ご紹介している英語フレーズの中で最も丁寧な聞き返し表現になります。
「Would you mind ~ing?(〜していただけませんか?)」はこの他にも誰かに何かを依頼したい時によく使う丁寧な表現で、例えば「Would you mind helping me fill out this form?(この用紙を記入するのを手伝って頂けませんか?)」のように使用されます。
英語が分からない・聞き取れない3つの理由
オンライン英会話で英語講師の言ったことが分からない・聞き取れない時に聞き返す英語フレーズは分かっても「何度も聞き返すのはちょっと失礼かな?」と思われる方もいるかと思います。
そうならない為にも「英語が分からない・聞き取れない理由」をしっかりと理解し対策をしておく必要があります。
ここでは、英語が分からない・聞き取れない理由として挙げられる点を3つまとめたので、自分は当てはまっていないかチェックしてみましょう。
英語を聞き返すよりも一度で理解できた方が会話もスムーズに進むので理由を理解した上で対処してみることをおすすめします。
- 英語フレーズの存在を知らない
- ネット回線が悪い
- 相手の声が小さい
理由1. 英語フレーズの存在を知らない
1つ目は、英語フレーズの存在を知らないことが原因で聞き取れないパターンです。
これは私の経験ですが、アイルランドで「Top of the morning to you!」(アイルランドで使用される朝の挨拶に使われるフレーズ)と言われた時に、使用されている単語は簡単で聞き取れても、表現を知らなかったので何を言われたのかさっぱり分かりませんでした。
そのため、まずはたくさんある英語フレーズや文法表現をしっかりと頭にインプットしておくことがリスニングにおいても重要だと言えます。
理由2. ネット回線が悪い
2つ目はネット回線が悪い為、相手の言っていることが聞き取りづらいパターンです。
オンライン英会話を受講している際に雑音が入ると、思っている以上に相手の言っていることが分からなくなってしまいます。
そのため、オンライン英会話を受講しようと考えられている場合は優れたネット環境を準備しておくことは必須です。
トラブル対処に関する記事はこちら!
理由3. 相手の声が小さいから
3つ目は相手の話し声のボリュームが小さいことが原因で聞き取れないパターンです。
この場合は相手に無礼のないように大きい声で話してもらうようにお願いしましょう。
「Sorry, could you speak up please?」(もう少し大きな声で話して頂けませんか?)のようなフレーズを使うと相手の気分を損ねることなくお願いすることが可能です。
オンライン英会話を有効活用するための事前準備を解説
オンライン英会話をこれから受講しようと考えられている方は、ここまでで説明した内容をもとに、より有効なレッスンを受講する為の事前準備をしておくことをおすすめします。
オンライン英会話を有効活用するのに大切なことは、「たくさん会話する」ということです。相手の言ったことが聞こえなかったり、分からないことを分からないままにしておくことは効率が良いとは言えません。
その為、まずは優れたネット環境を準備して、講師の声が聞き取れやすい環境を作っておきましょう。
あまり気にされない方が多いかもしれませんが、雑音が少しでも入ると簡単な英語でも全然聞き取れなくなり、結果として学習率も悪くなります。
また、オンライン英会話の講師が日本人の場合は困った際に日本語でのやり取りができますが、外国人の場合はそういう訳にはいきません。
そのため、今回紹介した英語講師の言ったことをもう1回くり返してもらえるようにお願いするフレーズをあらかじめ覚えておくのが良いでしょう。
たくさん会話をすることで英語の上達が早くなることは間違いなしです。
その他、オンライン英会話の準備に関して詳しく知りたい人は以下も参考に!
まとめ:英語が聞き取れなかった時は自信を持って聞き返してみよう!
今回はオンライン英会話で講師の言ったことがわからなかった時にもう1度聞き返す英語表現について紹介しました。
相手の言った内容の中に分からない英語フレーズや言葉があった場合、それをそのままにしてしまうと何も学べません。
そのまま放置してしまうと次回のレッスンでも同じように聞き取れず、効果的に学習することができなくなってしまいます。そのため、オンライン英会話では自信を持ってたくさん発言し、自分の成長に繋げていくようにして下さい
今回紹介した英語のフレーズは、オンライン英会話をスムーズに受講し理解を深めるためにも役立ちますので、暗記した上でレッスンに臨んでみてくださいね。
その他、英語フレーズに関する記事を用意しているのでこちらも参考に!