TOEICに申し込んだものの、学業や仕事、家事、育児に忙しくて、勉強ができていないこともありますよね。TOEICはノー勉でもスコアアップできるものなのか気になる方も多いはず。
そこで今回は、TOEICはノー勉でもスコアアップできるのか、スコアアップする方法を解説いたします。
これからTOEICを受けるつもりだけど、勉強する時間があまり取れないという方は本記事を参考にしてください。
目次
TOEICはノー勉でもスコアアップできる?【口コミまとめ】
それでは、TOEICはノー勉でもスコアアップすることができるのか考察するために、実際にノー勉でスコアアップをしたことがあるというSNSなどの口コミをまとめていきます。
なお、「そもそも『ノー勉』ってなに? 」と感じる方もいると思うので、簡単に解説しておくと、ノー勉とは「全く勉強しないこと」「ノー 勉強」の略語のことを言います。
ノー勉、つまり全く勉強をしない状態でTOEICのスコアアップはできるのか、SNSで調べたところ、結果は次のように二極化していました。
- ノー勉でTOEICを受けたところ、悲惨な結果になった
- ノー勉でもスコアアップができた
ノー勉で悲惨な結果になった方もいる一方、中にはノー勉でもTOEICのスコアアップを達成している人はいるようです。
以下では実際にあったTwitterの口コミを一部紹介します。
- 【実際の事例1】ノー勉で多少スコアがアップした例
- 【実際の事例2】ノー勉で800点オーバーの例
- 【実際の事例3】ノー勉で900点オーバーだった例
【実際の事例1】ノー勉で多少スコアがアップした例
https://twitter.com/labmtid/status/1546698684657647616?s=20&t=H-2kXC-G-IlbW0-NIdEpJQ
【実際の事例2】ノー勉で800点オーバーの例
同じ6月に証券アナリストの試験が重なっていたため約2年ぶりのTOEICはノー勉ノー対策で挑みましたが、こんな感じでした。次8月に受ける予定ですが、そこはちゃんと対策して、900点オーバー目指します❗#TOEIC pic.twitter.com/1AUTtMad1B
— おるか✏️R6年中小企業診断士受験 (@Study_Orca) July 12, 2022
【実際の事例3】ノー勉で900点オーバーだった例
TOEIC結果確認したけど、手応え通り大幅スコアアップ✌️900点台のった〜。ノー勉だったのに、やっぱ日常的に使うのがいいんだな。
— はるな (@hrn36xG7) December 3, 2020
ノー勉だったそうですが、日常的に英語を使っていたのがわかります。日頃から英語に触れることで、あえて勉強をしなくてもスコアアップも期待できるようですね。
これらの例は実際にスコアアップをしている例ですが、ネットで調べると、たいていの場合は多くの人がノー勉でTOEICを受けて悲惨な結果になっています…。
そこで次でノー勉でもスコアアップするための方法をご紹介します。
ノー勉でもTOEICのスコアがアップする直前にできる方法
ノー勉でもスコアアップが可能だということが分かったところで、ここからは試験直前の時間を使ってスコアアップができる方法をご紹介します。
「もうすぐTOEICの試験日なのに、まったく勉強していない!このままではノー勉で受けることになってしまう…。」そんな方もいますよね。
TOEICをノー勉で受験をして悲惨な結果になった人も少なくはありませんが、試験直前に試験対策をすることは可能です。
以下ではノー勉でも試験直前の時間を使ってスコアアップをさせる方法を紹介します。
- TOEICの問題形式を知っておく
- 試験時間と問題数を把握しておく
- ビジネスシーンが多いことを理解しておく
1.TOEICの問題形式を知っておく
1つ目は、TOEICの問題形式を知っておくことです。
どんな問題が出題されるのか全くわからない状態でTOEICを受けると、試験中に緊張してしまい良い結果には繋がらない可能性があります。
そこで、あらかじめある程度問題形式を把握しておくことで、落ち着いて試験を受験できるようにしましょう。
なお、TOEICの問題はマークシート方式で、テストは英文のみ。このことを知った上でテストに臨んでおくと、緊張感も変わってくるはずです。
2.試験時間と問題数を把握しておく
2つ目は、試験時間と問題数を把握しておくことです。
何も知らないノー勉の状態で受験をすると、時間配分を間違えてしまい、時間が足りなくなることもあるでしょう。そこでしっかり時間や問題数を把握しておくことで、1問にどれだけの時間をかけられるのか対策しておくのがおすすめです。
なお、TOEICの試験時間はリスニングが約45分、リーディングが75分の合計約2時間となっています。
また、問題数はリスニング、リーディングともに100問。
人によってはゆっくりと時間をかけて解いていると、最後まで終わらない可能性もあるので、テスト前から2時間で200問を解く、という意識を持っておきましょう。
3.ビジネスシーンが多いことを理解しておく
3つ目は、ビジネスシーンが多いことを理解しておくことです。
TOEICの問題は以下のようにビジネスシーンの問題が多いのが特徴です。
- ビジネスの取引の会話
- 会議の会話
- お店や飛行機などの予約に関する会話など
逆にTOEICでは、学生同士の会話など学校が舞台の会話は少ないと言えます。
リスニングやリーディングで場面設定がわからなくても、なにかしらのビジネス関連だと想定して問題を解くとよいでしょう。
※すべての問題がビジネスシーンとは限りません
ノー勉の人にもおすすめ!TOEIC試験中にできる対処方法
ここまでで試験直前にできるスコアアップ方法を記載しましたが、次にノー勉でもTOEICの試験中にできる対処法を紹介していきます。
- わからない問題はどんどん飛ばす
- リスニングの前に問題に目を通しておく
- マークシートをまとめて塗る
それぞれくわしく見てみましょう。
1.わからない問題はどんどん飛ばす
TOEIC試験中にできるスコアアップのコツの1つ目は、わからない問題をどんどん飛ばすことです。
先述したように、TOEICは2時間で200問の問題を解かなければいけません。わからない問題に何分も時間をかけていると、残り時間が減ってしまい最後の問題まで辿り着けなかったとなってしまう可能性があります。
そのため、どんなに考えてもわからない問題であれば、すぐに飛ばして解ける問題に進んだ方が効率が良いです。
なお、わからない問題は問題用紙にマーキングをしておいて、時間が余ったときに再考できるように工夫するのがおすすめです。
2.リスニングの前に問題に目を通しておく
2つ目のコツは、リスニング開始前に問題を先に読んでおくことです。
TOEICのリスニング問題には写真問題がありますが、この写真を事前に見ておくことでどんな英文が読まれるか、ある程度想像がつくはずです。
また問題文を読んでおくことで、リスニングのどの部分を意識して聞き取ればいいのかがわかり、スコアアップも目指せます。
問題文を読み、キーワードになりそうな単語をマーキングしておくのもおすすめです。
3.マークシートをまとめて塗る
3つ目のコツは、マークシートをまとめて塗ることです。
TOEICはすべて回答用紙に書かれた答えの部分を塗りつぶして回答する「マークシート形式」です。
問題用紙を読んで、答えが分かったら1問ずつ解答用紙に手を移動させて塗りつぶすという方法でも良いのですが、これだと問題用紙から解答用紙に移る度に時間ロスが生じます。
そこで、時間ロスを防ぐために問題用紙に答えをマーキングしておいて、5問などきりの良いところでまとめて塗るのがおすすめです。
ただし、まとめて解答用紙に色塗りするときに、答えがズレてしまわないように気を付けましょう。こまめに、問題と解答にズレが生じていないか確認しておくと良いですね。
TOEICはノー勉ではなくアプリやスクールで対策することでスコアが飛躍する
ここまでで、TOEICをノー勉で受験してスコアアップさせる方法を解説してきましたが、最後にTOEIC対策ができるアプリやスクールを紹介します。
ノー勉でもTOEICのスコアをアップさせることは無理ではありませんが、確実にスコアを伸ばしたい方は、学習アプリやスクールに通って本格的に対策することをおすすめいたします。
英語学習アプリの中には、TOEICに特化していて無料で利用できるものもあるので、自分に合うものを探してみると良いでしょう。
また、スクールだとプロの講師から学ぶことで、効率よく学習することができます。
オンラインで学習できるスクールと、通学型のスクールがあるので自分にあった方を選択してください。
まとめ:TOEICはノー勉でもスコアアップは無理ではないが、アプリやスクールで学習するのがおすすめ!
今回はTOEICをノー勉でもスコアアップする方法や、TOEIC対策ができるおすすめのアプリ・スクールを紹介いたしました。
前述したようにTOEICはノー勉でもスコアアップをすることは可能です。
ただし、その場合は試験直前や試験中にできる対策をしておく必要があるので、本記事の内容を参考に試してみられると良いでしょう。
また、基本的にはノー勉でTOEICを受験すると悲惨な結果になってしまうことが多いので、効率よくスコアアップさせたい方は学習アプリやスクールで事前に対策をしておくことがおすすめ。
本記事では「リスニング」や「リーディング」といった用途別にアプリを紹介しているので、自分の苦手な部分を集中して練習するようにすると良いでしょう。
なおEnglish Withでは他にも、TOEIC対策ができるYouTubeチャンネルに関する記事を掲載。独学でできるTOEIC対策方法も紹介しているので、興味がある方は以下も見てみてください。