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VersantとTOEICを徹底比較!換算スコアや資格価値まとめ

VersantとTOEICを徹底比較!換算スコアや資格価値まとめ


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VersantとTOEICはどんな違いがあるのだろう?特徴について詳しく知りたい。また、仕事をする上でどんな場面で役立つかも教えてほしい。
Tomomi
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こんにちは!English WithライターのTomomiです!海外で生活をしながら、英語に関する記事を書く仕事をしています。

今回の記事ではVersantとTOEICを徹底比較していきます。

VersantとTOEICは、どちらも英語力を客観的に測ることができる試験で、ビジネスキャリアに生かせる英語資格でもあります。そんなTOEICとVersantを比べた時に、「それぞれどのような特徴があるのか」「どのような場面で生かせるのか」という点を知りたい人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、VersantとTOEICを比較しながら、それぞれのテスト内容や資格の価値の違い、どんな人に受験がおすすめかなどを詳しく解説をしていきます。

VersantとTOEICの違いが知りたい人、ビジネス英語資格をキャリアに活かしたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

VersantとTOEICのスコア換算

まず最初に、VersantとTOEICのスコアがどのように対応しているかをチェックしていきましょう。

Versant公式ホームページでは、Versant各テストスコアと、TOEICスコアは以下の表のように換算できると公表しています。

Versant
スピーキングテスト
Versant
ライティングテスト
Versant
プレイスメントテスト
TOEIC
79 – 80 77 – 80 79 – 80
69 – 78 67 – 76 68 – 78 945
58 – 68 54 – 66 57 – 67 785
47 – 57 44 -53 46 – 56 550
36 – 46 36 – 43 34 -45 225
26 – 35 20 – 29 24 – 33 120
20 – 25 20 -23

参考:VERSANTスコアと各種英語力指標の対応表

VersantとTOEICを比較①【テスト内容】

VersantとTOEICを比較①【テスト内容】次に、VersantとTOEICについてテスト内容を詳しく比較をしていきます。

Versantでは問題が英語音声で流れるので、聞き取って理解した上で発話をして回答することが求められるのが特徴。より実践的な英語でのコミュニケーション能力が必要とされ、問題内容は日常会話をテーマにした問題がメインで出題されます。

一方、TOEICの回答形式は4つの選択肢の中から正しいものを1つ選ぶマークシート方式。リスニングパートとリーディングパートに分かれており、ビジネスシーンを想定した問題が多く出題されます。また、問題は「聞く・読む力」を測るものが多いです。

また、各テストは問題数と受験時間が異なるのも特徴的。TOEICはリスニング・リーディング合わせて2時間、計200問が出題されるボリュームの多い試験ですが、Versantは計63問で所要時間は約20分ほどです。

Versant・TOEICの特徴
Versantの特徴 ・発話がメイン
・日常会話がテーマ
・試験時間は20分(計63問)
TOEICの特徴 ・リスニング、リーディングがメイン
・ビジネス英会話がテーマ
・試験時間は120分(計200問)

VersantとTOEICを比較②【資格の価値】

VersantとTOEICを比較②【資格の価値】続いて、VersantとTOEICがそれぞれどんなシーンで役立てることができるかを解説していきます。

TOEICは受験者が多く、日本での知名度が高いのが特徴。英語を必要とする仕事の場合、応募条件として「TOEIC◯◯点以上」と定めている企業も少なくありません。そのため、TOEICで高スコアを取得しておくことで、就職・転職がしやすくなるというメリットがあります。

一方、Versantは受験者が増加傾向ではあるものの、TOEICほどの知名度はなく、現段階では就職・転職にはあまり生かすことはできません。

しかし、現在多くの企業が社内研修としてVersantを導入しており、高スコアを獲得することで社内でのキャリアアップに役立てることができるでしょう。また、今後導入する企業の増加も予想され、社会的認知度が高まっていくことが期待されます。就職・転職に活かせるようになる可能性も十分にあるでしょう。

Versant・TOEICの特徴
Versantの特徴 ・社会的に知名度が高い
・就職、転職に有利
TOEICの特徴 ・今後、知名度は上がってくる
・キャリアアップに活かしやすい

Versantがおすすめな人

Versantがおすすめな人前項で解説をした通り、VersantとTOEICにはそれぞれ特徴があるので、自分の目的や目標に合った方法を上手に活用していくことが大切です。

ここからは、Versantはどのような人におすすめの試験かを解説していきます。

Versantの最大の特徴はスピーキング力を測ることができる点。そのため、「英語を話す力を測りたい」「スピーキング力を証明したい」という人におすすめの試験です。

また、Versantはスピーキング力を重点的に測ることができるテストですが、問題音声が英語で流れるため、それを正しく聞き取り理解するための高いリスニング力が求められるのも特徴。「英語で聞いて理解し、英語で回答する」という能力が必要になるため、知識としてではなく「どれだけ英語が実践レベルで身についているか」をチェックできます。

「英語を使った業務がある」「海外出張を控えている」など、仕事上で英語でのコミュニケーション力が求められる場合、Versantを活用することで自分の英会話力がどのくらい通用するのかを測ることができるでしょう。

さらに、自宅から受験が可能で、所要時間も短いので、手軽に英語力を測ることができるのもVersantの良さだと言えます。試験結果も受験後5分程で見ることができるので「今の英語の実力を知りたい」「英語学習の成果を定期的に確認したい」「試験会場に足を運ぶのは難しい」という人にもおすすめです。

その他、勤務先の会社がVersantを導入している、または社員の英語教育に力を入れており今後導入の可能性がある場合、社内のキャリアアップに生かすことができるでしょう。

TOEICがおすすめな人

TOEICがおすすめな人続いて、TOEICの受験がおすすめな人について解説にしていきます。

前項でも解説した通り、TOEICは日本での知名度が高いのが特徴で、高スコアを持っていることで履歴書に記載することが可能です。そのため、英語を使用する業種への就職や転職が有利になるでしょう。

また、業務で英語を使用しない場合でも、TOEICスコアがあることで、国内企業への就職・転職の際に「目標に向けて学習を継続できる人材である」ということをアピールできるなど、ビジネスシーンで幅広く役立てることができます。

さらに、TOEICではビジネスに関わる問題が多く出題されるため、試験対策をすることで仕事で使える語彙やフレーズを身につけることが可能。「就職や転職に役立つ英語資格を身につけたい」「ビジネス英語力にフォーカスして学習したい」という人はTOEICの受験がおすすめです。

まとめ:Versant・TOEICの特徴を押さえて上手に活用しよう!

今回の記事では、VersantとTOEICを徹底比較し解説をしました。

TOEICではリスニング・リーディングを測る問題が出題されるのに対し、Versantではスピーキングに重点を置いた問題が出題されるのが最大の違いです。

また、高スコアを取得しておくことで、TOEICは就職や転職で英語力の証明として活用することができ、Versantは社内でのキャリアアップに役立てることができるでしょう。

加えて、自宅で手軽に受験できるVersantは「英語を話す力を測りたい」「英語学習の成果を定期的に確認したい」「試験会場に足を運ぶのは難しい」といった人に適しています。英語でのコミュニケーション能力を測ることができるため、自分の英語力が実践でどれだけ通用するかを測りたい人はVersantの受験を検討してみましょう。

一方、「就職や転職に役立つ英語資格を身につけたい」「ビジネス英語力にフォーカスして学習したい」という人はTOEICの受験がおすすめです。知名度が高いため、高スコアを取得しておくことで履歴書に記載することができ、英語力の証明として活用することができます。

2つの試験の特徴を踏まえた上で、自分の目標や目的、キャリアプランに合ったものを上手に活用していくのがおすすめです。TOEICとVersantの両方を受験するのも良いでしょう。

今回の記事がVersantとTOEICの違いが知りたい人、ビジネス英語資格をキャリアに活かしたい人の参考になれば幸いです。

その他、English Withでは英語学習に関する記事を多数ご用意しているので、こちらもあわせてチェックしてみてくださいね。

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執筆者
Tomomi
オンライン英会話で英会話を身につけ、日本企業の営業職からWebライターに転身。自身の学習経験をもとに英語関連の記事執筆をしています。2020年にメキシコシティに移住、現在スペイン語を勉強中です。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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