今回は、記事の前半部分で「英語力はIT業界への転職で必要なのか?」を解説し、後半部分では「英語を活かしたIT業界への転職でおすすめのエージェント」をいくつか紹介していきます。
インターネットの普及により、毎日朝早く起きてオフィスまで通勤しなくても済むオンラインワークが増えてきていますよね。
オンラインで業務ができる仕事が多いIT業界は非常に人気ですが、一体転職する際に英語力はどれほど必要なのでしょうか?
上記のような悩みや疑問を持っている方が多いと思いますので、この記事で紹介していきます。本記事を参考にIT転職で必要な英語力を理解し、ご自身にあった転職エージェントを見つけて転職活動を行ってくださいね。
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【1位】マイナビ IT AGENT
【2位】レバテックキャリア
【3位】Geekly
目次
英語力はIT業界への転職で必要?
それではまず「英語力はIT業界への転職で必要になるのか?」というテーマについてお話していきます。
結論から先に言うと、英語力はIT業界への転職に必要です。
この理由としては、グローバル化が進む昨今では採用条件の1つとして「TOEICスコア」を基準とする企業が増えてきている為。
また、オフショア開発のようにシステム開発や保守管理などを人件費の安い海外に委託する手法も増えてきているので、IT業界ではより一層英語を使用する機会が増えていく傾向にあります。
なお、採用条件にTOEICスコアによる審査がない場合でも、英語力を身につけておくことは年収アップに繋がる可能性があります。
以下は転職エージェントDODAが発表している年収とTOEICスコアの相関図になりますが、一般的にホワイトカラー系の職種ではTOEICスコアが高い人材の方が年収が高くなっています。
※参照: doda
これはIT業界でも例外ではないので、英語力は身につけておくと大きな強みになると言うことができるでしょう。
IT業界への転職で英語力を高めておくべき3つの理由
ここまで「英語力はIT業界への転職で必要なのか?」というテーマについて簡単にお話しました。
次にIT業界への転職で英語力を高めておくべき具体的な理由をより詳しく紹介。
既に前述した内容もありますが、改めてIT業界への転職で英語力を高めておくべき理由についてを紹介しますと、以下の3つの点が挙げられます。
- 理由① オフショア開発を利用する企業が増えてきている
- 理由② グローバル化が進む昨今、外国人が同僚になる可能性がある
- 理由③ IT技術の最新情報は英語でしか手に入れられないことがある
理由① オフショア開発を利用する企業が増えてきている
1つ目は、オフショア開発を利用する企業が増えてきているという点です。
オフショア開発とは、システム開発や保守管理などをベトナムやフィリピン、インドなどのような人件費の安い海外に委託する手法のことを言います。
オフショア開発の増加で、海外の委託先とコミュニケーションを取っていく上で英語を使うことになる可能性も多いにあります。
理由② グローバル化が進む昨今、外国人が同僚になる可能性がある
2つ目は、グローバル化が進む昨今では外国人が同僚になる可能性があるという点です。
厚生労働省の調べによると、2012年・2013年以降、日本で働く外国人労働者の数は常に増加傾向にあります。
※参照:厚生労働省
その為、IT企業に限らずこれから外国人を雇用していく企業は増えていくことが予想され、外国人が同僚になり英語でコミュニケーションをとることも増えるでしょう。
理由③ IT技術の最新情報は英語でしか手に入れられないことがある
3つ目は、IT技術の最新情報は英語でしか手に入らないことがあるという点です。
ITの業界は日々新しい技術やツールが開発されていく為、常に最新の情報にアンテナを貼っておくことが非常に大切。さらに、その多くが英語で書かれているので英語力が必要になるケースも多くあります。
海外のエンジニアが開発したテクノロジーやシステムに関しては、ある程度時間が経ってからでないと日本語に翻訳されない為、最新の情報を手に入れる為には英語の解説書やブログを読んで理解する必要があるのです。
このような点でもこれからIT業界に転職しようと考えている方は英語能力を身につけておいた方が良いということです。
英語を活かしたIT業界への転職でおすすめのエージェント【3選】
IT業界においても英語能力が必要な理由について理解したところで、次は「英語を活かしたIT業界への転職でおすすめのエージェント」を3つ紹介していきたいと思います。
スキルを身につけていたとしても正しい方法で転職先を探さない限り、最適な仕事が見つかるとは限りません。
仮に就職できたとしても、「何か思っていたのとは違った」と思いたくはないですよね?
そこで、転職エージェント探しをしている方は以下で紹介するエージェントを使って仕事探しを効率的に進めると良いでしょう。
- マイナビ IT AGENT
- レバテックキャリア
- Geekly(ギークリー)
1. マイナビ IT AGENT
マイナビ IT AGENTは、株式会社マイナビが運営している転職エージェントサービス。
同じく株式会社マイナビが運営する転職エージェントサービスで「マイナビAGENT」も存在しますが、こちらは幅広い職種を扱っているのに対して、マイナビ IT AGENTではIT系の職種のみを取り扱っています。
マイナビ IT AGENTの大きな特徴は、キャリアアドバイザーのほとんどがIT業界出身で、IT・Web業界の転職事情に精通していると言う点。
その為、求職者のスキルに合った最適な求人や転職活動のプランを提案してくれるといったメリットがあります。
なお、登録されているIT職の求人の数は公開求人で約1.3万件、非公開求人で約7、8千件程度。掲載数が多いので転職のチャンスが十分にあるエージェントではないかと思います。
また、マイナビ IT AGENTのサービスの流れとしては、まずウェブサイトより申し込みを行い、その後キャリアアドバイザーと対面あるいはオンラインで面談をしてから求人を紹介してもらうという形です。
英語が得意な方は、面談の際にTOEICのスコアや英検の成績を伝えておくと、よりご自身の得意スキルを活かせる求人が見つかるのではないでしょうか。
IT業界で重宝されるスキルや求められる人物像など、業界経験者にしか分からないリアルな声を知りたい方はマイナビ IT AGENTに登録することをおすすめします。
2. レバテックキャリア
レバテックキャリアは、レバテック株式会社が運営するITエンジニアやクリエイター転職を専門としている転職エージェントサービス。
在籍しているキャリアアドバイザーは年間3,000回以上企業を訪れ、現場のリアルな情報を常に把握している為、入社前から会社の雰囲気や残業時間といったウェブ上では分からない情報まで確認することが可能です。
また大きな特徴は、キャリアアドバイザーや現役のエキスパートエンジニアから職務経歴書の添削を受けられる点。
このサポート体制によって過去の初回内定率は90%超えと高い数字を残しています。
登録されているIT職の求人の数は公開求人で約1.3万件、サイトに掲載されていない非公開求人の数も多数存在。
レバテックキャリアのサービスの流れとしてはまずウェブ上で申し込みを行い、面談の際にこれまでの経歴や得意スキル、求人の希望条件などを伝えてから、それを踏まえた最適な求人を紹介してもらう形になります。
なおレバテックキャリアから転職すると、オンラインプログラミング学習サービス「Progate」の全レッスンが半年間無料で受けられるので、転職後も自主学習を続けたい方はレベテックキャリアがおすすめですね。
3. Geekly(ギークリー)
Geekly(ギークリー)は株式会社Geeklyが運営しているIT・Web・ゲーム業界の人材紹介に特化した転職エージェントサービス。
2021年に行われた株式会社リクルート主催のリクナビNEXT「GOOD AGENT RANKING」調査では総合部門ほか5部門で第1位を受賞している実績があります。
Geeklyの大きな特徴は、他社転職エージェントでは内定を獲得するまでの期間が3ヶ月程度のところ、平均25日程度と早い点。その為、求職者サイドや企業サイドにとっても短期間で良い人材がマッチできるため余計なコストを抑えられるといったメリットがあります。
それだけでなく、厚生労働省職業安定局が運営する人材総合サイトのデータでは、Geekly経由で入社した求職者の離職率が3.2%と低い数字になっており、質の良いマッチングが実現できていることが分かります。
なお、登録されている求人の数は公開求人で約1.2〜1.3万件、サイトに掲載されていない非公開求人の数は約1.6万件。
Geeklyのサービスの流れとしては、ウェブサイト上より転職無料サービスへの登録を済ませてから面談を行い、経験やスキルを確認してから自分にあった求人を探していくといった形になります。
今すぐ仕事が欲しい方や今後長く働いていける快適で自分に合った職場を探している方はGeeklyに登録することをおすすめします。
IT業界の転職で英語力を活かすにはオンライン英会話でスキルアップがおすすめ!【理由を解説】
ここまでIT業界の転職サービスをお伝えしてきて、エージェントごとの特徴を把握できたかと思いますが転職前に「英語力を伸ばしておくこと」も意識したいポイントです。
特に、お仕事を続けながら転職活動をする上ではスクール通学などは難しいかと思うので、オンライン英会話スクール」を使い気軽にで英語力を鍛えておくのがおすすめ。
ここでは、なぜオンライン英会話がIT転職の際におすすめの学習方法なのかを簡単にお伝えしていこうと思います。
理由は下記の通りです。
- レッスン予約やキャンセルが直前でもしやすく、忙しい方でも続けられる
- IT業界など専門分野の英語も学べるスクールが存在する
- 効率的な勉強カリキュラム計画を立ててくれる
1. レッスン予約やキャンセルが直前でもしやすく、忙しい方でも続けられる
まず1つ目の理由は、レッスン予約やキャンセルが直前でもしやすく、忙しい方でも続けられるという点です。
IT業界への転職活動中であれば、求人を探したり必要な書類を準備したりと何かと忙しい状況だと思います。
その為、対面レッスンであればなかなか通い続けるのが難しいかもしれませんが、レッスン直前まで予約やキャンセルができるといったオンライン英会話であれば、無理なく続けることができます。
2. IT業界など専門分野の英語も学べるスクールが存在する
2つ目の理由は、IT業界など専門分野の英語も学べるスクールが存在するという点です。
IT業界への転職の際にビジネスシーンで使える英語力があると有利にはなりますが、日常会話で使用する英語力はあまり役に立たないケースもあります。
その為、実務でも使える英語力を身につけることが重要。
その中でもEnglish With編集部がおすすめしているのがビジネス英語に特化したオンライン英会話・英語コーチングサービスを提供する「ビズメイツ」。
初心者〜中級者の方でも基礎から英語を学び、実践で使えるビジネス英語習得を目指すことができます。編集部でも受講経験がありますが、ビジネス英語で使えるコミュニケーションスキルを鍛えるのであれば最もおすすめできるオンライン英会話だと感じています。
英語コーチからサポートを付けて学びたい方は「ビズメイツコーチング」、レッスンを自己管理で進められる方は「ビズメイツ」を選ぶといいでしょう。入会前に無料体験レッスンを受講できるため、まずは体験に参加してみることをおすすめします。
公式サイト:オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)
3. 効率的な勉強カリキュラム計画を立ててくれる為
3つ目の理由は、効率的な勉強カリキュラムの計画を立ててくれるという点です。
英語力を鍛える為には、しっかりと計画を立てて学んでいくことが非常に重要ですが、転職活動中の方にとってはカリキュラムを立てる時間がない方がほとんどだと思います。
オンライン英会話の場合、ビジネス英語を習得するための決められたカリキュラム・教材が用意されているため、継続して学習に取り組むだけで「使える英語力」に変えていくことが可能。
また、学習計画を英語学習のプロが立ててくれる「英語コーチング」などもあるので、短期間でIT関連の英語を身につけたい方におすすめです。
まとめ:IT業界への転職の際も英語力は有利に働く
以上、今回の記事では英語力がIT業界の転職で必要になる理由についてを解説し、IT業界への転職でおすすめのエージェントを3つ紹介しました。
昨今はグローバル化が進んでいる為、採用条件の1つとしてTOEICのスコアを基準とする企業が増えてきています。それはIT業界でも同じことが言える為、英語力があることでIT業界への転職の際に有利に働くと言えるでしょう。
なお、いくら英語力があっても正しい方法で仕事を探さなければ、就職した後に「何か思っていたのと違った」といったミスマッチを起こしかねません。
そこで、今回紹介したIT業界に特化した転職エージェントを活用してお仕事を探されてみることをおすすめします。
【1位】マイナビ IT AGENT
【2位】レバテックキャリア
【3位】Geekly
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