この記事では、2週間のフィリピン留学でどのような学習効果が得られるのかについて、詳しく解説します。
日本から近く低価格で気軽に留学ができるフィリピンは、「2週間のみ短期留学したい!」という方におすすめです。2週間の留学期間の中で、英会話スキルアップのための勉強やリゾートを満喫できるアクティビティなどを体験し、充実した時間を過ごすことができるでしょう。
今回は、実際に2週間のフィリピン留学を検討している方のために「実際に得られる学習効果」やその費用について、経験者の私がご紹介します。
留学に必要な情報を徹底的にまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
2週間のフィリピン留学で期待できる学習効果
まずは、2週間のフィリピン留学で期待できる学習効果について解説していきます。
2週間のフィリピン留学では、「英語力ゼロの状態から、ペラペラに!」というような驚くような効果を感じることは難しいですが、基礎的な英語力を身につけたり、帰国後の英語学習に役立つようなリスニング・スピーキング力を身につけることが可能です。
実際にどのようなスキルが向上するのか、以下で詳しくみていきましょう。
- 英語での会話自体に慣れる
- 日常英会話スキルが身に付く
- 自分の苦手な単語やフレーズがわかる
1.英語での会話自体に慣れる
2週間のフィリピン留学で受講できるレッスン時間は、40〜60時間ほど。
これだけの時間フィリピン人の講師とマンツーマンで会話を繰り返していると、「英語での会話」を自然に感じるようになってきます。
初めのうちは先生から英語で話しかけられるだけで緊張してしまっていた人も、2週間の留学を終えるころにはリラックスした状態で会話に参加できるようになっているでしょう。
英語リスニング時間も計50時間ほどになるので、日本で行うリスニング練習とは比べものにならないほどのインプットができているはず。短期集中の大量のインプットによって、帰国後の英語力アップも大いに期待できます。
こちらの記事でご紹介している「ミライズ」や「QQ English」ではオンラインレッスンや日本の校舎も開校しているため、帰国後の事後学習を見越して留学したい方には特におすすめです。
無料カウンセリングやオンラインレッスンの無料体験も用意されているので、気になる方はぜひ利用してみてくださいね。
2.日常英会話スキルが身に付く
2週間の滞在中には、買い物やレストランでの食事、週末の旅行など、学校の外に出かける機会も多くなり、出先で使う英会話によって実践的な日常英会話スキルを身につけることが可能です。
日本にいるとどうしても「生活の中で英語を使う」ことが難しく、学習したことを実際に使わないままになってしまいがちですよね。
セブ島留学では、現地で生活する中でスーパーマーケットにいるフィリピン人スタッフやレストランのウェイターと会話をする機会が生まれ、学んだことを応用的に練習することができます。
「現状は丸暗記の英語学習になってしまっているな…」という方は、実践的に使える日常会話を身につけるための場所としてセブ島留学を活用するのもおすすめですね。
3.自分の苦手な単語やフレーズがわかる
レッスン内での講師との会話や日常生活での英会話を通して、「自分の苦手な単語や言い回し、発音に気づくことができる」というのも、2週間のフィリピン留学で得られる大きな学習効果の一つ。
自分の苦手に気づいたら、担当講師に相談して「苦手克服に特化したレッスン内容」を組んでもらい、さらなるレベルアップを目指すことも可能です。
実際に私の留学中には、買い物の場面でつまづいた英語表現を担当講師に相談したところ、「買い物で使える英会話」という特別授業を用意してもらうことができました。自分の苦手なフレーズを集中的に練習できたことで、今となっては英語での買い物に全くストレスを感じなくなったので、当時の経験はとてもありがたく思っています。
留学中はなるべくいろいろな場面で英語を使うことを心がけ、自分の苦手を見つけることも意識してみると良いでしょう。
2週間のフィリピン留学でかかる費用相場
ここからは、2週間のフィリピン留学でかかる費用について、その相場をご紹介します。
かかる費用は、「渡航前に日本で支払う金額」と「現地で必要になる金額」の2種類あり、合計の相場はおよそ22〜25万円ほどです。
それぞれの細かい内訳を確認してみましょう。
渡航前
渡航前に支払う必要のある費用は17〜20万円ほど。
内訳を細かく見ていきましょう。
- 航空券代(5万円)
- 海外旅行保険代(1万円)
- 語学学校費(11〜14万円)
航空券代(5万円)
日本からフィリピンへの航空券料金の相場は、東京発着で往復5万円ほどです。
時期によっては往復3万円ほどに抑えられる場合もあるので、「渡航費を節約したい!」という方は、比較的航空券料金の安い「閑散期」を狙って留学しましょう。
こちらの記事では航空券が安く予約できる時期をご紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
海外旅行保険代(1万円)
留学期間に関わらず、海外に渡航する際は「海外旅行保険」は必須です。
現地で体調を崩したり、怪我をしたり、持ち物を盗まれたりした場合に備えて必ず保険に加入しておきましょう。
2週間の留学の場合の保険料の相場は1万円ほど。海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っている方は無料で保険を利用できるので、この機会に新しくクレジットカードを発行するのもおすすめです。
こちらの記事では、フィリピン留学におすすめな海外旅行保険付きのクレジットカードを紹介しています。無料で発行できるもののみをまとめているので、ぜひ一度目を通してみてくださいね。
語学学校費(13〜16万円)
1週間の留学でかかる語学学校への支払いは、計11〜14万円ほど。
内訳は以下のようなイメージです。
- 授業料・滞在費:8〜10万円
- 食費:1〜2万円
- その他費用:3万円ほど
その他費用には、入学金や教材費、光熱費や寮のデポジットなどが含まれ、語学学校によって異なります。
選ぶ部屋タイプや食事タイプによっても費用が変わってくるので、「なるべく価格を抑えたい」という方は申し込みの前に部屋タイプごとの見積もりをもらっておくのがおすすめです。
部屋タイプごとの費用相場についてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、気になる方はぜひ一度目を通してみてくださいね。
語学学校で提供される食事内容や、語学学校の外で食べられる食事についてはこちらの記事にまとめています。
渡航後
渡航後、現地に着いてから必要な費用は合計5万円ほど。
内訳は以下の通りです。
- SSP申請代(12,500円)
- インターネット代(2,000円)
- 交通費(4,000円)
- 娯楽費(2万円)
SSP申請代(12,500円)
2週間のフィリピン留学では、ビザの申請は必要ありません。
しかし、SSP(Special Study Permit)という現地の語学学校で学習するための許可証が必須となります。
留学初日のオリエンテーション時に語学学校で手続きを代行してもらうことができるので、日本から「パスポートのコピー」と「2インチ×2インチの証明写真」「SSP申請代として12,500円ほど)」を用意しておきましょう。
こちらの記事では、SSP申請に関して留学前に知っておくべき情報をまとめているので、留学準備の際に一度読んでみてくださいね。
インターネット代(2,000円)
フィリピン留学中は、日本のキャリアを使ってしまうと通信料が超高額になってしまう可能性があります。
インターネット接続は、現地のフリーWi-FiかSIMカード、eSIMを利用しましょう。
SIMカードの抜き差しなしで海外のインターネットに接続できるサービス
eSIMであれば出発前に2週間分を購入しておくことも可能なので、現地に到着してからすぐに利用開始でき、海外に慣れていない方でも安心ですね。
初心者の方でも使いやすい「trifa(トリファ)」というサービスがおすすめなので、気になる方はこちらの詳しい記事をチェックしてみてください。
eSIMやその他のインターネット接続手段についてはこちらの記事で詳しく解説しています。渡航前に一度読んでおきましょう。
交通費(4,000円)
移動にはタクシーまたは「Grab(グラブ)」という配車アプリを使いましょう。
移動距離にもよりますが、料金は1回につき200〜500円ほど。
複数人でシェアして乗車することで一人当たりの価格をさらに抑えることも可能です。
観光スポットに行くための長距離バスなどはタクシーよりも安いことが多く、3時間ほどの乗車で200円以下に収えられる場合も。乗合のバスやジプニーは、価格が安いぶんスリなどの犯罪リスクが高いので、利用する際には十分注意しましょう。
娯楽費(2万円)
留学中に、生徒同士で食事や飲み会に出かけたり、近くの離島まで旅行に出かけたりと遊びを楽しむことが可能です。
アイランドホッピングなどのアクティビティにかかる費用は、大体数千円〜1万円ほど。
週に1度の旅行と数回の食事を楽しむためには、2万円あれば十分でしょう。
その他お土産代や雑費がかかることを想定し、現地でお金を使いすぎないように十分注意してくださいね。
2週間のフィリピン留学を最大限活かす方法
ここからは、2週間のフィリピン留学を最大限に活かす方法をお話します。
「2週間のフィリピン留学では効果があまり期待できないのでは?」と気になっている方も多いと思いますが、以下でご紹介する方法を使えば、その効果を何倍にも上げることが可能です。
最後まで読んで、留学の効果を最大化しましょう!
- 事前学習をしっかりと行う
- 日本語は話さない
- 英語で日記やvlogをつける
1.事前学習をしっかりと行う
留学の効果を最大限に活用するためにも、留学前の「事前学習」はとても重要です。
フィリピン留学では、マンツーマンレッスンの中で出てくる「英語に関する説明」もすべて英語で行われます。そもそも知らない単語や言い回しが多いと先生の説明を理解しづらいことが多く、その分学習効果もあまり期待ができません。
日本にいる間に、事前学習として「英語の品詞を英語で覚える」ことと「英語のリスニング学習」を行い、留学中のレッスンがスムーズに進められるように準備しておきましょう。
特に、英語のリスニングは日本にいる間に日常的に取り入れるのがおすすめ。
早いうちから英語の音に耳を慣らしておき、実際に留学が始まった際に先生の言っていることをしっかり理解できるようにしておくと良いですね。
こちらの記事で、スキマ時間に気軽に行えるリスニング学習の方法をまとめています。
「忙しくて事前学習の時間が取れるか不安…」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2.日本語は話さない
少し極端に聞こえるかもしれませんが、2週間という短期留学であれば、留学中は日本語を完全に封印し、たとえ日本人相手にも日本語を話さない「日本語ゼロポリシー」を貫いてみるのもおすすめです。
実際に私の留学中にも日本語を全く話さずに日常生活を送っている日本人留学生がいたのですが、短期間でも凄まじいスピードで英語力を上げていました。
日本人の生徒が比較的多いフィリピン留学では、日本語を完全にゼロにするのは少し難しいかもしれませんが、確実に成果を出すためになるべく日本語を話さない努力をしてみると良いでしょう。
「自分で日本語ゼロの環境を作るのは難しそう…」という方は、母国語禁止ポリシーのある「スパルタ校」への入学がおすすめです。学校によっては「母国語を話すとペナルティ対象となる」という制度を設けている場合もあり、嫌でも完全な英語環境を手に入れることができます。
スパルタ校が気になる方はこちらの記事を読んで、実際の学校生活の様子をチェックしてみてくださいね。
3.英語で日記やvlogをつける
授業以外の時間でも常に英語のアウトプットをしたい!という方は、英語で日記やvlog(ビデオログ)をつけてみるのがおすすめです。
1日の終わりに「今日あったこと」を英語で記録することで、語彙力のアップや表現の幅も広がるため、留学中の寝る前の習慣にしてみると良いでしょう。
ちなみに、こちらの方法は日本でも実践可能。留学前の事前学習や、英語学習のアウトプットのツールとしても活用してみてくださいね。
まとめ:2週間のフィリピン留学は、事前学習と自主学習合わせて効果を倍増させよう!
今回は、2週間のフィリピン留学で得られる学習効果について、経験者の私が詳しく解説しました。
結論として、2週間のフィリピン留学は、「事前学習」と「留学先での自主学習」を合わせて臨むのが特におすすめです。
限られた期間だからこそ、実際に受講する授業以外の時間でできることを徹底的に行い、その効果を最大限まで引き伸ばせるようにしましょう。
もちろん、勉強の合間に遊びも楽しめるように事前にスケジュールをしっかりと立てておくと良いですね。
みなさんが素敵なフィリピン留学ライフを送ることができますように!
その他、English Withではフィリピン・セブ島留学に関する記事を多数用意。以下も参考にして、留学準備を進めていきましょう。
フィリピン留学前に英語力を伸ばしたい方は以下のオンライン英会話で力をつけておくのがおすすめ。無料体験レッスンが受講できるので、英語力をチェックしたい方は気軽に受けてみましょう。
また、フィリピン留学ではエージェントを介して渡航することで安心かつ、しっかりと準備をした状態で生活を始めることができます。以下では、おすすめの留学エージェントを紹介しているので参考にして無料相談などを受けてみましょう!
フィリピン留学はエージェントを介して準備することで安心に渡航ができます。以下の記事ではおすすめのエージェントを紹介しているので、こちらの記事も参考に無料の相談をしてみるのも良いですね!