今回は「無料で使える子供向けの英語学習教材」について記事をまとめています。
子育て中の方にとっては「子供にいつから英語学習を開始させよう?」「子供が英語を学ぶ際にどんな教材が良いのか?」など、英語教育に対して気になることはたくさんありますよね。
僕も現在子育てをしている身ですが、子供向けの英語教材に関しては数が非常に多いため、最適なものを選び無理のない範囲でスタートするのがおすすめです。
数が多いために1つ1つ教材を調べるのは大変ですし、「どんな英語教材が無料で使えるのか?」は気になるところですよね。
そこで、この記事では僕をはじめEnglish With編集部でリサーチした「英語を効果的に学べる子供向け無料教材」をいくつか紹介していこうかと思います。
- 「英語教育にはどんな教材があるのか知りたい」
- 「何歳から英語を始めれば良いのか知りたい」
- 「無料で始められる英語教材を教えて欲しい」と考えている方など。
目次
子供向けの英語教材ってどんな種類があるの?
まず、子供向け英語学習教材はどんな種類のものがあるのでしょうか?「視覚的に興味の引く教材」「歌が流れる教材」など、様々ありますのでここで紹介いたします。
- 音や映像で学ぶCD・DVD
- 英語のフラッシュカード
- 英語の絵本
- 英語教育アプリ など…。
音や映像で学ぶCD・DVD
子供向け教材の定番といえば、視覚や聴覚を刺激する「CDやDVD」です。耳で聞いて目で見て楽しめる教材は小さなお子様から小学生まで効果的に使えます。
特に、0~8歳の子供であれば、頭で考える学習教材よりも、歌やリズムを使って英語を感覚的に理解するアクティビティの多い教材を使ってあげた方が学習しやすいのが特徴的です。
英語のフラッシュカード
フラッシュカードは、絵や単語の書かれたカードを素早くめくりながら瞬間的に絵を見ると同時に英語を話して覚えていくものです。
子供が一人で聞いて見て学ぶものではなく、親御さんなどがカードを持ってめくりながら英単語を読み上げる必要があるため、親子で使えるアクティビティとしてはおすすめ。
僕の家庭でもフラッシュカードを使った英語学習に取り組んでいます。
この「瞬間的に見て覚える」という動作を英単語の発音と共に子供に見せる事で「記憶力の定着」や「認識・反応のスピードが向上」する効果があると言われています。
海外の絵本
絵本は読み聞かせできるものが定番ですが、海外の絵本でも同様に親子で読めるものが多くあります。そのため、やり方としては普段絵本を子供に読ませているのと同じで、英語で絵本を読ませてあげるだけで効果的です。
ただ、英語の1文1文には「イントネーションや感情の抑揚」が入れる必要があるため、重要な単語が出てきたら大げさに発音したりするコツが大事。
その場合は、親御さんも子供と一緒に英語学習を始めて「発音の練習」をしなければなりません。そのため、海外の絵本を使うというのは、少し英語教育の中ではレベルの高い学習になるかもしれませんね。
英語学習用アプリ
アプリの使いすぎは良くありませんが、無料で使える教材としてはアプリを利用するのは効果的な英語学習です。
英語の歌やダンスをみて学ぶアプリがあれば、自分で画面をタップして英語を学べるアクティビティ形式のものも多いのが特徴。
子供向けに作られていることもあり「無駄な広告が入らないアプリ」も多いため、親も子供も使いやすい英語教材かと思います。
何歳から英語教材を使った学習を始めれば良い?【年齢別の学習効果】
「英語学習は何歳から始めるのがベストか?」について気になる方も多いのではないでしょうか。
様々な意見はありますが、結論から言うと「早い時期に越したことはない」ということです。
と言うのも、子供の学習能力は大人よりも早く身につくスピードも段違いです。見たもの聞いたもの感じたものをスポンジのようにどんどん吸収し自分のものにできます。
例えば、英語を英語として認識していない赤ちゃんでも英語の音楽やリズムを聞かせてあげることで、リスニング・スピーキング力に効果があると言われているほど。
お子様の年齢によって脳の働きや学びやすい学習方法なども変わりますので「効果的に学べる英語学習」や「使った方が良い英語教材」などを理解することが必要です。
ここでは、0~12歳の年齢を3つに分けてステージごとに「どんな学習効果があるのか?」調べて見たのでチェックしてみましょう!
0~3歳の子供【英語学習効果】
近年どんどん研究が進んでいる脳科学の分野では「0歳から3歳までの間に脳の80%は完成される」と言われています。
日本語は日本に住んでいる限り日常生活の中で頻繁に学んでいくので問題ありませんが、英語に関してはこの時期から意識的に使い学習を取り入れていくことで将来の英語力に繋がります。
そこで、子供が0~3歳で効果的な英語学習としておすすめなのは「視覚・聴覚情報を使った教材」を使い、英語に対して「楽しい!」といった感情を持ってもらうことが大切です。
この年齢の子供の場合は英語を英語として捉えている訳ではないので、英語の使い方や文章の繋ぎ方もできません。そのため「英語=楽しい!」という感情を覚えさせてあげることで自らまたその経験をしたいと行動に起こしてくれるようになります。
簡単な例をあげると、アンパンマンを見ると興味津々で子供たちが指差してずっと目で追うような感じです。きっと子供たちはアンパンマンを見てワクワクしていますよね。そんな感情を英語にも芽生えさせてあげましょう!
4~8歳の子供【英語学習効果】
4~8歳の子供は、俗に言う「プレ・ゴールデンエイジ」と呼ばれる年齢になります。
1つの動作によって1つの神経回路が形成される時期のこと。子供が興味を示したことをとことん深掘りして積極的に与えてあげることで大きく成長していきます。
運動能力がこの時期から作られるために「スポーツをさせるにはこの時期から」と言われたりしますが、英語学習においても同じことが言えます。
日本育ちの子供が海外に言ってネイティブと同等の英語力を身につけられる年齢も「4~8歳(もしくは3~7歳)」と言われているので、子供の英語教育を行う上で大事な時期になるのです。
プレ・ゴールデンエイジの子供は他の世代に比べて「何かを記憶すること」に長けています。そのため、英語学習では「A~Zまでのアルファベット」から始まり「好きな洋楽の歌詞を覚える」ことや「映画のフレーズ」を覚えさせるのも効果的。
さらに、今後の英語力にも大きく関わる「英文法の簡単なルール」を学ばさせるのもおすすめで、「英検受験」などの英語資格も視野に入れながら学習を進めるのも良いでしょう。
9~12歳の子供【英語学習効果】
9~12歳は「ゴールデンエイジ」と言われる運動・学習において、1つの動作や考えだけでなかく経験したことをつなぎ合わせて物事を理解できるようになります。
脳の神経細胞がより発達し1つの動作や学習で、それに関連した機能を獲得する性質が高い時期。
0~8歳までの子供は、左脳を使った感覚的思考(右脳)の働きが優位にあると言われているので歌やダンスなどのアクティビティを通じて英語学習を始めるのが効果的でしたが、9歳以降になると論理的思考をつかさどる左脳が優位に働くようになります。
そのため、自分で考えながら英語を「英単語」「英文法」「フレーズ」などに分解し気づけるようになるのです。
この年齢のお子様におすすめな英語学習は大人が行うものに近い形の教材を使います。例えば「単語の英語・日本語訳」や「英文を繋げて文章にする学習」など。
教材で言うと学校で使うような「ドリル形式」のものがおすすめですね。
ゴールデンエイジの子供達は「論理的思考能力」がどんどん発達していくので、複雑な課題などにもチャレンジさせてみましょう。
無料で使える子供向け英語教材を紹介【おすすめ7選】
ここからは、「無料で使える子供向け英語学習教材」をEnglish With編集部が厳選リサーチしたおすすめ教材を紹介していきます。
お子様の年齢に適したものを見つけて早速使ってみましょう!
ディズニー英語システム(DWE) <PR>
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 0~12歳 |
ディズニー英語システム(DWE)は、ディズニー公認の学習教材。0~12歳を対象にしたカリキュラムで馴染みのあるディズニーキャラクターと共に英語を学んでいきます。
DWEでは、CDやDVDを使ったディズニーのストーリーや歌から学べる英語表現が収録され、フラッシュカードなどを使った親子で使える学習教材も用意。カリキュラムのバリエーションが非常に多いため、長期に渡って子供の英語学習のお供になってくれる教材ですね。
DWEでは、教材の一部を「お試しサンプル」として無料でもらえます。以下の内容のサンプルですが、学習できる量も多くおすすめです。
- DVD:ディズニーの仲間たちで英語で歌って踊れる
- CD:英語の歌を聴きながら学べる
- 絵本:CDに出てくる歌の歌詞とイラストがついている
- アルファベットポスター:A~Zまでのアルファベットが載っているポスター
Worldwide Kids(ワールドワイドキッズ)
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 0~8歳 |
ワールドワイドキッズは、0歳~8歳まで利用できる教育業界で有名な「ベネッセ」開発の英語学習教材です。
DVDや絵本をメインにした教材で、年齢を重ねるごとに「パズルゲーム」や「ごっこ遊び」など親子で楽しめるコンテンツも多数用意。色合いやオリジナルキャラクターが可愛く、個人的には好きな教材の1つですね。
ワールドワイドキッズでは、無料サンプルの提供も行っており「0歳向け」「1歳以上向け」から好きな方を選択できます。
英語の音やリズムを体験できるDVD教材やベビーカーにつけられる人形などがサンプルでもらえるので、この機会に申し込んでみましょう。
7+BILINGUAL(七田式英会話)
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 0~12歳 |
7+BILINGUALは、無料教材の配布などはありませんが教材のサンプル視聴ができるのでここで紹介いたします。
子供向け英語教材と有名な7+BILINGUALは、対象年齢0~12歳までのお子様が利用でき、楽天市場などのオンラインショッピングサイトでも売り上げ1位を獲得しているほどの人気があります。
教材内容としては、子供が楽しめるようなストーリー形式のCD教材をメインに、様々な特典が付いています。
- 聞き流しCD:0~3歳の子供の聞き流し英語に効果的
- イラストぬりえ集:ストーリー形式のぬりえ
- 子育てニュースレター:七田式の子育てメソッドがわかる
- セミナービデオ:子供が流暢に英語を話す方法
- 英単語集:教材に出てくる英単語を網羅したカード
- Skypeオンラインレッスン:6回分無料
- 学習相談:ホットラインが使える
と、かなりの特典がついており本教材の補助として役立てることもできます。さらに、全額返金も60日間可能ですのでまずはお試しで使うことも可能です。
ウニウニABC
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 0~8歳ごろ |
「ウニウニABC」は、人工知能の「ウニウニくん」と英語のやりとりを通じて英語を学んでいく学習アプリで、英語の発音を綺麗に身につけることのできるフォニックス学習も可能です。
画面上に写っているアニメーションをタップすることで、タップした物が動きながら英語でリアクションをしてくれます。そのため、動きを目で追いながら耳で英語を理解でき効果的な学習が期待できます。
しゃべって!これなぁに?
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 1~5歳 |
「しゃべって! これなぁに?」は、子供がしゃべりながら言葉を覚えるアクティビティ形式の英語学習を目的と作られた英語学習アプリです。英語だけでなく日本語で使うこともできるので、これから日本語を学ばさせるお子様にもおすすめ。
特徴的なイラストと、キャラクター声を子供が担当しているということもあり、お友達と会話しているような感覚で学べるかと思います。
また、音声認識機能を搭載しているアプリですので、お子様がしゃべった内容が正しいかどうかを自動判定してくれます。英語をただ話すだけではなく正しい発音で学べるのもポイントです。
ちびむすドリル
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 0~12歳 |
ちびむすドリルは、英語を独学で勉強するための教材が無料でダウンロードできるサイトです。
幼児から使える「アルファベット表」から、ネイティブ発音の仕方が学べる「フォニックス学習」までその内容は様々。
学習方法は自分で探さなければいけない点や、自宅などで印刷する必要はありますが、無料で教材は使い放題というのはかなりお得ですよね。
気になる方は一度チェックしてみましょう!
Step by Step
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 0~12歳 |
Step by Stepは無料で教材ダウンロードができるサイトです。英会話スクールを運営している会社が無料教材として配布をしてくれています。
この教材のメリットは、紙媒体だけでなく「動画」も用意されているという点。歌でこまかな英語のニュアンスを説明しているのでとてもわかりやすいのも特徴的です。
無料のフラッシュカードやワークシートを使いながら動画を見ながら学習でき、子供も飽きずに学んでくれることでしょう。
最後に:子供向けの教材は無料で使えるものから始めるのもあり!
今回は、英語を効果的に学べる子供向け無料教材について、教材の種類や年代別の英語学習の効果などを含めて詳しく解説いたしました。
無料の英語教材でも使いやすく子供も楽しく学べそうなものがたくさんありましたが、お子様の年齢によって使い分ける必要もありそうでしたね。
いきなり難しいことを教えようとしても子供にとっては意味がわからないケースも多く、中には英語を嫌になってしまうこともあります。
例をあげると、ディズニー映画を日本語で観ていた時は集中して楽しく観ていたのに、英語版になると何を言っているのか理解できずに英語が嫌いになってしまったケースなど。
おそらく、このケースで子供が英語を嫌いになってしまった原因は、映画で使われる英語表現をまだ理解できていなかったのに観せられてしまったと言うことではないかなと思います。映画を観せる前に、そのストーリー内で使われる英語を勉強してから観せてあげるべきでしたね。
何事もそうですが、物事を学ぶ際には順序があるので年齢に沿った内容の英語教材を使用するように心がけましょう。
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