この記事では、フィリピン留学でおすすめの留学期間について詳しく解説しています。
フィリピン留学は、1ヶ月以内の短期から1年以上の長期まで1週間単位で申し込むことができるのが大きな特徴の一つ。留学期間が自由に選べる分、「実際自分にはどれくらいの期間が合っているんだろう…」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際にフィリピン留学を経験した私が「フィリピン留学で期間別に得られる学習効果」を徹底解説し、おすすめの留学期間もご紹介します。
これからフィリピン留学に行こうと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
フィリピン留学に行く期間と学べる効果を紹介
ここでは、フィリピン留学に期間ごとに学べる効果を解説していきます。
フィリピン留学は最短で1週間から（語学学校によっては、1日〜の入学を受け入れている場合もあります）、長期では1年以上の留学も可能。目指したいレベルに合わせて留学期間を選べるのが特徴ですね。
それぞれの留学期間でどのような学習効果があるのか、詳しく見ていきましょう。
- 1週間
- 1ヶ月〜2ヶ月
- 3ヶ月〜6ヶ月
- 6ヶ月〜1年
- 1年以上
※学習効果は個人差があるのであくまでも参考までにしてください。
1週間
1週間のフィリピン留学では以下のような学習効果が期待できます。
- 英語の音を聞き続けることに慣れる
- 講師との会話に慣れる
- 自分の英会話レベルがわかる
1週間レッスンを継続して受講した際に受けられるマンツーマンレッスンの合計はおよそ25〜40時間。すべてのレッスンを受け終わった頃には、フィリピン人講師の話す英語の音に慣れ、自分の担当講師と英語で会話することにも抵抗を感じなくなっているでしょう。
もともと「日常英会話が問題なく話せるレベル」から中上級レベルの英語力のある人であれば、1週間のフィリピン留学で自分の会話力を確かめることも可能。留学中の気づきを活かし、帰国後の英語学習をより充実させることもできますね。
1週間のフィリピン留学のスケジュールや詳しい学習効果、かかる費用などをまとめた記事を用意しているのでこちらも参考にしてみてください。
1ヶ月〜2ヶ月
1ヶ月〜2ヶ月のフィリピン留学では以下のような学習効果が期待できます。
- 自分の知っている単語だけで英会話ができるようになる
- フレーズから意味を予測できるようになる
- 外国人の友人と1日遊べるようになる
1〜2ヶ月間のフィリピン留学を経験すると、自分の知っている単語だけでもある程度の内容の英会話を成立させられるようになってきます。
さらに、相手の話すフレーズに知らない単語が出てきても前後の文脈から予測しながら会話を進めるスキルも身につき、簡単な日常英会話であれば問題なくこなせるようなレベルを目指すことができるでしょう。
ここまでの会話レベルを身につけたら、外国人の友人と丸1日遊びに行くことも可能。カジュアルな表現スラングなどを学ぶことで、より自然な英語を話せるようにもなってきます。
1ヶ月間の留学で目指せる学習効果については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。気になる方はぜひ目を通してみてください。
2ヶ月間の留学で身に付く効果はこちらの記事をチェック！
3ヶ月〜6ヶ月
3ヶ月〜6ヶ月のフィリピン留学では以下のような学習効果が期待できます。
- 自分の言いたいことはある程度英語で表現できる
- ふと耳に入った英語を聞き取れるようになる
- 字幕なしで洋画をある程度理解できる
3〜6ヶ月のフィリピン留学では、「日常英会話」をある程度完璧にマスターすることが可能です。海外生活や旅行、外国人の友人と過ごす際にも問題なく英語を使うことができ、どんな場面でもとっさの英語が出てくるようになります。
ラジオやテレビから流れてくる英語は「聞き取ろう」と意識していなくても、なんとなく意味を理解できることも増えてくるでしょう。
3ヶ月間のフィリピン留学で身に付く学習効果を詳しく知りたい！という方はこちらの記事も参照してください。
4ヶ月間・半年間のフィリピン留学について詳しい解説はこちらの記事をチェック！
6ヶ月〜1年
6ヶ月〜1年のフィリピン留学では以下のような学習効果が期待できます。
- 英会話の基礎の完成を目指せる
- 英語表現の幅が広がる
- 英語で検索できるようになる
半年間から1年ほどのフィリピン留学を経験すると、基礎的な英会話はほとんど完璧にマスターすることが可能です。さらに、1つの言いたいことに対して複数の表現ができるので、より自然な英語を話せるようになるでしょう。
フィリピン生活が続くと、現地情報にアクセスするために「英語で検索する」スキルも身についてきます。英語を使って情報収集することが日常になってくるので、英語が「学ぶもの」から「使うもの」へ変わってくるはずです。
フィリピン留学で英語を使いこなせるようになりたい！という方には、半年以上の留学がおすすめですね。
1年以上
1年以上のフィリピン留学では以下のような学習効果が期待できます。
- ネイティブ圏でも通用する英語力が身に付く
- 帰国後も英語力が定着する
- 英語で仕事ができる
1年以上フィリピン留学を経験すると、アメリカやカナダなどのネイティブ圏でも通用するレベルの英語力を身につけることが可能。海外で仕事をしたり、日本国内の外資系企業で働けるなど「国際社会で活躍できる人材」としてキャリアアップを目指すこともできるでしょう。
短期留学の場合、帰国後にしばらく時間が経つと身につけた英語を忘れてしまうことも多いですが、1年以上の留学では英語力をそのまま維持しやすいのがメリットのひとつ。一生使える英語スキルを身につけたい！という方には1年以上の長期留学がおすすめですね。
こちらの記事では、1年間の留学で身に付く学習効果をさらに詳しくご紹介しています。気になる方はぜひ読んでみてください！
フィリピン留学をする際の期間の選び方
ここでは、フィリピン留学をする際の期間の選び方について、留学経験者の私が詳しく解説していきます。
実際に私が留学期間を決めた時のポイントも合わせてお伝えするので、これから留学に行く予定のある方はぜひ参考にしてくださいね。
- スケジュールに合わせて選ぶ
- 身につけたい英語レベルで選ぶ
- 予算で選ぶ
1.スケジュールに合わせて選ぶ
フィリピン留学の期間を決める方法の一つ目は、「仕事や学校のスケジュールに合わせて留学期間を選ぶ」こと。
大学生であれば、春休みや夏休みを使って2〜3ヶ月の留学を選んだり、社会人であれば有給を使って3週間留学するなど、日本での生活に支障が出ない範囲を選んで留学するのも良いでしょう。
留学時期によって航空券の価格や語学学校の混雑具合が異なるので、留学のためにスケジュールを調整する際に「自分の留学する時期は適切かどうか」も同時に考えるのがおすすめです。
こちらの記事ではフィリピン留学におすすめな時期をまとめてご紹介しているので、留学に行くタイミングを決める際に参考にしてみてくださいね。
2.身につけたい英語レベルで選ぶ
前項でご紹介した通り、留学する期間によって得られる学習効果が異なります。
自分が留学をする目的や、留学後に達成したい目標を明確にし、「そのためにはどれくらいの留学期間が必要か」を逆算して考えてみるもの良いでしょう。
例えば、現状で英語レベルが「中学レベル」の方であれば、日常会話レベルの英語力を身につけるのに2〜3ヶ月の留学期間が必要になります。ネイティブ圏でも通用するレベルの英語力を身につけたければ最低でも1年間の留学は必須です。
このように、留学期間によって得られる学習効果を元に期間を選ぶのも一つの方法です。こちらの記事では「留学期間ごとの学習効果」を詳しく解説しているので、期間を決める際にはぜひ参考にしてみてください。
3.予算で選ぶ
留学費用に上限のある方は、予算に合わせて留学期間を決めるのも一つの手段です。
フィリピン留学では、渡航費や学費、生活費すべての合計の目安として、1週間の留学では16〜20万円ほど、1年間では329〜485万円ほどがかかります。もちろん、選ぶ語学学校や寮の部屋タイプによって価格は異なりますが、大体の価格帯として頭に入れておくと良いでしょう。
留学期間が短ければその分全体的な費用は抑えられますが、航空券代やSSP（Special Study Permit）申請代は必ず発生し、全体の留学費用が割高になるので注意が必要です。
留学にかけられる予算がすでに決まっているという方は、予算を元に留学プランを作成してもらうことができる「留学エージェント」の利用がおすすめ。中でも「スマ留」を利用することで、通常よりも費用を抑えて留学ができるので、気になる方は一度相談してみるのも良いでしょう。
この記事では、フィリピン留学でおすすめの留学エージェントをまとめてご紹介しています。「限られた予算内でお得に留学したい！」という方はぜひ目を通してみてください。
短期間でフィリピン留学を成功するための3つのポイント
続いて、短期のフィリピン留学をする場合に「留学を成功させるためのポイント」を解説していきます。
ここでは1ヶ月未満の留学にフォーカスして解説するので、「短期で留学しようかな！」と検討している方はぜひこのまま読み進めてみてください。
- 事前学習をしっかりと行う
- 留学の目標設定を具体的にする
- 帰国後も学習を継続しやすい語学学校を選ぶ
1.事前学習をしっかりと行う
フィリピン留学では、会話だけでなく「英語に関する説明」もすべて英語で行われます。
そもそも知らない単語や言い回しが多いと先生の説明を理解しづらいことが多く、1ヶ月未満という限られた留学期間がすべて「先生の説明を理解するための学習」で終わってしまうことも。
こうしたことを避けるためにも、日本にいる間に「単語学習」と「英語のリスニング学習」などの事前準備をしっかりと行いましょう。
単語学習は、「英語で英語の品詞を覚える」「中学生レベルの日常英会話フレーズを覚える」ことがおすすめ。フィリピン留学のレッスンは「英語で英語の文法の説明を受ける」場面も多いため、それぞれの品詞名を暗記しておくとスムーズに授業を受けられるようになります。
リスニングは日本にいる間に日常的に取り入れ、英語の音に耳を慣らしておきましょう。
こちらの記事では、アプリで簡単に取り組めるリスニング学習方法をまとめているので、ぜひチェックして事前学習を進めてくださいね。
2.留学の目標設定を具体的にする
1ヶ月未満の短期留学では、「あれもこれもスキルアップしたい！」というような高すぎる目標は達成しにくく、おすすめできません。
なるべく効果を感じたいと思ったら、「できるだけ細かい目標設定を行う」ことが重要になります。「TOEICのスコアを100点アップする」「英語でスムーズに買い物できるようになる」「英語字幕で映画が見られるようになる」のように、具体的に目標を立ててみましょう。
目標が明確になれば、留学中に力を入れて勉強するべきポイントも自ずと見えてくるはず。自分の担当講師と相談しながら、授業内容を調整してもらうのも良いですね。
今一度自分の達成したい目標をよく考え、「一度決めた目標は必ず達成する！」と強い意思を持って留学に挑みましょう！
3.帰国後も学習を継続しやすい語学学校を選ぶ
短期間のフィリピン留学の学習効果を最大化するためには、留学中の学習内容を定着させるための「帰国後の事後学習」が重要。語学学校選びの時点で「帰国後も学習を継続しやすいこと」を意識してリサーチしてみましょう。
中でも私がおすすめなのは、日本で受講できる「オンライン英会話」を用意している語学学校を選ぶこと。留学中とまったく同じクオリティの英会話レッスンを日本でも受け続けることで、英語力を維持し、さらにスキルアップをすることもできます。
フィリピンではセブ島に校舎を構える「ミライズ」や「QQ English」などの語学学校がオンラインレッスンを用意しており、授業内容・料金・使いやすさのどの点においてもかなりおすすめです。
どちらの学校も、無料でオンラインレッスンを体験することができるので、「語学学校を決める前に一度試してみたい」という方も活用してみてくださいね。
こちらの記事では、フィリピン留学でおすすめな語学学校についてさらに詳しくご紹介しています。語学学校選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。
長期間でフィリピン留学を成功するためのポイント
次に、長期のフィリピン留学をする場合に「留学を成功させるためのポイント」を解説していきます。
ここでは1年以上の留学にフォーカスして解説するので、実際に留学を検討している方はぜひこのまま読み進めてみてください。
- 適度に遊びの予定を入れる
- 留学中の転校を検討する
- 「小さなゴール」をいくつも設定する
1.適度に遊びの予定を入れる
長期の留学のデメリットは、「留学の途中で飽きやすく、集中力が続きにくい」という点。メリハリをつけて勉強に取り組むためにも、長期留学中には適度に遊びの予定を入れてうまく気分転換ができるように心がけましょう。
遊びに行く際は、日本人ではなく現地のフィリピン人や同じ語学学校に通う外国人の留学生を誘うことで、学校では習うことのないカジュアルな表現やスラングなどを身につけることができるのでおすすめ。より自然な英語表現を身につけたいという方は、ぜひ休日を使って外国人の友人と遊びに出かけてみてくださいね。
「フィリピン留学中に楽しめる遊びはどんなものがあるんだろう？」と気になる方は、留学前にこちらの記事を読んでみてください。
2.留学中の転校を検討する
1年以上の長期留学では、現地での生活に飽きないように工夫をすることが成功の秘訣。留学の前半と後半で語学学校を転校し、学習環境を変えながら勉強を続けるのもおすすめです。
「せっかく海外に行くのだから、もっといろいろな生活スタイルを体験したい！」という方は、語学学校だけではなく「マニラからセブ島」「セブ島からバギオ」など離れた地域に移動するのも良いでしょう。
こちらの記事ではフィリピン留学でおすすめの地域をいくつか紹介しています。留学中にフィリピン国内を移動しようかな、と考えている方はぜひこちらの記事を参考にして留学先の地域を検討してみてくださいね。
3.「小さなゴール」をいくつも設定する
長期留学を成功させるポイントとして最後にご紹介するのが、留学全体を通して達成を目指す「長期目標」の他にも、数ヶ月おきに達成できそうな「短期目標」を複数設定すること。
繰り返しですが、長期のフィリピン留学では留学中のモチベーション維持がかなり重要。数ヶ月おきに達成できそうな「小さなゴール」をいくつも用意しておき、留学中に何度も成功体験を味わえるように工夫してみましょう。
例えば、「一人で英語で買い物をする」「外国人の留学生と友達になる」など、日常的に挑戦しやすい目標がおすすめ。
チェックリストを作成しておくと、達成できたときの満足感が大きくなり、さらにモチベーションを高めることができます。自分のやる気を維持するための方法として、ぜひ実践してみてくださいね。
フィリピン留学でおすすめの期間は？【留学経験者の感想】
結論、フィリピン留学でおすすめの期間は「2ヶ月〜3ヶ月」になります。
大学生の春休みや社会人の転職期間として利用しやすい期間であることはもちろん、「長すぎず短すぎないちょうど良い留学期間」としてベストです。
基礎的な日常英会話をマスターするのに十分な時間があり、また留学期間が長すぎることにより集中力が途切れる心配もありません。
勉強だけではなく、アクティビティなどの遊びを楽しみたいという人にもこの留学期間はおすすめ。週末の休みが16日〜24日と多いため、「半分は勉強、半分は遊びに使う」などと工夫して、勉強と遊びをどちらもバランスよく取り入れやすくなります。
留学期間に迷ったら、集中力を維持しながら英語力を効率的に高め、同時に遊びも楽しめる2ヶ月〜3ヶ月間の留学を選ぶと良いでしょう。
まとめ：フィリピン留学の期間は、2ヶ月〜3ヶ月がおすすめ！自分に合った留学期間を選んで、効率良く英語を学ぼう！
この記事では、フィリピン留学でおすすめの留学期間について経験者の私が詳しく解説しました。
フィリピン留学では、最も効率的に英語力を上げることができ、留学中に集中力が切れにくい「2ヶ月〜3ヶ月」がおすすめ。遊びと勉強のバランスが良く、充実した留学生活が期待できます。
他にも、「仕事や学校のスケジュール」「留学にかけられる予算」「留学で身につけたい英語スキル」など、重視したいポイントを洗い出して留学期間を検討してみるのもおすすめです。
自分に合った期間の留学をして、留学の効果を最大限に発揮できるようにしましょう。
また、フィリピンに留学するなら、現地情報に詳しい留学エージェントの利用がおすすめです。
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リッシュ留学について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
みなさんが充実したフィリピン留学ライフを送ることができますように！
その他、English Withではフィリピン・セブ島留学に関する記事を多数用意。以下も参考にして、留学準備を進めていきましょう。
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