英語コーチングスクール

プログリットで使われている教材はどんな内容?【学習方法も解説】

プログリットで使われている教材はどんな内容?【学習方法も解説】
※記事内にプロモーションを含みます。
ショーン
ショーン
元英会話スクール経験者で4年間アメリカ留学をしていたショーンです。

この記事では、PROGRIT(プログリット)に通おうと検討している人向けに、実際のプログラムでどのような教材が利用されているかをまとめました。

英語コーチングスクールに通おうと思っている方で「プログリット」について色々と調べている人も多いのではないでしょうか?

全国的にも非常に有名な英語コーチングスクールになりつつあるプログリットですが、「3ヶ月の短期間で英会話力が大きく伸ばせる」と噂のスクールです。

PROGRIT(プログリット)とは?

英語習得における一人ひとりの課題に合わせた独自のカリキュラムを開発し、科学的・効果的な学習方法を提供、そして学習継続を徹底支援する英語コーチングスクール。

本来は、英語コーチングスクールの教材は実際に受講した方にしか配布されないものになりますが、実は僕自身が一時期プログリットの受講生だったこともあり、教えてもらうことができました。

そのため、ここでは実際にプログリットで使われている教材について細かくお伝えできると思います。

今回は、以下のテーマで進めていこうと思いますので、この記事を読んでよりプログリットのスクール理解をし、他の英語コーチングスクールと比較・検討していただければ幸いです。

この記事で学べる事
  • 英語コーチング必要な教材の種類
  • プログリットで使われている教材について
  • プログリットの体験カウンセリング情報

PROGRITの公式サイトをチェック!

※僕が体験したプログリットの本プログラム(ビジネス英語コース)についてまとめた連載記事もあるので興味のある方はぜひ。

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英語コーチングで必要な教材の種類【自社教材は必要ない】

英語コーチングで必要な教材の種類【自社教材は必要ない】英語コーチングスクールでは「短期間での英会話上達」が見込めます。

しかし、英語学習に魔法のようなものは存在しないので、基本的には「効率よく英語学習をすること」「しっかりと時間投資をして自己学習すること」を元に、スクールが指定する教材を使い自己学習に励むことになります。

僕も数ある英語コーチングスクールのカウンセリングの受講やインタビューを行なってきましたが、ほとんどのスクールで使われている教材は「市販で販売しているもの」でした。

ここで「えっ、市販の教材なんかで短期間で英語力アップできるの?」と思われた方もいるかもしれません。

実は、短期間で成果を出すには、英会話の話し方を学ぶよりも「英語学習の方法」を徹底的に理解することが重要で、英会話上達の最短ルートでもあります。

書店に行けば分かるように、本当にたくさんの英語教材がありますよね。

単語帳一つでも、中学校レベルの英語初心者を対象としたものから、海外出張や海外勤務を視野に入れたハイレベルの単語帳まで様々。すでに質の良いものも多く揃っています。

プログリットでは、「英語学習の方法」をお伝えすることが重要だと考えているので、馴染みのある市販教材をメインに英語学習を進めていくことを主にしているのです。

プログリット英語コーチングの風景もちろん、初心者向け・中級者向け・上級者向けなどで使われる教材は異なるので、プログリットでは初回のカウンセリング時で英語テストを通じて一人ひとりに合った教材を厳選して受講生の自己学習時に使用してもらいます。

中には、自社教材を使用している英語コーチングスクールもありますが、自社教材を制作する際には膨大なコストがかかり、市販の教材よりも豊富な種類を作ることは難しいのが現状。

そのため、プログリットでは市販の教材を使うことで、その分コーチングに特化することができているのですね。

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プログリットで使われている教材について【学習別】

ここから本題に入りますが、プログリットで使われている教材について紹介していきます。

英語レベルは違えど、僕自身も使用していたものもありますし、プログリットの英語課題として出される際に使う教材をここではお伝えしていきますので、参考にしてください。

プログリットの使用教材【学習別】
  • 使用教材①:単語編
  • 使用教材②:文法編
  • 使用教材③:リスニング編
  • 使用教材④:スピーキング編

プログリット使用教材①:単語編

プログリット使用教材①:単語編

【単語学習で使われる教材】

  • キクタンシリーズ
  • 銀フレ・金フレシリーズ

プログリットでは、各受講生の英語レベルに合わせた単語帳を使い、単語を覚えていきます。

多くの受講生の方が「通勤中の電車の中」や「会社のお昼休み」「退社後のオフィス内」などを使い英語学習をされているので、できるだけコンパクトでよく使われる単語がまとまった単語帳を選ぶのがベスト。

また、カウンセリング時に学習方法については細かく教えてくれますが、僕が行なった単語の覚え方は以下の通り。

プログリット 単語の学習方法
  1. 日本語をみて、英語を考える
  2. 答え合わせを行い、3回単語を音読
  3. その後、フレーズの意味を考えながら音読

この学習方法で僕は1日100単語ほど学んでいました。単語学習が個人的には好きだったので、指定されたノルマよりも多くハイペースで行なったのでかなりインプットできました。
※「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金フレーズ(通称:金フレ)」を使用

金フレには英単語の「英語↔︎日本語訳」だけでなく、発音(アクセント)記号や、参考例文なども各単語に載っていたので、非常に学習しやすく便利な1冊でしたね。

また、アルクから出版されている「キクタン」シリーズは音声CDが付いており、上記の商品写真のように4段階のレベルに分かれています。そのため、銀フレ・金フレよりもより細分化された英語学習ができます。

実際には、プログリットのコンサルタントから「1日〇〇単語は覚えていきましょう」などと指示があるので、基本的には自分で学習量を決める必要はありませんが、キクタンには、1日に覚える量がかかれており、プラスで自己学習したい方には、オリジナルのカリキュラムを組みやすいです。

そのため、「英会話を全く行なったことがない方」や「全然単語力に自信のない方」は内容が簡単そうに思えても「キクタン Entry」からのスタートがおすすめ。

まずは、1冊でもコンプリートして「英語って意外と難しくないな」と思ったり「英語学習に弾みをつけていく」のも良いかと思います。

プログリット使用教材②:文法編

プログリット使用教材②:文法編

【文法暗記で使われる教材】

  • 英文法のトリセツシリーズ

プログリットで採用されている教材の1つである「英文法のトリセツシリーズ」は全3冊になり、中学文法~高校の文法も少しカバーした内容になっています。

昔よく学校で行なったドリル形式の学習ではなく「読める英文法書」なので、読書に馴染みのない方にもおすすめ。

僕自身はプログリットの英語学習で英文法の書籍を使用することはありませんでしたが、英語の基礎を築く上で「英文法のトリセツ」は重宝できる参考書籍ですね。

その理由は、実際に英会話をする上で、難しい英文法を使うケースはあまりなく、ビジネスシーンでもよく聞いてみると同じような英文法の組み合わせになります。

難しい英文法を思い出しながら文章を作るよりも、簡単な英文法を頭の中でさっと組み立てられるようになった方が圧倒的に英会話は楽ですしスムーズに行えるもの。

そのため、英会話の文法は「中学レベルで事足りる」ので、しっかりと身につけるためにも「英会話のトリセツ」を熟読して文法を覚えていきましょう。

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プログリット使用教材③:リスニング編

プログリット使用教材③:リスニング編

【リスニング学習で使われる教材】

  • TEDの動画

こちらは英語レベルによって変わるかもしれませんが、プログリットのリスニングトレーニングでは「TED(テッド)」という海外の著名人によるプレゼンテーション動画を使います。

リスニング力を鍛える学習方法として有名なものが「シャドーイング」というもので、プログリットでも日々の英語学習に取り入れられています。
※シャドーイングについては後ほど説明。

そこで、TEDの動画を見ながら「英語・日本語のスクリプト(訳)」を使用。

僕自身も毎日同じ内容のプレゼンテーションを聞いて、何度も繰り返し音が聞こえるようになるまでトレーニングをしました。

当たり前ですが、一度話が始まってしまうとリスニングは戻って聞くことができないので、「聞こえた文章を上から順に理解」しないといけません。

そのため、日本語の後ろから訳す語順ではなく「英語を英語の順番で理解する力」を鍛えていきます。

また、TEDの動画は様々分野の著名人が話しており、様々な言語に翻訳されている内容のものもあります。

音声速度の調節(0.5倍速や1.5倍速など)も可能ですので、英会話初心者でもシャドーイングしやすく使いやすいです。

内容も面白いものが多いので、見たことがない方はTEDから英語を学ぶものおすすめですね。

プログリット TEDを使った英語学習方法
  1. 音声を集中して聞く(3回上限)
  2. 文章を一度読んで見て分からない単語や文法を調べ、意味を全て理解する
  3. 音の変化チェック
    ※プログリット独自の音の変化ルール表があるので見ながら確認
  4.  スクリプトを見ながらオーバーラッピング(5回)
    ※オーバーラッピング:音源と同じタイミングでスクリプトを見ながら発音
  5.  何も見ずにシャドーイングを繰り返す

プログリットのシャドーイングについて

プログリットのシャドーイングについてプログリットでもリスニング力を上げるためにシャドーイングのトレーニングは重要になりますので、ここで簡単に「シャドーイング」について理解しておきましょう。

シャドーイングとは?

英語音声を聴きながら、それと同じ音を少し遅れて発音するトレーニングのこと。シャドー(影)にように遅れてくることからシャドーイングと呼ばれています。

僕もプログリットで英語コーチングを受講して初めてシャドーイングを行いましたが、実際にトレーニングしてより理解を深めることができました。

ここでは教材の説明がメインになるので詳しくはプログリットのシャドーイングについて詳しくまとめている記事を参考にしてみてください。

プログリットで実践されているシャドーイング方法【受講者が解説】
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プログリット使用教材④:スピーキング編

プログリット使用教材④:スピーキング編

【スピーキング学習で使われる教材】

  • 瞬間英作文シリーズ

プログリットのスピーキング学習では「瞬間英作文シリーズ」を使用していきます。

この教材は、簡単な日本語文を読み「瞬発的に英語に訳していく」トレーニングのために使用していくため、条件反射的に英語が出るようにトレーニングを行なっていきます。

英会話では、英文法の理解も重要ですが、自分の知識としてある単語を早く並べて文を作る力が必要。

つまりは、「英語の瞬発力」を鍛えないといけないので、「瞬間英作文」のトレーニングが重要とされています。

僕もこのシリーズ本を使った英語学習を行なっていましたが、日本語文は小学生でも理解できるほど簡単な内容です。

ですが、実際に声に出して英語で話してみると、これが意外にも難しく瞬間的に出てこないもの。

僕は、ここで「知っていること使えることは全くの別物」ということを理解しました。

「文法は知っているけど、実際の英会話では全然出てこないな…。」

英語学習を今まで行なった経験のある方はこのようなケースに直面したことも多くあるのではないでしょうか?

そのため、プログリットでは「瞬間英作文」を使った簡単な英文法を反復して声に出すことで、実際の英会話でもすんなり英語が出てくるようになるのです。

僕の場合、瞬間英作文を使った英語学習のペースは「50英作文(5ページ分)」を毎日繰り返し行なっていました。

プログリット 瞬間英作文の学習方法
  1. 日本語を見て英訳する
  2. 答えを見て文法や単語を理解する
  3. 英文を見ながら3回音読する。
  4. 英文を隠し、日本語を見ながら英語の音読を3回行う
  5. 1ページが終わったら、全て通して日本語から英作を行う

コンサルタントから「完璧に教材に書いてある英文をコピーするよりも自分の知っている単語に置き換えて英作文を作ること」をおすすめされました。

これは、普段の瞬間英作文のトレーニング以上に負荷のかかるトレーニングでしたので、僕は余裕がある時だけ行なっていました。笑

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プログリットの体験カウンセリング情報【英語学習方法がわかる】

プログリットの体験カウンセリング情報【英語学習方法がわかる】プログリットでは、各校舎やオンラインで「無料体験コンサルティング」を受講することが可能。

僕自身も、英語コーチングの存在を知る前は「どうやって英語学習を行えば良いか?」などは一切考えることもなく学習を行なってきましたが、実際にコンサルティングを受けてみて、今までの学習方法を大きく変えたほうが良いことに気づくことができました。

プログリットの無料コンサルティングを受講するだけでも、自身で課題としている「苦手分野の発見」や「学習方法」の一部を、学習コンサルタントから学習するできるので、自宅に帰っても即実践することができます。

プログリット 無料体験コンサルティングの流れ(約90分)
  • 学習カウンセリング:英語学習の経験・目的・現在の学習状況などをヒアリング
  • 英語力チェックテスト:英語の弱点発見を行う
  • フィードバック:弱点を解決するための学習方法をレクチャー

プログリットの公式サイトから無料体験コンサルティングの申し込みができるので、日程調整して受講してみましょう。

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まとめ:プログリットは市販の教材を上手に使っている英語コーチングスクール

今回は、PROGRIT(プログリット)で使われている教材について学習テーマ別にまとめてみました。

プログリットや他の英語コーチングスクールで短期集中の英語学習を行いたい方は、以下の4つの学習方法から参考になる教材を使用して学習をスタートさせてみましょう。 

  • 使用教材①:単語編
    キクタンシリーズ
    銀フレ・金フレシリーズ
  • 使用教材②:文法編
    英会話のトリセツシリーズ(基礎・攻略・完結編)
  • 使用教材③:リスニング編
    TEDの動画
  • 使用教材④:スピーキング編
    瞬間英作文シリーズ

上記で紹介した教材を正しく使うことができれば、実際のプログリットで行なっている内容と似たような学習方法で英会話上達に励むことができます。

ただ、自分の英語レベルによって「その時必要な教材かどうか」「教材の中でもどのレベル感のものを選択すれば良いか」はプロの学習コンサルタントに聞いてみなければわかりません。

プログリットでは、各校舎やオンラインで「無料体験コンサルティング」を受講できるので、自分に適した教材を教えてもらうという意味でもまずは体験してみましょう。

自分にあった学習方法や英会話スクール選びができるように、English Withではあなたの英語学習を応援しています。

また、プログリットが現在行っているキャンペーン情報をまとめて知りたい方は以下を参考にしてみてください。

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執筆者
sean
高校卒業後、アメリカの大学に正規入学し4年間留学していました。 日本帰国後はフリーランスでプロ野球選手の通訳などを経て、2019年からEnglish Withを運営、ライターとして記事執筆、英会話講師などもたまに行なっています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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