今回は「子供が英単語を効果的に学ぶ方法」について記事をまとめました。
子供が英語の音楽や歌を通じて学習を始める時期は早いに越したことがありませんが、それは英単語を覚えるという点でも同じことが言えます。
この記事を読んでいる方であれば「これから子供に英単語学習を始めさせよう」「すでに英単語を覚えさせているけど効果があるのかわからない」等の悩みも抱えているかもしれません。
そこで今回は、English With編集部がリサーチしまとめた「子供が英単語を覚える方法」について年齢別に紹介し、おすすめ教材・アプリもお伝えできればと思います。
- 「何歳から英単語学習は始めれば良い?」
- 「年齢ごとに英単語の学習方法は変わるのか知りたい」
- 「どんな教材やアプリを使えば効果的に英単語を覚えられるのか?」
など、悩みを感じている方にはぜひ読んでいただきたいと思います。
目次
子供が英単語を効果的に学ぶ方法【幼児期~小学生まで】
子供が英単語を効果的に学ぶには教材の内容や質も重要ですが、親御さんが「どんな英語学習方法が効果あるか?」をしっかりと理解することも大事なポイントです。
そこでまずは「幼児期~小学生までのお子様を対象」にどのような英単語学習法がおすすめなのかをここでお伝えしていきます。順にチェックしていきましょう!
学習方法①:幼児~6歳まで向け
「幼児が英単語学習して何の効果があるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、0歳時からでも単語を覚えさせるためのトレーニングをするのはおすすめです。
小さい頃は英単語をみても意味の理解はできませんが、音声を含めて単語を教えてあげることで「音声理解」ができるようになってきます。つまり、リスニング力やスピーキング時の発音が上手になりやすいと言うことです。
そこで「幼児~6歳までの子供」が効果的に単語を学ぶコツは、音声を聞かせた学習に加えて「状況の中で英単語を使う意識をすること」が重要になります。以下を読み進めてみましょう。
- 状況の中で英単語を使う意識をすること
状況の中で英単語を使う意識をすること
幼児~6歳までのお子様にぜひ試してほしい英単語トレーニングは「状況の中で単語を使う意識を持つこと」です。
例えば、「apple」という単語を覚える際には単語帳を使って「りんごの絵を見せるだけ」などのトレーニングで終わってしまう親御さんは多くます。しかし、それだけでは子供にとって単純な記憶でしかインプットできず、長期的な記憶に留めることは難しいのです。
そのため、この記事を読んでいる方は「apple=りんご」と子供が記憶するために単語帳を使いながらも、実際にりんごを手にとって食べて見たり、匂いを嗅がせたり、切ってみせたりしましょう。そうすることで子供にとってappleはただの単語としての意味でははくなります。
教えた英単語を子供の記憶に残してあげるためにも、一手間加えて英単語をうまく使うように意識しましょう。
学習方法②:小学生以降の子供向け
小さい頃から英語学習に触れてきた小学生であればアルファベットの文字もいくつか読めるようになっていることでしょう。
小学生はこの時期に英語を頭で理解し使うようにトレーニングをしていくことが大事ですので「実際にどのような英単語学習が効果的か?」お伝えしていきます。
- 正しい発音を反復して覚えること
正しい発音を反復して覚えること
子供が英単語学習をしているときに親御さんにチェックしてほしいことは、お子さんは「どのように英単語を覚えているか?」です。
細かく言うと「どのような覚え方のステップを踏んでいるか?」を意識して見てあげましょう。
小学生以降の子供たちにとってまず重要なことは「英単語の発音」です。年齢的にも音を聞いてそのまま綺麗な発音で声に出すことに長けているので単語の意味を覚えることの前に「英単語の発音」に意識を向けて学習できているかをチェックすることが必要。
皆さんも経験したことがあるかもしれませんが、実際に覚えた英単語を実際に発音したら全く違かったというケースはよくあります。僕は昔「awesome(最高)」と言う単語を「アウサム」と発音していましたが実際は「オウサム」と発音します。
このように、意味は知っていても発音が間違えていると相手にも伝わらないですし、再度覚える必要があり二度手間です。
英単語の意味やスペリングを覚えるのはまず「発音を正しく言えてから」ということを意識して親御さんは子供の英単語学習を見守っておきましょう。
子供が英単語の発音を効果的に学ぶ方法は?【フォニックス学習】
どの年齢の子供にとって英単語の中でも「発音を覚える」ことが非常に重要であることをお伝えしてきましたが、ネイティブのような綺麗な発音をマスターするには「フォニックス」という学習方法が最適です。
ネイティブの子供が学校などで英語の発音を学ぶための学習方法。
英語特有の音のリズムや結びなどのルールを理解しながら綺麗な発音を学んでいきます。
そこで、ここでは英単語教材を使ったフォニックス学習の方法について簡単にお伝えして言きますので、目を通して理解しておきましょう!
- 英単語を見て音声を聞く
- 音声を真似て発音してみる
- 3秒以内に答えられるまで繰り返す
1. 英単語を見て音声を聞く
最初に覚えておきたいことは「音声付きの単語教材」を選ぶことです。子供の単語学習において、音なしでのトレーニングは勿体無いに尽きます。そのため、英単語教材は音声付きであることはマストです。
子供は、単語教材を見ながら聞こえてきた発音を聞いてその意味を捉えていきます。ここでも「apple/りんご」という文章だけの教材ではなくて「りんごの絵が描いてある教材」や「りんごを使って何かをしている動作のわかる教材」を選ぶようにしましょう。
耳で聞いて目で見て多方面から覚える学習の方が記憶の定着には繋がりやすいものです。
2. 音声を真似て発音してみる
次に、聞こえた音声をそっくりそのまま真似て発音してみます。ここで親御さんに手助けしてほしいことは「子供がちゃんとその単語をイメージして発音しているか?」を確認することです。
発音のトレーニングを始めた最初のフェーズでは「聞こえた音をただ真似る作業」で精一杯になってしまうかもしれませんが、繰り返し練習することで徐々に発音以外にも目を向けるようになります。
慣れることで言葉に余裕が生まれます。その際は子供に「単語のイメージを意識して発音する」ことを心がけるように伝えてあげましょう。
例えば「apple」は「りんご」という意味だけでなく「お母さんが買い物している姿を想像しりんごを手にとっている」イメージや「皮がむけてカットしてあるりんごを食べている風景」など子供の経験に応じて考えるイメージは異なります。
そのような意識づけを各英単語でつけてあげることで記憶に根深く定着するのです。
3. 3秒以内に答えられるまで繰り返す
最後は、反射的に正しい発音を話せるかどうかを確認するためにも「3秒以内で答えられるか?」をチェックし、できなければ繰り返します。
英会話において会話スピードや反応速度は非常に大事で、テンポよく話ができることで「英語ができる人」「話がわかる人」などと相手が評価してくれるものです。
そのため、知識をただの教科書のものにするのではなく、実際に子供の口から反射的に出るレベルまでトレーニングをおこないましょう。
一見、1つ1つの英単語にかける手間や時間が増えるので非効率だと思われますが、全くそうではなく普通に英単語教材を流し読みするよりも「10倍以上の効率で単語を覚える」ことができると言われています。
単語を覚えると言うよりかは「一度覚えた単語を忘れないトレーニング」と言った方が意図としてはあっているかもしれませんね。
おすすめできる子供向け英単語学習教材・アプリ【9選】
ここからは、子供向け英単語教材やアプリの中で効果的に英単語学習に取り組めるおすすめをいくつか紹介していこうと思います。
「無料サンプル」や「お試し使用」ができる教材・アプリもありますので、少しでも気になったらぜひお子様に使ってあげましょう!
ディズニー英語システム(DWE) <PR>
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 0~12歳 |
ディズニー英語システム(DWE)は、ディズニー公式の0~12歳を対象に開発した子供用の英語学習教材です。
多くの方がよく知っている馴染みのあるディズニーキャラクターと共に英語を学んでいけるため子供が楽しみながら利用できるおすすめ教材です。
英単語に関してはフラッシュカード形式のもので音声も聞けるため小さなお子様にとってもディズニーキャラクターと共に英単語の知識を蓄えていくことが可能。
長期間使えるので値段は高いですが、用意してあるカリキュラムのバリエーションが多いということもあり1セットあれば子供の英語教育は問題ないでしょう。
DWEでは、教材の一部を「お試しサンプル」として無料でもらえます。以下の内容のサンプルで内容も充実しているのでまずは使ってみましょう!
- DVD:ディズニーの仲間たちで英語で歌って踊れる
- CD:英語の歌を聴きながら学べる
- 絵本:CDに出てくる歌の歌詞とイラストがついている
- アルファベットポスター:A~Zまでのアルファベットが載っているポスター
Risdom(リズダム)
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 6歳~社会人 |
Risdom(リズダム)は、進研ゼミで有名な「ベネッセコーポレーション」と、ゲーム化に特化した企業「セガ エックスディー」が共同開発した英語学習アプリ。
「つい繰り返してしまう」楽しいリズムゲームと英語学習を組み合わせることで、「繰り返し」が重要な英語学習が自然と習慣化する仕組みを実現しています。
「英語学習」をしてキャラクターを育成しないとゲームをクリアできないため、「ゲームをしたい」とモチベーションを保ったまま、英語学習を習慣化させることが可能です。
現在の自分のレベルから始めてステージを徐々にクリアしていけば、最終的には「英単語約10,000語」を着実に身に付けられるのが魅力。
小学生レベルから、英検1級・TOEIC900点レベルまで一通り学べるカリキュラムになっており、単語だけでなく「英文法約1,000テーマ」を身に付けることも目指せます。
利用料は月額980円(税込)とリーズナブルなので気軽に利用できるでしょう。
Risdom(リズダム)では、2024年4月のサービス開始に向けて、先行予約を受け付けています。先行予約特典として初月無料になるキャンペーンを実施しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
- リズムゲームと英語学習を融合させた新感覚の英語学習アプリ
- キャラクター育成で楽しく英語学習のモチベーションを維持
- 英検®5~1級レベルの語彙と文法が自然と身に付く
- 先行予約(2024年4月リリース)申し込みで初月無料!
7+BILINGUAL(七田式英会話)
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 0~12歳 |
7+BILINGUALは、楽天市場などのオンラインショッピングサイトでも売り上げ1位を獲得している人気の子供向け英語教材です。
対象年齢0~12歳までのお子様向けで、長期間使える教材になっています。内容は子供が楽しめるストーリー形式のCD教材をメインにシンプルに英会話・英単語学習を始めることができます。
さらに、7+BILINGUALでは以下のような特典が付いています。
- 聞き流しCD:0~3歳の子供の聞き流し英語に効果的
- イラストぬりえ集:ストーリー形式のぬりえ
- 子育てニュースレター:七田式の子育てメソッドがわかる
- セミナービデオ:子供が流暢に英語を話す方法
- 英単語集:教材に出てくる英単語を網羅したカード
- Skypeオンラインレッスン:6回分無料
- 学習相談:ホットラインが使える
この中でもフォーカスしたいのが「英単語集」です。CD教材と関連する単語帳が並んでいるカードをもらえるので、音声を聴きながら単語をチェックする学習が可能ですね。
ABC mouse
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 3~8歳 |
ABC mouseは、アメリカで最も売れている子供向け英語教材で日本に上陸。国内では楽天が管理・運営しており、日本の子供向けに改良されています。
パソコンをはじめ、スマホやタブレットなどで楽天のアカウントから教材の使用ができます。手間も少なく全てデジタル管理してくれるので使い勝手は抜群に良いですね。
英単語学習ができるコンテンツもしっかりと用意されており、アメリカ英語のネイティブ発音を聞いて英単語を見ながら学習することが可能。
その他、色や形に関する英単語が歌のリズムに合わせて覚える聞き流し学習や、動物園・ファーム・図書館・ショッピングモールなど多彩なシチュエーションでよく使われる英語表現などを元にテキストを見ながら学習することもできます。
ABC mouseは料金面でもかなりお得で最安「月額1,233円(税込)~」から使い続けられるのでリーズナブルに利用できます。
初めての利用であれば「1ヶ月無料で使う」ことができるので、ぜひこの機会にトライしてみましょう!
ネイティブKIDS
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対象年齢 | 3~16歳ごろ |
ネイティブKIDSは、全国に校舎を構える大手英会話スクールの「駅前留学NOVA」が提供している子供向けの英語学習アプリ。月額2,200円(税込)で利用可能です。
※駅前留学NOVAの生徒の場合は、1,650円(税込)で利用できます。
このアプリでは、3歳から高校初級レベルまでを対象に英単語のインプットやリスニング、スピーキング学習のコンテンツを用意しています。また、レッスンはレベル別に10段階に分けられているので、初めて英語を学ぶお子さんでも簡単な英語学習からスタートすることが可能です。
その他、メインレッスンの他にネイティブの音声を聞きながら昔話や童話などを楽しく学ぶコンテンツを用意。小さい頃からネイティブの発音を聞くことで、自然な発音やアクセントを身につけることが可能なので、アプリを使ってネイティブの英語を学べる点は、ネイティブKIDSの大きなメリットと言えるでしょう。
ネイティブKIDSは、1週間の無料お試しがあります。まずは気軽にアプリをダウンロードしてみましょう!
ウニウニABC
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 0~8歳ごろ |
「ウニウニABC」は、人工知能の「ウニウニくん」とストーリー形式で英語を学ぶ学習アプリです。フォニックス学習をメインに取り組めるアプリですので発音と英単語を学ぶにはおすすめ。
画面上に写っている様々なキャラクターをタップすることで、対象が動き英語でリアクションをしてくれます。そこでタップした英単語を学びながら聞こえた英語表現も身につけられる一石二鳥の学習アプリです。
Fun English 英語学習
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 3~10歳ごろ |
Fun Englishは語学教育に特化した専門家の監修によって作られた本気度の高い子供向け英語学習アプリです。
ゲーム感覚で目で追い耳で理解できるアニメーションから英単語学習をができ、フォニックス学習にも対応。また、子供の安全を考慮して、広告が入らない設定になっているので長く使わせてあげられます。
また「アメリカンイングリッシュ」「ブリティッシュイングッシュ」両方のアクセントでも対応しているので何か特定の発音で学びたいと思っている場合にでも使いやすいアプリですね。
Pinkfong
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 0~8歳ごろ |
Pinkfongは海外で有名な子供向け英語学習アプリで、ABCのアルファベットから1つずつフォニックスを使った学習を受けられます。
「26種類の童話アニメーション」を元にフォニックスを学ぶのですが、それ以外にもアルファベットのなぞり書きまで学習可能です。これは、アプリならではのメリットですね。
ゲームをしているような感覚でフォニックスを学べ、子供が自発的に英語学習がおこなえるおすすめ英語アプリです。
Happy English(ハッピーイングリッシュ)
おすすめ度 | |
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対象年齢 | 5~12歳 |
ハッピーイングリッシュは、販売終了しております。
ハッピーイングリッシュは、英語学習系のYouTuberとして有名でもある「イムラン先生」が作った英語学習教材です。
イムラン先生は子供がいるパパでもあり、自分の子供がより効果的に英語を学べるように教材を作成。そのため、信頼性と本気度が感じられるのが安心して利用できるポイントですね。
対象年齢は5歳からで英単語学習においては「チャンク&リズム」のカリキュラムがおすすめ。英語独特のリズムや歌に合わせて英単語や英文を覚えていきます。
子供は耳で聞いた英語を復唱するトレーニングを繰り返し行うことでフォニックス学習にも効果がありネイティブの発音を習得しながら英単語も同時に覚えられます。
ハッピーイングリッシュも「無料体験版」としてレッスン1を自由に使えることが可能。興味のある方は使ってみましょう!
最後に:子供の英単語学習は早いうちから始めておきましょう!
今回は「子供が英単語を覚える方法」について詳しく解説をし「おすすめできる英単語教材」もいくつかご紹介いたしました。
この記事の中で大事なことは「英単語学習を始めるのは早いに越したことはない」と言うことです。また、親御さんがある程度「英単語の覚え方」などを子供に教えたりと知識を他食わせておくことも重要なポイント。
この記事で紹介した英語教材は英単語を効果的に覚えるには使いやすいかと思いますので、気になった教材があればいくつか無料サンプルや体験利用をしてみてお子様に使ってみましょう。また、アプリであればすぐにでも使えるのでまずは始めて見ることが大事ですね。
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