今回は、オンライン英会話でレッスン受講する際に準備しておきたいことをポイント別にお伝えしていきます。
オンライン英会話でのレッスンは、従来の通学型スクールとは違い画面越しで講師と英会話を行なうので、雰囲気やニュアンスが伝わりずらいこともあり、効果的に英語学習をするには「事前の準備」がある程度必要です。
そこで、この記事では「オンライン英会話を始める際の準備」として以下のテーマで用意しておくことをまとめました。興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!
オンライン英会話を始める際に準備しておくと良いもの
- 準備しておくもの(インフラ編)
- 準備しておくもの(英語表現編)
- 準備しておくもの(心構え編)
目次
オンライン英会話受講前に準備しておくもの(インフラ編)
まず、オンライン英会話を始めるにあたり必要不可欠なものをいくつか紹介していきますので、レッスン開始前には揃えておきましょう。
パソコン・スマホ・タブレットのいずれかを用意する
オンライン英会話レッスンを行う際に「箱」となる機材をまず用意する必要があります。
最近の英会話スクールでは「パソコン・スマホ・タブレット」のいずれかがあればレッスン受講可能なところも多いので、みなさんがお持ちのスマホが取り急ぎ用意できればまず問題ないかと思います。
後は、ネット環境の準備が整っていれば場所を問わずどこでも気軽に英会話レッスンを行うことが可能になるので、上記のいづれかは用意しておきましょう。
インターネット回線を用意する
インターネットが接続できる環境を揃えておく必要がありますが、自宅でオンラインレッスンを行う場合は普段使っている「wifiのネットワーク環境」で問題ありません。
仮に、ご自宅にインターネットネット環境がなくても「スマホのキャリア回線」や「ポータブルwifi」などをお持ちであれば、安定したネットワークスピードでレッスン受講することができます。
以下に、オンライン英会話レッスンでオススメできる「インターネット回線」と「ポータブルwifi」を紹介いたしますね。
【オススメインターネット回線】
【オススメボータブルwifi】
実際に、ご自宅にネットワーク回線がない場合でも、最寄りのカフェやレストランでwifiが接続可能であれば、そちらでオンラインレッスンを行うのも良いでしょう(意外と外の環境で英会話レッスンを行う方は多いです)。
アプリのダウンロード(必要な場合)をする
オンライン英会話スクールによっては、外部のオンラインシステム(Skypeなど)ではなく自社で開発した独自のものを使うところもあります。
その場合は、より簡単に接続できレッスンもスムーズに行えますが「アプリのダウンロード
が必要」になるケースが多いので注意しましょう。
上記のオンライン英会話スクール以外でも多くのスクールで「I Phone・アンドロイド対応」しているアプリを提供しているので、よく使われているスマホやタブレットでも気軽にレッスンを行えます。
Webカメラ・マイク・ヘッドセット(必要な場合)を用意する
こちらも必要であればで構いませんが、オンラインレッスンの最中は画面越しに講師の顔を見ながらレッスンを行ないます(音声のみのレッスンも可能)。
そのため、レッスン前にお使いのパソコンやスマホ、タブレットにWebカメラやマイクが接続されているのか確認してみましょう。
個人的には、発音のため自分の口の動きが分かり、声がクリアに聞こえる「Webカメラ」と「ヘッドセット」の用意はしておいた方が何かと便利です。
マイクに関しては、Webカメラやヘッドセットに付帯していたりするので、購入時に確認しましょう。
以下に、全ての機能がセットでついていてコスパの良い商品を紹介しておくので、必要な方はチェックしてみてくださいね。
【オンライン英会話レッスンをスムーズに行えるオススメヘッドセット】
オンライン英会話受講前に準備しておくもの(英語表現編)
ここからは、事前準備しておくもの「英語表現編」として覚えておきたい英会話フレーズなどを紹介していきます。
実際の講師とのレッスンでは「挨拶→スモールトーク(出身地や趣味について)→レッスン開始」という流れで進んでいくので、こちらも話せる英語を準備しておく必要があるのです。
そのため、全く英会話ができない人には以下の英文テンプレートをまずは丸暗記して使えるようにしておくことがオススメ。
あいさつ・自己紹介の英会話フレーズ
【講師と初対面の場合】
- Good morning/Good afternoon/Good evening, my name is 〇〇.It’s nice to speak with you.
おはようございます/こんにちは/こんばんは、〇〇です。お話しできて嬉しいです。 - Hello. It’s 〇〇 speaking. How are you today?
こんにちは、〇〇です。今日の調子はどうですか?
【何度かレッスンを受けている講師の場合】
- Hello, how are you doing today?
こんにちは、調子はどうですか? - Hi 講師の名前, 〇〇 speaking. It’s great to talk with you again.
やあ講師の名前、〇〇です。またお話しできて嬉しいです。
【自己紹介で趣味について話す場合】
- In my free time I enjoy watching American movies in my house.
お休みは家で、洋画を見るのが好きです。 - My hobbies are playing tennis, jogging and driving.
私の趣味は、テニスやジョギング、ドライブです。
【仕事について話す場合】
- I work for a bank.
銀行に勤めています。 - I work as a sales manager in the retail company in Japan
私は流通会社のセールスマネージャとして働いています。
レッスンに遅れたり接続の調子が悪い際に使える英会話フレーズ
【レッスンに遅れて謝りたい場合】
- Sorry, I’m late.
ごめんなさい、遅れました。 - Thank you for waiting.
待っていてくれて、ありがとう。 - I’m sorry, I couldn’t come home in time.
ごめんなさい、帰宅が間に合いませんでした。 - I apologize that I’m late. I had a trouble logging on to Skype.
遅れてすみません。スカイプにログインするのに手間がかかりました。
【ネットワークの接続に問題がある場合】
- I have a network problem, so please wait for a few minutes.
ネットワークに問題があるので数分待ってください。
聞き返す・言葉の意味がわからない場合に使える英会話フレーズ
【言葉の意味がわからない場合】
- What does that/it mean?
それはどういう意味ですか?
【もう一度言ってもらいたい場合】
- Could you say that again?
もう一度言ってもらえませんか? - Please say that again?
もう一度言ってもらえませんか? - Sorry?
もう一度言って(よりカジュアルな場合に使う)。
【ゆっくり話してほしい場合】
- Could you speak more slowly?
もう少しゆっくりと話してもらえますか?
自分で意見を伝えたい場合に使える英会話フレーズ
【意見や思いを伝える場合】
- I think~
私は〜だと思う。 - In my opinion, ~
私の意見は〜です。
【ディスカッションなどで賛成/反対を伝える場合】
- I agree with this because~
私はそれに賛成します。なぜなら〜 - I disagree with this because~
私はそれに反対します。なぜなら〜
オンライン英会話受講前に準備しておくもの(心構え編)
ここからは、オンライン英会話レッスンを行う以前に英語学習をする上で知っておいた方が良い心構えについて書いていきます。
突然ですが、みなさんは「IQとEQ」をご存知でしょうか?
IQはよく日本のテレビ番組でも取り上げられていますが、IQ(知能知数)は高ければ高いほど頭が良く優秀とされています。
しかし、英会話習得においてはIQよりも「EQ(心の知能知数)」が大事だと言われており、これが欠けている日本人は英語習得が苦手だと言われている原因とされています。
EQ(Emotional Quotient)と言い、感情や情緒などの心の状態のことを表す指標のこと。
簡単に言うと、「他人の目を気にしすぎる」「周りに合わせる」という日本独自の国民性が英語学習の障害となっておりネイティブ本来の感覚から外れてしまっているんですね。
僕も以前は「間違えたら嫌だから完璧な英語だけ話そう」と思いながら英語を使っていて
すごくストレスに感じていた時期があります。もちろん結果、英語力もさほど伸びませんでした。
僕の場合はアメリカ留学がきっかけで殻が破れて「英語に対する考え方」が変わり克服することができましたが、オンライン英会話レッスンでもこの心構えを持っていくだけで、今後の成長度合いは変わってくると思います。
英会話レッスンを行う上で、具体的に何を意識したら良いのかをで説明してきますね。
質問されたらYES・NOをはっきり伝える
英語は日本語のように「なんとなく伝わる言語」ではありません。昔から日本では「以心伝心」と言うように、近しい仲であればある程度言葉足らずでも通じるものがあると言われています。
しかし、英語はどんな場合でも「主語・動詞・目的語」がはっきりしており、誰が何をしたかなど明確に伝える言語です。
例えば、「I love you.(私はあなたを愛しています)」というシンプルな文章を見てみましょう。
日本語ではまず、「私はあなたを愛しています」なんてしっかり長い文では言わないですよね。「愛しています」や「愛してるよ」などが一般的に使われる言葉だと思います。
でも、英語では「I (私は) love(愛している) you(あなたを)」という風に「主語・動詞・目的語」をしっかり作って言葉にするのが当たり前なんですね。
そのため、英語という言語は「責任所在がはっきりしている=誰が何を言ったかわかりやすい」ため、はっきり物事が伝わりやすいのです。
英会話レッスンでも、日本語のように「なんとなく伝わっている」ということは英語においては少ないので、特に何か質問をされたら「I don’t know(私はわかりません)」ではなく、「YESかNO」の答えを自分なりに出しておくことが重要。
その方が講師も受講生が伝えたいことを理解できるので、レッスンもスムーズに進んでいきます。
どんどん英語を話してみて間違える
先ほどお伝えした「EQ(心の知能知数)」に関わることですが、他人の目を気にしすぎたり、周りに合わせる考え方を持っていては正直、英会話上達は難しいです。
オンライン英会話レッスンでは、マンツーマンで行なってくれるところがほとんどですので、レッスン中だけでも英会話上達にベストな状態で行えるように「どんどん話をして間違える」練習をしてみましょう。
講師は敵ではないので、間違えたところを聞き逃さず丁寧にレクチャーしてくれます。
彼らは彼らなりに受講生が英語を話せるようになってくれるように努力していますし、サポートしてくれます。
そのため、どんどん間違えてみて正しい英語を学んでいく心構えでレッスンに臨みましょう。
自分から考えて会話を行うのはすごく労力のいるものですのでとても疲れますが、その分成長を実感できるものです。
自分から講師に話しかけてみる
これもオンライン英会話レッスンを効果的に行う際に大事な心構えなのですが、講師からの質問待ちではなく「自分から質問してみたり話かけてみる」意識を持ちながら英会話レッスンを行なってみましょう。
簡単な例で言うと、レッスン開始直後に「How are you doing?(調子はどう?)」と講師から聞かれたら「I’m good thanks. How about you?(調子良いよ。あなたはどう?)」などと相手に聞きかえして言葉のキャッチボールを行うなど。
英会話初心者の方は特に「自分が答えることに精一杯」なことが多いので、相手に質問したり気遣いながら英会話レッスンを行うことが難しいかもしれません。
しかし、上記のような簡単な質問や返しであれば、どなたでもできるものだと思います。
この意識づけを行えるようになれば、英会話を「学ぶ」フェーズから「楽しみながら学ぶ」フェーズへと移ることができ、より早く簡単に英会話習得できるようになります。
僕がそうだったように、ぜひトライしていただきたい心構えです。
最後に:本格的に始める前にまずは無料体験レッスンで準備してみよう
今回は、オンライン英会話レッスンを始める前の準備として「インフラ編」「英語表現編」「心構え編」と3つのパートに分けてお伝えさせていただきました。
全てのパートが非常に重要で、しっかり準備しておいてほしいと思いますが、特に「心構え編」でお伝えした内容はオンライン英会話に関わらず、英語学習する際には意識して行なってほしいことです。
世間的に英語を学ぶ理由は「TOEICスコアアップのため」や「就職や転職のキャリアアップのため」と言われていますが、本質的なところで言うと「外国人とコミュニケーションをとるため」「自分の可能性を広げるため」にあると思っています。
そのため、ネイティブが持っている感覚で英語が話せるようになれば、異国の外国人とのコミュニケーションも取りやすいでしょうし、彼らをより理解できる心を持って接することができるでしょう。
最後に、僕がオススメしたいオンライン英会話に関する記事をいくつか紹介させていただきますので、気になる方は以下の記事を参考にスクール選びをしてくださいね。
自分にあった学習方法や英会話スクール選びができるように、English WIthではあなたの英語学習を応援しています。